普段、ナイフや包丁の研ぎには
『シャプトン 刃の黒幕オレンジ 中砥』を利用しています。
(背景のBe-pal付録のColemanブランケットは気にしない 汗)
![]() |
シャプトン 刃の黒幕 オレンジ 中砥 #1000
3,012円
Amazon |
ステンレスナイフも良く研げる万能砥石です。
刃の角度を根本的に変えたい場合は荒砥が必要ですが
日常のメンテナンスでは刃の材質を選ぶ事なく便利に使えます。
(この1本を買ってから荒さのバリエーションを増やすと良いでしょう)
・・・なのですが・・
買ってから3年経ってみると、石の真ん中ばかり減ってしまい
ナイフが均一な刃付けが出来ないような手応えを感じるようになりました。
刃は本来同じ角度で砥石にあてて研ぎたいのです。
1枚目の写真では、そんなに歪みは無いように見えますが
ためしに定規をあててみると・・・
ひいいい! 真ん中ががっつり減って向こうが見えています。
こんなに減ってたかあ・・
で、修正の仕方をネット検索し、情報を元に、
アスファルトの上に砥石をあててゴリゴリ擦ってみましたが・・・
10分やってギブアップしました(汗)
腕が痛くなるほど頑張っても全然修正できません。
アスファルトの上でオジさんが石をゴリゴリしてるのも怪しいし(汗)
怪しすぎて通報されても困るので(汗)
そこで文明の利器をポチッと・・・
てってれー「修正用砥石〜」(ド●え●んの声)
面の修正用ダイヤモンド砥石を導入してみました。
片面#120 もう片面は#180となっています。
![]() |
Kinlight 面直し用砥石 修正砥石 面直し 修正用 両面使える2役タイプ 粒度 #180...
2,000円
Amazon |
使い方はマニュアル通りにはおこないません 笑
まず、砥石の面を鉛筆で黒く塗ります。
マジックインキで塗る事を推奨する方もおられますが、
このあとダイヤモンド側の目詰まりを考えると
個人的には鉛筆がベストに思いました。
おらおらおらー
全面が真っ黒になりました。
どこに砥石が当たってないかを見るのが目的なので
綺麗さではなく、全体に塗り残しが無いことを重視して下さい。
下側には平面を維持するために板を敷きます。
水も使いますので雑巾かペーパータオルを敷きます。
時間短縮を考えて、荒い方の#120 面を利用するようにします。
(#120面を下に砥石にあてます)
不思議なことに、この修正ダイヤモンド砥石はジャスト・シャプトンサイズw
幅も長さもジャスト。専用品かというぐらい。
説明書きでは砥石に対して斜めに利用する写真があるのですが
それでは長辺方向の平面化が保証できません。
そこで、ひたすら「まっすぐ」に移動させます。
横や斜めに移動はさせません。
ある程度、動かしてから、ダイヤモンドをどけて確認すると・・・
まあ想像どおり(汗)、中央はほとんど削れず、黒いままです。
ダイヤモンドのキツイ溝が残って粉の舞い上がりも酷いので
すこし表面に水をつけます ペタペタ・・・
ひたすら真っ直ぐ動かします。 ストレートだ!ストレートだ!
(気持ちはジョーですw)
削れた砥石くずがダイヤモンドに入り込みます。
べっちゃりクリームみたいに絡みついてます。
時々、両方を水で洗い流さないと効率が悪くなります。
さらに数十分動かし続けると、凹んでいる場所が小さくなってきました。
凹んでいる箇所に砥石のネバネバが固まっています。
(鉛筆の黒い箇所は黄色いネバネバの下に隠れて見えません汗)
水で洗って、もう一息じゃ!!
(青いペーパーがかなり水を含んでいますね)
かなり時間かかっています。
チラッ
ふおおおおおお! 凹みが無くなってきた! キタッー!
定規をあててみます
ススススス・・・・
ふおっほっほっ 平面回復じゃー!w
たった数ミリの平面を回復するのに、こんなに時間がかかるとは・・・
普段から使ってすぐに修正していくのが最適ですね
また、ATS-34あたりになると、こういった砥石ではなくて
ダイヤモンド砥石のみを使った方が良いでしょうね。
乾燥させてケースに入れて、無事作業完了です。
ありがとうございました。
------------------------------------------------------------------------------------
本ページの画像権利はodbaka/OutDoorBAKAが保持しています。
記事内容と画像の無断利用を禁止します。
©️odbaka ©️OutDoorBAKA