1 MUKASHI
生きているといろんな人と関わりあいます。祖父のことや同僚のこと、自分自身のことを昔語りのように歌います。
2 星になったライカ
1950年代、東西冷戦で、宇宙開発も激化している最中、ロシアのフルシチョフが、革命記念日の話題作りのために、犬を乗せた宇宙船を、発射させることを命じました。
急な命令を受けて、スタッフは慌てて野良犬を集めて、過酷な訓練を強いて、選ばれたライカという犬に、二度と戻ることのない、片道切符を渡して宇宙に放ちました。
そんな、運命を人間によって塗り替えられた犬のお話です。
3 50days
普段食べている鶏肉が、狭く、暗く、密集した地獄のような場所で、無理やり太らされた挙句、たった50日でその生涯を閉じ、食卓に並ぶ、ブロイラーと呼ばれる鶏たちだということをご存じなのではないでしょうか?
そんなブロイラーたちの悲痛な叫びを曲にしました。
4. こげんたの願い
北田直俊という映画監督の、「さまよう魂」という動物愛護法の問題点に鋭くメスを入れる映画の撮影が急ピッチで行われています。その映画には、このマルシェの代表のNEKOちゃんも出演されていますが、リポーター役で出演することになった広瀬は、そこで、猫のこげんたの事件について知り、衝撃を受けました。ただ虐待して死に至らしめるだけではなく、その一部始終を動画に撮影して、インターネット上にアップするという理解しがたい行為。そしてその犯人への裁判の判決は、全く持って共感しがたい結果となってしましました。動物を物としてしか扱わない司法。動物の命とは一体何なんでしょうか。
5 ペヨ〜約束の馬〜
セラピーホースをテーマにした曲です。セラピーアニマルは知っているけど、セラピーホースっているの?と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?フランス北部に、元々は競走馬で、現在はドクターペヨと呼ばれている馬がいます。肉体的精神的に弱っている人を癒す力を持っている不思議な馬。動物にはまだまだ人間が知らない未知の力があり、それを生かすも殺すも人間次第なのかもしれません。
6 Tyke
1994年にハワイのホノルルで起きた、象の脱走劇を題材にした曲です。
サーカスで自由を奪われて、言うことを聞かせるために、固い棒で殴られ続け、15年以上も、過酷な生活を強いられたタイクという象の、悲しい物語。
サーカス、動物園、水族館、こういった施設の在り方について、改めて考えてみる必要があるのではないでしょうか?
7 人間と動物と
太古の昔、人間と動物が、お互いに分かりあって、助け合って暮らしていたのに、自分たちの欲望のために、動物たちを搾取し始めた人間。
そしてその仕打ちを、ずっと黙って、受け入れ続けている動物たち。でも、そんな関係はもう終わりにして、昔のように手を取り合って、仲良くしようという、強いメッセージを込めて作った曲です。
このように、octaveの楽曲は動物を題材にした曲がたくさんあります。というのも、メンバーで作詞担当の広瀬は犬を飼うようになってから、殺処分の問題や、ペットショップで販売される動物達が、どのように生産されているのかについて、知るようになり、なるべく動物達の犠牲の無い世界になるように、そして過去、人間の犠牲になった動物たちを忘れてはいけないという思いをみんなに伝えたいと思いました。
今後も音楽配信が活動の中心ですが、そこで得た収益の一部は、動物愛護の為に使おうと思っていますので、どしどしダウンロードしてくれたら嬉しいです。