平凡な大学生のあなたが、たった三分でウルトラ大学生に変身する方法が見つかる秘密の図書館。 -4ページ目

平凡な大学生のあなたが、たった三分でウルトラ大学生に変身する方法が見つかる秘密の図書館。

限りなく凡人の僕が、100人以上のスゴイ大学生に取材して分かったこと、それは「やっぱり才能は1%」ということでした。凡人とウルトラマン、実は紙一重です。この瞬間からでも追いつけます。あなたが突き抜けるキッカケをここで見つけていって下さい。

おはようございます、こんにちは、こんばんは!


スゴイ大学生ジャーナリストの長瀬です。




「スゴイ大学生~挑む者たち~」は、


今までに100人以上のスゴイ大学生を取材した僕が、


特に印象的な人物をフィーチャーし、


皆さんに紹介していくコーナーです。






今回は、誰もやったことのない方法日本一周を果たした大学生、


円谷雁十郎(つぶらや がんじゅうろう)さんにお話を聞いてきました。


彼は、一年4か月という歳月をかけ、


なんとハイハイで、


奈良の東大寺から出発し、


西回りで日本を一周(沖縄、北海道は除く)。


先日再び東大寺の門をくぐり、見事ゴールインしました。


ハイハイでの日本一周とは一体どのようなものなのでしょう?


インタビューの模様をさっそくご覧ください。





長瀬「本日はよろしくお願いします」



円谷「こちらこそよろしくお願いします」



長瀬「世界一周、日本一周といった、○○一周というのは、大学生の定番ではありますが、普通は車や自転車に乗って移動しますよね?円谷さんは、どうしてまた、ハイハイで日本を一周しようと思ったのですか?」



円谷「僕は小さいころから足が遅く、かけっこが嫌いな子供でした。だからいつもリレーや徒競走という足の速さがもろにばれてしまうような種目からは逃げて、障害物競走のように、走力がよく分からない競技にばかり出ていたんですね。そういう消極的な動機で始めた障害物競争だったんですけど、なぜかめちゃくちゃ強かったんですよ。そこだけが自分の輝ける場所、みたいな。クラスの中でも、障害物競争は円谷に任せれば大丈夫って空気になって(笑)。それで僕も嬉しくなって。でも足の遅い僕が、どうしてこんなに強いのかな?って親がとったビデオを見て分析してみたら、ハイハイが尋常じゃなく早かったんですよ。障害物競争って、段ボールのトンネルをくぐるとか、縄網の下を這うとか、やたらとハイハイを求められるじゃないですか。僕だけが、あそこで圧倒的にリードしちゃうんですよ。気持ち悪いくらいでしたわ。そのときまで普通だと思ってたんですけど、僕、膝の皮が尋常じゃなく厚いんですよ。ゾウの足の裏並なんです。だからハイハイをしても全く膝が痛くないし、むしろ普通に歩くより楽だったんです。」



長瀬「なるほど、それでハイハイで日本一周を」



円谷「ええ。僕がハイハイで日本を一周することで、足が遅くて悩んでいる子供たちにエールを送れるのでは、と思ったんです」



長瀬「それは実に素晴らしいことですね。僕も足の速さには自信がないんで、円谷さんには勇気づけられました。でも僕、面の皮だけは厚いんで、今度顔面立ちで日本一周してみようかな(笑)」



円谷「ははは(笑)それはいい。長瀬さんにぴったりだ(笑)」



長瀬「ちょっと~円谷さん冗談きついですよ(笑)。でもいくら膝が強くてもハイハイで日本一周ってすごいハードですよね?」



円谷「ええ、そりゃあもう。見える世界が全く違いますから。虫とかめちゃくちゃリアルに見えて気持ち悪いんです。犬とかも怖いんです、同じ高さになるわけですから。犬のほうも勝てると思って、俄然強気になりますからね。その時ほど、ペットは家族なんて言ってる人に腹が立った時はなかったです。でもこの旅を通じて、犬のタイプや性格なんかが分かるようになったんです。だから今はブリーダー目指して勉強中です」



長瀬「円谷さんに勝負を挑むなんて、勇敢な犬もいるもんですね。円谷さんは、本当にずっとハイハイをしていたんですか?食事もその姿勢で?」



円谷「ええ基本的には。ただね、こんなところで言っちゃって大丈夫か分からないですけど、女子高生のパンツを覗いていると勘違いされて、警察に連れて行かれた時だけは、さすがに二足歩行するしかなかったですね。あの時は参ったな~」



長瀬「そんなことが…。でも円谷さん、本当のところはどうなんですか?ばっちり見えてたんじゃないんですか(笑)」



円谷「それはまあ…って何言わせるんですかっ(笑)」



長瀬「冗談はさておき、ハイハイ日本一周で学ばれたこと何でしょう?」



円谷「ずばり、人の愛情ですね。ほら、誰だって赤ちゃんの頃は一人じゃ何もできないじゃないですか。覚えていなくても、こうして大人になるには、数えきれないほどの人の愛情を受けてきたわけですね。今回、童心にかえって旅をして、本当にたくさんの人に支えられ、助けてもらいました。己の弱さ、無力さ、それらを痛感し、あらためて人への感謝の気持ちを思い出したんです」



長瀬「素敵なお話ですね。その後の生活に何か変化はありましたか?」



円谷「はい、実に様々な変化がありました。雲の上にいるような方とお会いする機会にも恵まれました。たとえばオリンピックのマラソン金メダリストとか。これは本当にありがたいことですね。あとは、自衛隊にならないかっていうスカウトも増えましたね。それと……ニュースでハイハイしてる僕を見たゲイの人に言い寄られることが増えました(笑)。そういう趣味はないですけどね。」



長瀬「ある意味似た姿勢ですもんね(笑)。今後の展望などあれば是非お聞かせください。」



円谷「やはり次は『世界』を目指しています。ハイハイで万里の頂上を渡りきるなんてのもおもしろそうですね。」



長瀬「それは壮大なプロジェクトですね!楽しみにしています。本日は貴重なお話をありがとうございました。」



円谷「いえ、こちらこそありがとうございました。」







取材後期


円谷雁十郎さんは、そのお名前のいかめしさとは真逆の、とても柔和で、


ユーモラスな方でした。今後の一層のご活躍が楽しみです。




インタビュアー

長瀬拓哉