3年前の2007年3月28日は、ノッティがノルウッド・グレン手術

を受けた日でした。


 当初、およそ8時間といわれていた手術時間でしたが、

いろいろなことがあり、結局は15時間にも及ぶ大手術となって

しまいました。


 途中、手術室から、「このままでは手術室から、PICU(小児

集中治療室)に戻れない(入室できない)」と家族控室に連絡

が入り、待機していた、パパ両親、パパ、おちょうは手術室の

隣にあるソファーで、執刀医はじめ他の外科医の先生たちから、

状況の説明を受けたのでした。


 今までかかって行った手術の結果、循環がうまくなく、

元の状況にもどして、BTシャントに切り替える再手術をしなけ

ればならないというものでした。


 もう一度、人工心肺を回して・・・だなんて、このときには、

まだ、4,400グラムしかなかったノッティに、そんな体力は残って

いるのかと、胸が押しつぶされる思いでした。


 うまく流れていなかった原因を先生がぎりぎりのところで

解明され、なんとか、再手術をすることなく、PICUに戻ること

ができたのでした。


 パパが、「絶対に帰ってこい!」そういって、送り出したの

ですが、手術の無事を祈るのと同時に、最悪のことを考え、

最期の覚悟もした日でもありました。


 あんなに、大変な思いをしたノッティ・・・。この手術の時か、

術後の管理で低酸素状態に陥り、右脳梗塞という、重い後遺症

が残ってしまい、現在は左手足に麻痺が残ってしまいましたが、

こうして、毎日元気に過ごしていることには感謝しております。



 あれから、3年が経ちました。夏には、ノッティはお姉ちゃんに

なります。お腹の赤ちゃんにも、先天性の異常がわかっていて、

しばらくはばたばたすることになるので、思い切って、今日、

これから、パラオ旅行に行ってきます。



 主治医からの英文の手術記録をお守り代わりにもって、

行ってきます。


おちょうのブログ

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 しばらく、ブログをお休みしますが、気をつけて行って帰って

来たいと思っています。