本日はエスビットEsbitのストーブセットのお話

 

Esbit CS985HA 

SPIRIT STOVE SET(SPIRITUS KOCHER-SET)

 

 

10年以上前に購入したので箱はボロボロ・・(恥)

しかし、今でも同じ商品が同じデザインで買える事が凄いですね。

それだけ信頼性は高く、息の長い商品といえますね。

 

この通りアルコールバーナーと固形燃料の両方が使えるようになっています。

同じEsbitで固形燃料専用のバージョンも出ていますが

構成は別物となっています。

 

 

本体構成です。

「縦長の本体」と「小さなフタ」からできています。

 

 

全体は、このような構成。

凸型で穴が空いているのが固形燃料台座です。

 

 

アルコールバーナーが入るとこんな感じ。

フタが回転し、火力調整できるように手前の開口部が広くなっています。

 

 

固形燃料用のパーツを入れるとこんな感じです。

 

フタはひっくり返すと小さなフライパンのようになります。

ただし直径が「丸いハム1枚位」のため、ほとんど何も焼けません 汗

 

写真のとおり、底面のゴトクに収まる箇所に「段」があるために

焼き物をひっくり返しにくいというデメリットもあります。

 

また素材がハードアルマイト処理のため、

フッ素加工と比較すると非常にこびりつきやすく

焼く対象は選ぶと思います。

 

ボクの場合、これはフライパンとしてではなく、

「お皿」として利用するようにしています。

深皿って、外飯の際には本当に重宝しますね。

 

 

大きい方をゴトクに乗せると、こんな感じです。

 

大きいほうの内側にはメモリが付いています

最大メモリは24オンスと800ミリリットルです。

 

小さい方は、

留め具の位置でちょうど200ミリリットルです。

 

が!!

ただしゴトクの熱効率が非常に悪いため

800ミリリットルのお湯は「事実上、沸騰できない」と思った方が賢明です。

この辺りは、また次回に書きたいと思います。

 

 

このセットの1番の難点はアルコールバーナーの蓋が

開口部に対して、ちょうど同じ高さのために

取っ手がこのような位置関係になってしまうこと。

 

広い開口部が「フタの上側とピッタリ」過ぎる状態になっています。

ガーン

つまり横からフタを入れての消火ができません。

えーんえーん

また横からフタを入れられないと言う事は

「フタを利用した弱火調理ができないと」言う事で、

これが非常に調理の幅を狭くしていると思います。

えーんえーんショボーン

 

設計者さん気づいてよ!と思う反面、

これ以上バーナーとクッカーの底を離したく無いという

苦渋の決断のようにも感じられるのです・・・。

 

ソロクッカーとして「火の微調整を伴う調理は行わない」と

割り切ればとても優秀なので、そこは割り切りが必要ですね。

 

 

 

 

読んでくださり、ありがとうございました。

次回に続きます。 

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