アキレス腱を断裂して三ヶ月経ちました。仕事や日常生活にかなりの不自由を感じながらも、いつもの演奏活動は休むことなく続けています。
今日の現場は、障害のある方たちの通所施設。実は先月に演奏させていただく予定だったのですが、前日に新型コロナウイルスに感染して行かれなくなり、やっと月遅れで伺いました。

こんな自分の演奏を、待っていてくれる人たちがいる。
福祉施設や地域コミュニティでの演奏は、聴いてくださる方と演奏する側との、双方向のやり取りから発展して、時としてカオス状態となることもありますが、そこは音楽を通してみんなが主人公になれる場所。
そんな場所を、場面を作る。これが生きる自分の役割。
決して上手くもない自分が、この活動を長きに渡り続けることができている。これは目に見えない何かに動かされているからだと、そう思えてなりません。
合掌
