今日は、ノッティの小児科循環器&神経の外来でした。
病院につくと、中が薄暗く、必要最低限の照明と節電して
いることがわかりました。
以前からPTの先生がずっと気になっていたそうですが、
おちょうが、「ズバリおっしゃってください」といい、伺ったこと
があります。
それは、ノッティの左足は完全に『麻痺』によるものだけれど、
右足も外側に開いている状態で歩いているのは、どうも『脳』
の問題ではないか…と言われていたことです。
『脳』?でも、染色体に異常があると関節が柔らかかったり
するらしいということを伺っていたこともあるし、まだ、筋力が
鍛えていないだけなのかと思ったり、実はずっと気になって
過ごしていました。
今日の外来の時に神経の先生に聞いてみようと思い、パパ
に仕事を調整してもらい、コッティも連れて4人で行ってきま
した。
まずは、循環器の方から。
心臓の方は、特に心配なさそうということで今回はレントゲン、
心電図、心エコーなどの検査はありませんでした。
循環器のK先生の診察の前に、身長と体重を測定しました。
どちらも、3ヶ月前と比べるとほんのちょっとずつ伸びて増えて
いました。
SPO2は直前に大泣きしたこともあったせいか、92といつも
より低め。毎回95はキープできているのに…。
先生に、心臓の方は心配なことはないのですが、予防接種
のことで気になっていることがあったので聞いてみました。
(お:おちょう K:K先生)
お:肺炎球菌とHibワクチンの同時接種で亡くなられたケース
があり、「同時接種」することは問題なんでしょうか?
K:同時接種は海外では当たり前に20年前から行われてきて、
それが原因でという報告はないです
お:実は近所の小児科でおたふくと水疱瘡の予防接種を受け
ようと思っていて、4月からの幼稚園に間に合わせたいと思っ
て、同時接種で予約したんです。でも、同時接種のことが
気になっていて…
K:全く問題ないですよ
なるほどね~。同時接種が気になっていたけど、幼稚園で
おたふくとか水疱瘡にかかったり、かかっても軽く済んで
ほしいことを思うと、やっぱり同時接種かなあ。
次に神経の外来
早速気になっていたことを質問しました。
ノッティが入院中に撮ったCTやMRの画像(2007年、2009年)
を見ながら、先生が答えてくださいました。
結論からいうと、この撮影時と今撮ったとすれば、年齢的
にも脳自体が発達した様子がわかるけれど、『脳』に問題が
あるから検査しようという、緊急を要するものではないし、
脳の梗塞のあとはわかるけれど、細かいところまで原因が
わかるわけではないとのこと。
また、今のノッティに検査を受けさせるとしたら、動いちゃ
だめっていってもわからないので、麻酔でぐっすり眠らせて
検査をするので、おそらく一泊入院となるし、麻酔だから多少
のリスクはあるし…とのことで、そうなるとコッティのことも
あるから、今でなくてもいいかなあと思いました。
とにかく、足の方は靴を調整して外反とならないようにして
歩くようにしたり、筋力をつけるようにすることが一番じゃない
ですかと言われました。
循環器神経ともに3ヶ月後の6/6、外来の予約を入れて頂き
ました。次回は循環器の検査もありです。検査も半年に一度
となり、それだけフォンタン循環が安定していることなんだろう
って嬉しくなりました。
また、次回予約日は、通常、外来のない内分泌科のI先生
の検査も一度に済ませられるようにと、ご配慮いただき有難か
ったです。
この日は、幼稚園を早退して、病院かあ…。
今、地震に関連して計画停電やら、原発のことだとかの毎日
で、被災地のことを思えば、しばらくブログを休止したほうが
いいかなあって思ったりしていました。
でも、この期間にも新しい命は生まれて一緒に喜びたいと
思うし、手術にむけて、手術中、術後の回復で頑張っている
お子様もいるし、個人的には明るいテーマも、日々頑張って
いることも、それぞれの方がブログに取り上げてほしいとも思っ
ていたりもしています。
被災地の人たちは大変だと思うけれど、別に皆がそれぞれ
心を痛めながらも、自分たちにできることをしているわけだし…
と思うんですよね。
ノッティも大変な手術を乗り越えてこうして毎日頑張っている
から、この助かった命を全力で守りたいし、記録に残したい、
同じような病気の方たちにも、術後のノッティのことをお伝えし
たい…そのように思っています。