昨日までお仕事でしたんで、今日明日で片付きますかねえ(汗)
そんな中、Amazonの配達待ちになってしまったので、外に出るに出られず・・
blogでも更新しちゃいますか・・
(配達員の皆さんご苦労さまです)
前回のVARGOトライアドストーブ、ちゃちゃっと触ってだいたい分かってきたので、実験をやってみましょ。
「トライアドで、美味しい餅を焼きたい」
火力が弱けりゃ、餅も焼きやすいデショ!!という発想。
安全のためにストームクッカーにT缶をセットし、トライアドを配置。
トライアドの足を少し内側に曲げるだけで、超安定環境の出来上がり。
ここに熱の拡散を目的に排水溝メッシュの改造アミを置く。
餅を焼くのアミはストームクッカー上部に100均のケーキクーラーを置く。
レイアウトは完璧・・・な筈。
いいかんじ!!
ところが!!
途中からヤバイことが・・・!!!!
なんと、炎の吹き出し口からアルコールが沸きだして、下のT缶にこぼれ、ストーブ自体が上下から温められて、猛烈な炎を吹き始めたのだ。(想定外)
いや、T缶置いててよかった。
無かったら、下にアルコールが炎付きで漏れて大火災である。
この年末に火事起こしてるばあいじゃないよ (ごめんなさい)
原因は直上に置いた、排水溝用のメッシュ。
チタンカップで熱が部分集中するのを防ぐために、よく利用されている。
今回も熱拡散で良い効果が出るか・・と思ったら、熱がこもってしまい、バーナーの中にあるアルコールが沸騰して、温泉の噴水のようになってしまった・・
冷や汗かきましたわ。
(室内でアルコールストーブを使う場合には、下にステンレスのお盆を用意するか、難燃剤のカーボンフェルトを敷いて、火災をおこさないように十分注意しましょう)
で、一旦消火して、拡散用のアミを取ってみましたが・・時すでにおそし。
お餅は真っ黒に。
(炎はさっきと違い、綺麗な青でしょ?)
反対側は、まるでステーキのような綺麗な網目がww
そこから、ぷっくりとお餅が膨らんだのでした。
惜しかったなあ・・・
次は手順を変えてやってみます。
さて・・
「トライアドのごとくが不安定」という記事は良く観ますが、これも実際使ってみると「検証不足でしょ?」と言いたくなるのが多い事がわかった。
こんな風に「底が平ら」なフライパンを置くと完全な「点接地」なのでフライパンがガタガタして怖い。
ましてや、卵焼きを裏返すのにフライパンを振るとかは絶対だめ。
確実にコケて火災事故をおこす。
しかしこのゴトクは・・・
ほら・・シェラカップにはぴったりw
シェラカップに、ぬるくなった缶コーヒーをいれて温め直したんですが、そんな用途であれば一瞬ですよ。大げさなゴトクも必要ないし。
やっぱ、このトライアドで
「調理をしよう」
「水を沸騰させよう」
とするから批判されるんであって、
「コーヒーを飲める温度に温めなおしたり」
「カップ麺のお湯をわかしたり」・・ 目的がはっきりしてれば楽しいストーブだと思いました。
以前、お友達に「沸騰させたら熱くて飲めない」と言われて「ごもっとも」とおもいましたねえw
ただ「水が汚い場所」であれば、「浄水器」→「沸騰」→「さます」で安全に水が入手できるので、そこは条件次第・・ですね。
トライアドは消火時に「息で吹き消す」んですが、トランギアは、そんなの無理で絶対に吹き消せません。 その辺、火力の強さに決定的な違いがあるので、用途(散歩して公園でインスタントコーヒー作るとか)に合わせて楽しんで欲しいですね。
「強風でも絶対安心で使えるが重量のあるストームクッカー」
「圧倒的な軽さで荷物をまとめられるVARGO」
「どっちも面白くて、それでいい みつを」
弱火の機能を活かして、もう少し遊んでみますね
追伸:
上下から炎に包まれたトライアドは綺麗なチタンの焼き色になりました(爆)
「餅が焼けずに チタンが焼けた みつを」