octopus77のブログ

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映画、本 などの感想が多いでしょう

またまたアワードシリーズからは外れて、ごくフツーのコメディ。こういうのイギリス独特なのかな。ちょっとヤボ臭くて、それでも最後にはしんみりさせる(私はダメ)というもの。田舎の全く流行っていないパブの話。長く外に出ていた弟が帰ってきて、父親、兄、兄の子供とパブを再建するというもの。ここではパブは一日なん十件もつぶれている。一パイントのビールが10ポンドもするのでは、だれもパブで飲みたいとは思わないのだろう。私もたまのランチの他にパブにお酒を飲みに行ったのはいつだったろうか。

 

再建には話題性がないと、ということでビールを醸造することになる。もちろんコンテストがあって、新人なのに優勝するというまるで驚きゼロの話だ。もちろん悪役もいるし、その手下もいる。醸造にじゃまが入って醸造器はめちゃくちゃ。親切な人たちがお金を持ち寄って助けてくれる。悪役の手下で、醸造器を壊した男もあっという間に悪党ボスを裏切って味方に。こんな驚きゼロの脚本がちゃんと映画化されるなんて信じられないシロモノだ。作ったビールが他のより品質がいいという原因がたんに水を井戸水、とか砂糖の代わりにハチミツにした、とかまるで想像力ゼロ。その点ではイクサガミは想像力、アクション力(?)は100点をあげたい。

 

あーあ、もちょっとましな映画を見たいものだ。

いよいよ最後。相変わらずほとんどがアクションで、最初の劇場でのイロハとゲントウサイの決闘がすごい。ここで二人は暗闇で戦い、ゲントウサイは嗅覚を使い、イロハは聴覚を使う。おまえたち、まるでデアデビルじゃないか、というのが私の感想。ここで残念ながらイロハは命を落とす。

 

最後にはやはりあの彼女一人だけが蟲毒を終わることができた。その後彼女はお金を今まで彼女を助けてくれた人たちが必要としていたところに全部分けてあげることになる。私は計算しながら聴いていたわけではないけれど、おいおい、そんなに分けて足りたのかな。昔の十万円とは今だといくらかをまたAIに聞いてみた。今の十億円ぐらいだそうだ。それだけあればたくさんの人を助けてあげられるだろう。なにしろアイヌまで助けてあげるのだ。また小さいことだけれど気になるのは、またメートルから尺貫法に戻ったみたいだ。最初からどっちかにしてほしかった。その頃急速に発達してきた、鉄道とか郵便、電話などが使われているのがとても面白かった。テレビのシリーズ2を期待しよう。

イクサガミ三冊目。ほとんどが戦いで、ついに最後には横浜にたどり着く。そこから東京まで汽車で行くのだ。そのところのアクションがすごい。汽車の中で二人がすごい決闘をするのだけれど、そこに行くまでに数十人汽車の中で死んでいるはずなので、死体が累々のはずだが、どうも作者はそのことを忘れているらしい。ここら辺はやはり画面で見たい。テレビはやはり作るのに一年ぐらいはかかるだろうから、シリーズ2が出るのは今年の末かな。テレビのシリーズ一の最後で死んだ無骨はこの三で最後を迎えた。テレビではもう死んでいる大久保はここで暗殺されている。

 

一つ気になるのは、二ぐらいまでは作者は距離を書くとき日本の古い尺貫法を使っていた。特に距離は 町  を使っていた。よく 一町 とか 二町 とか出てきたので、いったい今のメートル方でいくとどのくらいなのか調べたほどだ。一町はやく109メートルということだ。それなのにこの三からは作者はそれを忘れてしまったみたいで、メートルを使っている。明治の初めなんだから、時刻を表す 時とか分 もそんなに広く使われていなかったと思うのだが、これは最初から使われている。それなら、思い切って最初からメートルを使ってほしかった。言葉使いもとても現代的なので、全部現代風でよかったのに。

 

横浜は私もよく知っている町なので、場所の名前とかとても懐かしかった。ここにきてどうも蟲毒の話より主人公らを追っているゲントウサイの話のほうが大きくなってきた。いよいよあと一冊。