インターネットが普及し、仮想空間上では多くの情報を入手し様々なことできるようになったが、現実世界ではデジタルと結びついていない部分も多い。
その筆頭が、家だ。
今だに電気を手動で付けて、いちいちエアコンの温度を調整しないいけないのはなかなか馬鹿げているとさえ思う。
そこで、家をスマートホーム化するとどれほど変わるのか、そして未来にはどんな家に暮らすことできるようになるのか調べてみた。
スマートホームといってまず思い浮かぶのが、スマートスピーカーだ。
アメリカに端を発して普及したが、端末価格が安く、テックメーカーが大々的に宣伝していることもあり日本でも徐々浸透してきたように思う。
現在は、照明、エアコン、テレビなどの多くの家電と接続して音声で操作することができる。
特に注目したいのが照明だ。
夜寝る時にはだんだんと暗くして、朝になったら自動でカーテンを開けつつ日光に近い照明を徐々に明るく設定していくという設定もできる。
こうした機能は便利なだけではなく、私たちの健康に寄り添ってくれるものだ。今はスマートホームというとただ便利になるという文脈で語られがちだが、実際には健康、安全といった明確なメリットも多くあると思う。
スマートホーム化の恩恵は家にいる時だけにとどまらない。注目すべきはスマートロックだ。
従来の物理的な鍵をスマートフォンや生体認証に置き換えることが可能なので、鍵を閉め忘れていないか後から確認できる、鍵を紛失してしまっても開けられる、子供に鍵をもたせる必要がないといった恩恵がある。
その他、カメラやコミュニケーション用デバイスを取り付ける選択肢もある。
例えば、ペットを飼っている方であれば旅行中でもペットの様子を確認できる、子供が帰ったことを自動で通知してくれる、高齢の親の見守りに活用するといった使い方ができる。
続いて考えたいのが、スマートホームの未来だ。
実は最近、音声による指示はすぐに必要なくなるのではないかという見方がある。
住んでいる人の情報さえインプットされれば、その人の行動を先回りして部屋の温度や明るさを調整すれば良いからだ。
確かに先回りしてくれる完全自動化の方が、スマートと呼ぶにふさわしい気がする。
このように、スマートホームにあらゆる情報が蓄積する際に気になるのがセキュリティリスクだ。また、故障リスクも考えられる。
新しいテクノロジーが登場した時にはいつもそうであるが、メリット、デメリットを理解しつつ導入するべきで、使う側のリテラシーも求められると思う。
