万が一の事態に備えて多くの人が生命保険に加入していますが、このサービスを利用するときには知っておくべきいくつかのポイントがあります。高額な保険料を支払っているにもかかわらず保険会社が破綻してしまったら、何の補償も受けられないのではないかと心配している人がいるかもしれません。
しかし生命保険契約者保護機構というものがあり、たとえ保険会社が破綻したとしても保険契約は継続してもらうことが可能です。しかし全額が補償されない場合があり、そんなときには責任準備金の9割までが補償してもらえます。
このような補償が用意されているとはいえ、破綻しない保険会社を選ぶことが大切だと言えます。保険会社の財務状態をチェックするのであれば、格付け会社の利用が便利でおすすめです。アルファベットのAとBとCで表記されており、財務状態の健全性が最も高い場合にはAAAと表記されます。
一方で財務状態の健全性が最も低い場合にはCというように表記されます。財務状態は年によって異なるため、加入している保険会社の格付けは毎年チェックしておくことをおすすめします。また新しい保険に加入するときには、加入を検討している保険会社の格付けを確認しておけば安心できます。