二学期最初の日にお休みするのもなんだなあと思って、翌週に

ノッティの3ヶ月ごとの外来予約を入れていたにもかかわらず、

結局2週とも学校を休むしかなかった月曜日。


 9/1~の熱の様子などをお話し、心臓にバイキンなどついていない

か、早速エコーにて、じっくり見ていただきました。



 逆流もないし、よく流れているし、問題なしとのことでした。

サチュレーション(SPO2)も95といつも通り。



 「毎回心電図・レントゲン・採血をしなくても、心エコーで診るだけ

で充分でしょう」と言われていて、今回も次回も検査なしという、

有難い程に順調な経過のノッティアップ。外来のペースは相変わらず

3ヶ月に一回はありますが、上記の検査は1年に一回ということに。



 「セブ島ではどうでした?飛行機の中ではどうでした?」と聞かれ、

機内では全くいつもと変わらなかったし、いろんな方にハローハロー

言いながら、プールを堪能しましたと答えました。


 学校下校後は、児童館の工作に行きたがり、週に1~2日は行って

いることや、学校での活動なども本当に頑張っていると担任の先生

から言われたことをお話したりもしました。


 先生にも、活発で元気いっぱいの日頃のノッティの様子がよく

お伝えできたようで、一緒に喜んでくださいました。



 先生には、「ノッティが疲れているなっていう時は、無理させずに

学校をお休みしてゆっくりと過ごすこともしてくださいね」と言われ

ました。



 「ああ、つい頑張らせ過ぎているのかもしれないな・・・って、気を

つけねば・・・」とドキっとしたおちょうでした。


 確かにそうだよな、心臓病児だっていうことを意識して接するのを

忘れてはいけないんだよな。心臓の方よりも、麻痺の方が重度で、

いつも頭にあって気にしているのは、リハビリのことばかりだもんな。

どうしたら、ノッティの左手足は使いやすくなるんだろう・・・って。


 

 神経科の方でも、ノッティの学校での様子やリハビリのこと、

ノッティの脳梗塞が出来てしまった場所を教えていただきました。

その場所を正しく知ることができたので、今後見ていただくリハビリ

の先生にもお伝えして、よりよい訓練になればといいなと思っています。


 ノッティは、何度も同じことを質問するのはこの脳梗塞の場所に

よるものかと質問しました(とある方に、直前の記憶ができないのでは

と指摘された)が、そうではなく、「(ノッティの)発達のゆっくりさんに

よるもので、発達がすすんでいくと変わっていくと思いますよ」と

言われました。


 身長も体重も、ゆっくりだけどちょっとずつ伸びて重くなってきているし、

確かに出来ることも増えてきている。成長が止まったまんまだという

こともないし。


 個性的なノッティだけど、あいさつはしっかりできるし。




 あいさつっていえばなのですが・・・。まあ、あいさつって強要される

ものではないと思うのですが、ずっとひっかかっていることがあります。


 ほぼ毎日顔を合わせている、ある小学生のご兄妹。あえて、

ご近所」と表記しておきますが、この土地にご一家が越してきて、

ご挨拶に見えて以来、あの子たちのほうから、「あいさつ」をしてきて

くれたことは一度もないのは、なんだかさみしいなって思っていて。


 おちょうの方から「おはようございます!いってらっしゃ~い!」や

「こんにちは!おかえりなさい!」って声をかけても、ちらっとみるか

あっ・・・(表情固まる)が95%位で、残りの5%位が、親と一緒にいる

からなのか、おちょうの声がけに対して、聞こえない位の小さな声で

返してくれるっていうもので。


 恥ずかしい年頃なのかなって思って、いつかあの子たちの方から、

あいさつしてきてくれるのを待っているわけで。



 あの子たちにとっては、おちょうが誰だか知らないおばさんっていう

レベルでもなく、もっと言ってしまえば、そのご両親とは普通にお話

できる間柄。


 なんだかな~って思う。どんなに健康で勉強も、あんなこともこんな

ことも、何でもできるかもしれないけれどね。。。


 おちょう家の子ども達は、まずは、あいさつが人としての基本だと

思っているわけだけど。


 いつもニコニコでしっかりあいさつができるノッティやコッティの方が、

きっと生き抜く力はあるって信じて、これからも楽しく前に突き進んで

行きたいなって思います。