フォークシンガー「おだしょう」〜夕暮れ時は楽しそう♫

フォークシンガー「おだしょう」〜夕暮れ時は楽しそう♫

若い頃に戻りたいなんて、全然思いません。人生は夕暮れ時からが楽しい。
音楽を通じて、出会った素敵なエピソードを綴ります。

     かたつむりぼちぼちいこか~ぶーぶー

$フォークシンガー”おだしょう”の…ぼちぼちいこうかぃ~(*^^)v-フォークシンガー


              





昨夜は、久ぶりに沢田聖子さんのライブに行ってきた。


沢田聖子さん?知らない人もいるかもしれない。

さわだしょうこさん。よく「さわだせいこ」と呼び名を間違われる。それは松田聖子のせいだろう。


デビューは沢田聖子さんのほうが松田氏より早い。しかも、あっちは芸名だが沢田聖子は本名なのだ。


松田聖子がデビューして人気に火がついたとき「まつだしょうこ」と呼んでしまい、同級生に笑われたことがある。


さて、沢田聖子さん。僕はデビューしてからのファンで、高校生のときには授業をサボってコンサートにも出かけるくらいに好きだった。当時の彼女はフォーク少年の間でアイドル的人気があり、コンサート会場は大きくてどこも満員だった。


時は流れて。


社会人になってから暫く経った頃。彼女の演奏はライブハウスが中心となっていた。それでもコアなファンはまだまだ多く、客席は満員だった。


僕が最後に沢田聖子さんのライブに出かけたのは、二十年近く前になる。でもそれからもずっと彼女は歌い続けていた。


今年から僕は「会いたい人には、迷わず会っておこう作戦」を実行している。


聖子さんにも、もちろんその矛先は向かう。





今年は地元ではライブがないので、岡山まで車を走らせ、聖子さんに会ってきた。


あの頃とちっとも変わらない歌声。いい年したおっさんが、胸ときめく瞬間。まだこんな気持ちになれるんだ!と、嬉しくなった。


彼女は実は苦労人で、金儲け主義の大人に翻弄され、とても苦しい思いをして歌ってきた経緯がある。それが自らしがらみを解き放ち、今は等身大のままで歌っている。その姿を見ているだけで、こちらまで元気になる。


「人生にはいつの日か終わりがくる。けれどこれからも、自分をあきらめない」


トークで彼女はそう言った。


会いたい人は、今のうちに会っておこう。


これからも作戦を実行する。