もえぎ梅染プロジェクト、第二弾!!
もえぎ梅染プロジェクト、第二弾!!「もえぎ梅染PJ」とは?障害福祉支援もえぎグループらしい出口戦略として、わが国の伝統技術の伝承を、知的・発達障害を抱えた子供たちが担い、彼らの自尊自立を目指すPJです。【梅染とは】明治初期まで行われていた植物染の技法で、ある季節に剪定した梅の樹木に含まれる薄紅の色素で生地を染めるもの。京友禅に伝わる技法ながら、一旦途絶え、山本晃氏が復活。元々京友禅の技法は、一子相伝で、これまで外部に伝えないことが多かった。第62回伊勢神宮遷宮における左記神宝の糸染は、わが国きっての染色家である京.山本晃氏が、手掛けた(神宮司庁公表資料より)。【講師】山本晃(やまもと あきら)京友禅の世界で、古代より伝わる「梅染」を復活させた当代きっての染色家。先の第62回伊勢神宮式年遷宮では、神宝「玉纏御太刀(たままきのおんたち)」を飾る糸の染色を手掛けた現代の名匠の一人。・第3回 梅苔の採集~染液作りと、梅苔染め&墨絵入れ友禅体験(参加費1,500円/染めたハンカチ代含む)【葉山会場】 H.29年2月4日(土) 午前11:00~午後3:00(先着10名)【川奈会場】 H.29年2月5日(日) 午前11:00~午後3:00(先着10名)・第4回 梅苔の採集~染液作りと、梅苔染め&墨絵入れ友禅体験(参加費1,500円/染めたハンカチ代含む)【葉山会場】 H.29年3月4日(土) 午前11:00~午後3:00(先着10名)【川奈会場】 H.29年3月5日(日) 午前11:00~午後3:00(先着10名)【参加申し込み方法】・ご希望の方は、1月24日(金)までに、本紙裏面の申込み欄に必要事項をご記入の上、コピーをご利用いただいている各施設へお持ち下さい。・なお、各回とも定員に限りがございますので、先着順にて、締め切らせて頂きます。【ご挨拶】平素は、いつも私どもの施設をご利用いただき、誠に有難うございます。さて、私たち障害福祉支援もえぎグループは、お陰様で神奈川県・静岡県を中心に、現在約25カ所の放課後等デイサービス事業所を開設するに至りました。個別療育をはじめ、各施設では、真の療育に力を注げる施設づくりに努力しておりますが、通って下さっているお子様たちは、いずれ社会に出てゆきます。諸外国と比べて明らかに見劣りするわが国の就労支援施設の状況を鑑みたとき、「出口とどう向き合うのか」、これが私たちの課題でもありました。そうした中、京都で現代の名匠として活躍しておられる山本晃様のご協力により、知的発達に障害を抱えた子供たちが、わが国の伝統技術の継承を担い、低賃金を余儀なくされる障害者へ、健常者と遜色ない賃金を支払える仕組みを構築できる可能性が生まれました。具体的には、京友禅の世界で、古代より伝わる「梅染」を復活させた山本晃氏の監修により、着物にとらわれない高付加価値なアパレル製品群を、製造工程を12工程に細分化して、各工程毎の要求能力と、子供の資質をマッチングさせる形の就労支援施設(梅染工房)を開設することより、彼らが「組織的な技の相続人」となって、将来の自尊自立につながる新たな職場の創造を目指します。昨年11月にキックオフした本PJは、伊東川奈ひかりのある伊豆の小室山に、約1,100坪の広大な敷地を確保し、当事者目線を大事にしてきた私たちだからこそ描ける共生社会の実現に向け、グループ内に、医療・福祉・教育分野を総合的に展開する「一般社団法人ひかり」を設立し、いよいよ就労支援施設の建設に向け、具体的な準備に入りました。私たちは、知的・発達に障害を抱えた子供たちの特性を知っています。そして、私たちの目の前には、日々療育している子供たちがいます。障害福祉支援もえぎグループは、本プロジェクトを何としても完遂させ、成功モデルを作り上げることで、今後障害児たちを一生涯支えることのできる枠組みの構築を目指して参ります。NPO法人 障害福祉支援もえぎ 理事長 山本肇一般社団法人ひかり 理事長 生田一夫NPO法人 障害福祉支援もえぎ 創業者