2019年10月13日。
台風19号が過ぎ去って、晴天の日曜日。
昨夜は台風の雨風が心配で、寝るのが遅くなってしまったので、9時起床。
夫と二人で家の周りを確認したりする。
大きな被害はなかったが、庭のそばで猫の鳴き声がすることに気づいた。
子猫っぽい高い声。
しきりに鳴いてるけど…、台風に巻き込まれて何かあったのだろうか?
どうやら庭の向こう(隣の会社の敷地)からするような?
とりあえず、午前中はニュースみたりして過ごす。
12時になりお昼を食べてると、まだ猫の鳴き声が。。。
私「気になるね(心配している)」
夫「気になるね(同意してくれてる)」
探して保護しようか?という気持ちと保護しても飼えないし、という気持ちが錯綜する。
夫も同じ気持ちである。
実家の姉にLINEしてみる。まず見つけて助けないと!と言う言葉に背中を押されて、タオル片手に夫と探索へ。
お隣の会社の方が居たので許可をもらい、敷地に侵入。家の庭に隣接する塀と、会社のコンテナとの隙間から声が…いた!
迷わず保護。
子猫が4匹。でも1匹はもう死んでいて硬直していたので、合計3匹。
キジトラ2匹、ハチワレ1匹だった。
子猫はかなり小さく、手のひらに収まるサイズ。
親猫は???と思うがあたりに猫の姿はない。
敷地に入らせてくれた会社の方が、この辺には野良猫がいること、向かいの会社の人がたまに餌をやってることを教えてくれた。感謝。
どうやら出社しているようだったので、情報収集の為、突撃。
事務の女性の方に事情を話すと、確かに子猫に似た猫がたまに来るとのことだが、素性は不明。
それよりもそれから一番小さくて塗れていて冷たい子猫をドライヤーで乾かしてくれ、ダンボール箱にさらしを敷いて、猫達をいれてくれた。感謝。
こんなときどうしたらいいのかわからない我々夫婦に、いとこに、猫を保護してる人を知ってる人がいるそうで、連絡とってくれた。感謝。
ただ、台風の被害を受けている地域の方で、すぐには動けなさそうということ。
その間、事務所の入り口で日向ぼっこしながな猫達を温めつつ、対策を検索。親猫の気配はない。
ちなみに、私も夫も共働きで平日は仕事。
さらに私は現在妊娠中で冬にはいよいよ産休、初産だった。
飼ったこともない子猫三匹を受け入れるのは難しいと思った。夫も私も飼うなら猫!派だけど。
とりあえず親猫が来たら教えてもらえるよう、電話番号を伝えて帰宅。
調べたらまずは動物病院に行くのがよさそうなので、近所の動物病院に電話。16時にきてくれ、とのこと。
それまではとにかく保温!保温!保温!
湯たんぽ作って、猫達を見守る。体温はだんだんあがってきたみたい。
[photo:02]
16時、猫達を連れて病院へ。
わかったのは、
・キジトラ2匹はメス、ハチワレはオス。
・まだ生まれて2、3週間の乳飲み子であること。
・まだ1、2週間はミルクが必要だが、お世話は大変だから覚悟してほしい、ということ。
・お世話が大変故に、乳飲み子は保護の引き取りもされづらいこと。
・とりあえず3匹とも今すぐ命に関わるような体調ではないこと。
一番小柄で濡れていて弱っていたキジトラの子猫が体力落ちていたので、注射して、ブドウ糖を飲ませてくれた。
排泄方法と、ミルクのあげ方、子猫の持ち方を教えてくれた。
ミルクは子猫用ほ乳瓶だと大きいと思うので、と、注射針?にチューブをつけたものをくれた。
尚、体重は毎日測って増えないとダメとのこと。出来れば1週間後経過を診たいと心配してくれた。
ここまでしてくれてお金は初診料だけだった。感謝。感謝。
帰りに子猫用粉ミルクを買って帰宅。
せめて1匹くらいは飼うべきだろうか?など二人で真剣に考えてみる。人間の乳飲み子とお世話を両立できるか?の不安が拭えない。やっぱり平日になったら保護してくれそうな施設に電話してみるか、という話をする。
夕飯を作っていたら、先ほどのダンボールくれた事務所の方が、保護活動している人と連絡がつき、木曜日以降なら引き取れるかも、という電話を、くれた。
当然お願いした。なんて有り難い。感謝。感謝。感謝。
この後どうなるのだろう、という気持ちと、まずは木曜日まで面倒みる、ではやはり気分が違う。
18時頃、初ミルクをあげる。お互い慣れない為か、飲む量が少ない。
10時頃、またミルクをあげようとしたらめっちゃうんちしてる!自分で排泄できたなんて。元気で何より。
夜、ミルク。
深夜、ミルク。
早朝、ミルク。
なるほど、大変だわ。
14日。
一番小さい子猫は朝、目ヤニで両目が開かなかった。猫の体調は目ヤニにでると病院の先生曰わくが言っていた。まだ体調は回復してないらしい。
教えてもらっていた通り、濡らしたコットンで両目を目を濡らして目をあけた。他の二匹の目ヤニもきれいにした。
お昼のミルクの後体重を測ったら、なんか病院で測った時より軽い!!!
(正確には覚えてないけど明らかに軽い)
ミルクの量をもっと増やさないといけないな!?と夫と決意。子猫に遠慮せず流し込むことに。
おやつミルク、夕飯ミルク、夜ミルク、寝る前ミルク…。
段々とやり方がわかってくる。
ミルクの温度が低いとあまり飲まないこと。
一気に飲ませるより二回に分けた方が量を飲むこと。でもミルクがすぐに冷めるから湯煎で温めながらやるといいこと、など。
でも思ったより体重は増えないし、おしっこはするけどうんちをしない。心配になってくる。
子猫を育てるって気持ち的にも大変だ…と痛感。
15日。
朝ミルクの為、少し早めの起床。
今朝は全員目があいてる。よかった。
今日から夫は出勤。私は妊婦検診の為有休。明日から私も夫と同じ時間に出勤なので、昼間見てられるのは今日まで。
昼ミルクまでに帰ればよいと思い、猫たちを置いて妊婦検診へ。
と、思ったらダンボールをくれた事務の方から呼び止められる。
ななななんと、明日から仕事だという私を気遣い、いとこの方が明日から面倒をみてくれる、今日15時以降に引き取りにこれると言っているそうなのだ。(その後は保護活動している方へ)
なんて優しい。なんて猫思い。
申し訳ないと思いつつ、猫たちにはその方がいい。
もちろんお願いした。
ついでにこれから私が出掛けている間、猫を見ててくれるとも言ってくれた。
猫たちはかなり元気になってきており、ダンボール箱を超えようとするので見ててくれたらこれも有り難い。当然お願いした。
夫にLINEをした。夫は今朝が見納めになったのか、と少し淋しそうだった。
妊婦検診が終わり、即刻預かってもらっていた猫を引き取り、お昼のミルクをあげる。
ミルクあげるのも慣れてきたもので、最初は夫婦で三匹やっていたのに、今は一人でもほぼ同じ時間で三匹飲ませることができる。しかも量も多い。
少し寂しさを感じつつ、最後の写真を撮る。
[photo:04]
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検診に行ってる間、保護活動している方のブログを読んだり、世間の類似話を読んだりした。
私はずっと自分の行動について考えてた。
拾った時からずっと、出来れば親猫に返したかった。親猫が子猫を探していたらどうしよう。エゴだったかとしれない。と。
でも拾った後親猫らしき姿は見てないし、声も聞いてない。鳴く子猫と家の周りを歩いたりもしたけど出てこなかったし、何より1匹既に死んでいたあの場所に、あのまま放置していたらもっと衰弱して死んでしまったかもしれない。
飼えないことがわかっていながら猫を保護してしまったことを後悔したり、保護してよかったと考えたりの繰り返し。
今回は、猫たち思いの人の多さと行動力に感謝しかない。私が勝手に心配して勝手に拾っておいて飼えないとか自分勝手な事を言ってるのに、なんてありがたいのか。
そう思い、保護活動してる人へ寄付金をつつみ、簡単な手紙を添え、猫たちのミルクと体重の記録をつくり、粉ミルクと渡す用意をして、猫たちに最後のミルクをあげた。
最後に写真も一枚ずつ撮った。
お迎えが来た。
猫たちの説明をし、どんなお世話をしたかを伝え、後はよろしくお願いした。
喪失感と、安堵感。
たった2日間程度のお世話で、夫は寝不足。
私も身体も気持ちも休まらない日々だった。
この後控える子供ののお世話が思いやられる。
でも猫達は本当に可愛いかったし、お世話できてよかったと思う。
今日の妊婦検診で、子供の性別が娘とわかった。
娘が動物を可愛がられるようになったら、猫を飼いたいと思う。
その時はもちろん保護活動している人達から譲り受けたい。
台風19号が過ぎ去って、晴天の日曜日。
昨夜は台風の雨風が心配で、寝るのが遅くなってしまったので、9時起床。
夫と二人で家の周りを確認したりする。
大きな被害はなかったが、庭のそばで猫の鳴き声がすることに気づいた。
子猫っぽい高い声。
しきりに鳴いてるけど…、台風に巻き込まれて何かあったのだろうか?
どうやら庭の向こう(隣の会社の敷地)からするような?
とりあえず、午前中はニュースみたりして過ごす。
12時になりお昼を食べてると、まだ猫の鳴き声が。。。
私「気になるね(心配している)」
夫「気になるね(同意してくれてる)」
探して保護しようか?という気持ちと保護しても飼えないし、という気持ちが錯綜する。
夫も同じ気持ちである。
実家の姉にLINEしてみる。まず見つけて助けないと!と言う言葉に背中を押されて、タオル片手に夫と探索へ。
お隣の会社の方が居たので許可をもらい、敷地に侵入。家の庭に隣接する塀と、会社のコンテナとの隙間から声が…いた!
迷わず保護。
子猫が4匹。でも1匹はもう死んでいて硬直していたので、合計3匹。
キジトラ2匹、ハチワレ1匹だった。
子猫はかなり小さく、手のひらに収まるサイズ。
親猫は???と思うがあたりに猫の姿はない。
敷地に入らせてくれた会社の方が、この辺には野良猫がいること、向かいの会社の人がたまに餌をやってることを教えてくれた。感謝。
どうやら出社しているようだったので、情報収集の為、突撃。
事務の女性の方に事情を話すと、確かに子猫に似た猫がたまに来るとのことだが、素性は不明。
それよりもそれから一番小さくて塗れていて冷たい子猫をドライヤーで乾かしてくれ、ダンボール箱にさらしを敷いて、猫達をいれてくれた。感謝。
こんなときどうしたらいいのかわからない我々夫婦に、いとこに、猫を保護してる人を知ってる人がいるそうで、連絡とってくれた。感謝。
ただ、台風の被害を受けている地域の方で、すぐには動けなさそうということ。
その間、事務所の入り口で日向ぼっこしながな猫達を温めつつ、対策を検索。親猫の気配はない。
ちなみに、私も夫も共働きで平日は仕事。
さらに私は現在妊娠中で冬にはいよいよ産休、初産だった。
飼ったこともない子猫三匹を受け入れるのは難しいと思った。夫も私も飼うなら猫!派だけど。
とりあえず親猫が来たら教えてもらえるよう、電話番号を伝えて帰宅。
調べたらまずは動物病院に行くのがよさそうなので、近所の動物病院に電話。16時にきてくれ、とのこと。
それまではとにかく保温!保温!保温!
湯たんぽ作って、猫達を見守る。体温はだんだんあがってきたみたい。
[photo:02]
16時、猫達を連れて病院へ。
わかったのは、
・キジトラ2匹はメス、ハチワレはオス。
・まだ生まれて2、3週間の乳飲み子であること。
・まだ1、2週間はミルクが必要だが、お世話は大変だから覚悟してほしい、ということ。
・お世話が大変故に、乳飲み子は保護の引き取りもされづらいこと。
・とりあえず3匹とも今すぐ命に関わるような体調ではないこと。
一番小柄で濡れていて弱っていたキジトラの子猫が体力落ちていたので、注射して、ブドウ糖を飲ませてくれた。
排泄方法と、ミルクのあげ方、子猫の持ち方を教えてくれた。
ミルクは子猫用ほ乳瓶だと大きいと思うので、と、注射針?にチューブをつけたものをくれた。
尚、体重は毎日測って増えないとダメとのこと。出来れば1週間後経過を診たいと心配してくれた。
ここまでしてくれてお金は初診料だけだった。感謝。感謝。
帰りに子猫用粉ミルクを買って帰宅。
せめて1匹くらいは飼うべきだろうか?など二人で真剣に考えてみる。人間の乳飲み子とお世話を両立できるか?の不安が拭えない。やっぱり平日になったら保護してくれそうな施設に電話してみるか、という話をする。
夕飯を作っていたら、先ほどのダンボールくれた事務所の方が、保護活動している人と連絡がつき、木曜日以降なら引き取れるかも、という電話を、くれた。
当然お願いした。なんて有り難い。感謝。感謝。感謝。
この後どうなるのだろう、という気持ちと、まずは木曜日まで面倒みる、ではやはり気分が違う。
18時頃、初ミルクをあげる。お互い慣れない為か、飲む量が少ない。
10時頃、またミルクをあげようとしたらめっちゃうんちしてる!自分で排泄できたなんて。元気で何より。
夜、ミルク。
深夜、ミルク。
早朝、ミルク。
なるほど、大変だわ。
14日。
一番小さい子猫は朝、目ヤニで両目が開かなかった。猫の体調は目ヤニにでると病院の先生曰わくが言っていた。まだ体調は回復してないらしい。
教えてもらっていた通り、濡らしたコットンで両目を目を濡らして目をあけた。他の二匹の目ヤニもきれいにした。
お昼のミルクの後体重を測ったら、なんか病院で測った時より軽い!!!
(正確には覚えてないけど明らかに軽い)
ミルクの量をもっと増やさないといけないな!?と夫と決意。子猫に遠慮せず流し込むことに。
おやつミルク、夕飯ミルク、夜ミルク、寝る前ミルク…。
段々とやり方がわかってくる。
ミルクの温度が低いとあまり飲まないこと。
一気に飲ませるより二回に分けた方が量を飲むこと。でもミルクがすぐに冷めるから湯煎で温めながらやるといいこと、など。
でも思ったより体重は増えないし、おしっこはするけどうんちをしない。心配になってくる。
子猫を育てるって気持ち的にも大変だ…と痛感。
15日。
朝ミルクの為、少し早めの起床。
今朝は全員目があいてる。よかった。
今日から夫は出勤。私は妊婦検診の為有休。明日から私も夫と同じ時間に出勤なので、昼間見てられるのは今日まで。
昼ミルクまでに帰ればよいと思い、猫たちを置いて妊婦検診へ。
と、思ったらダンボールをくれた事務の方から呼び止められる。
ななななんと、明日から仕事だという私を気遣い、いとこの方が明日から面倒をみてくれる、今日15時以降に引き取りにこれると言っているそうなのだ。(その後は保護活動している方へ)
なんて優しい。なんて猫思い。
申し訳ないと思いつつ、猫たちにはその方がいい。
もちろんお願いした。
ついでにこれから私が出掛けている間、猫を見ててくれるとも言ってくれた。
猫たちはかなり元気になってきており、ダンボール箱を超えようとするので見ててくれたらこれも有り難い。当然お願いした。
夫にLINEをした。夫は今朝が見納めになったのか、と少し淋しそうだった。
妊婦検診が終わり、即刻預かってもらっていた猫を引き取り、お昼のミルクをあげる。
ミルクあげるのも慣れてきたもので、最初は夫婦で三匹やっていたのに、今は一人でもほぼ同じ時間で三匹飲ませることができる。しかも量も多い。
少し寂しさを感じつつ、最後の写真を撮る。
[photo:04]
[photo:05]
[photo:06]
[photo:07]
検診に行ってる間、保護活動している方のブログを読んだり、世間の類似話を読んだりした。
私はずっと自分の行動について考えてた。
拾った時からずっと、出来れば親猫に返したかった。親猫が子猫を探していたらどうしよう。エゴだったかとしれない。と。
でも拾った後親猫らしき姿は見てないし、声も聞いてない。鳴く子猫と家の周りを歩いたりもしたけど出てこなかったし、何より1匹既に死んでいたあの場所に、あのまま放置していたらもっと衰弱して死んでしまったかもしれない。
飼えないことがわかっていながら猫を保護してしまったことを後悔したり、保護してよかったと考えたりの繰り返し。
今回は、猫たち思いの人の多さと行動力に感謝しかない。私が勝手に心配して勝手に拾っておいて飼えないとか自分勝手な事を言ってるのに、なんてありがたいのか。
そう思い、保護活動してる人へ寄付金をつつみ、簡単な手紙を添え、猫たちのミルクと体重の記録をつくり、粉ミルクと渡す用意をして、猫たちに最後のミルクをあげた。
最後に写真も一枚ずつ撮った。
お迎えが来た。
猫たちの説明をし、どんなお世話をしたかを伝え、後はよろしくお願いした。
喪失感と、安堵感。
たった2日間程度のお世話で、夫は寝不足。
私も身体も気持ちも休まらない日々だった。
この後控える子供ののお世話が思いやられる。
でも猫達は本当に可愛いかったし、お世話できてよかったと思う。
今日の妊婦検診で、子供の性別が娘とわかった。
娘が動物を可愛がられるようになったら、猫を飼いたいと思う。
その時はもちろん保護活動している人達から譲り受けたい。




