またまたアワードシリーズからは外れて、ごくフツーのコメディ。こういうのイギリス独特なのかな。ちょっとヤボ臭くて、それでも最後にはしんみりさせる(私はダメ)というもの。田舎の全く流行っていないパブの話。長く外に出ていた弟が帰ってきて、父親、兄、兄の子供とパブを再建するというもの。ここではパブは一日なん十件もつぶれている。一パイントのビールが10ポンドもするのでは、だれもパブで飲みたいとは思わないのだろう。私もたまのランチの他にパブにお酒を飲みに行ったのはいつだったろうか。
再建には話題性がないと、ということでビールを醸造することになる。もちろんコンテストがあって、新人なのに優勝するというまるで驚きゼロの話だ。もちろん悪役もいるし、その手下もいる。醸造にじゃまが入って醸造器はめちゃくちゃ。親切な人たちがお金を持ち寄って助けてくれる。悪役の手下で、醸造器を壊した男もあっという間に悪党ボスを裏切って味方に。こんな驚きゼロの脚本がちゃんと映画化されるなんて信じられないシロモノだ。作ったビールが他のより品質がいいという原因がたんに水を井戸水、とか砂糖の代わりにハチミツにした、とかまるで想像力ゼロ。その点ではイクサガミは想像力、アクション力(?)は100点をあげたい。
あーあ、もちょっとましな映画を見たいものだ。