昨年12月に行った四国100名城めぐり。
最初のお城は徳島城です。
徳島駅から徒歩10分。
駅から訪問すると
こんな味気ない入口に到着となります。
「石垣はあるけどよく分かんないなぁ~
どうやってめぐろう」と思っていたら
地元の方に声をかけてもらい
鷲の門へ連れて行ってくれました。
この鷲の門は大手門外側の三木曲輪に構えられた門で
復原された門となります。ここでは
蜂須賀家の家紋が入った屋根や
堀や徳島城&鷲の門の碑を見ることが出来ます。
写真では分かりにくいかもしれませんが
碑に使われている石が緑かかっており
とっても美しいんです。
これらの碑や石垣の石は「阿波の青石」といわれている
徳島ならではの石が使われているんですよ。
ここで徳島城の歴史です。
徳島城の藩祖は蜂須賀家政。
秀吉側近として知られる蜂須賀小六の嫡男にあたります。
四国征伐の恩賞として阿波十八万石を与えられ
徳島城を築城します。
関ヶ原の戦いにおいて蜂須賀家はどっちつかずの選択をします。
三成と敵対する武断派に属する家政。
石田三成率いる西軍に与するのを避け
自身は病気を理由に参戦せず剃髪し高野山へ。
阿波の領地を豊臣家に返還しながら
とりあえず家政の軍2千は西軍に送り込みます。
一方で嫡男 至鎮(よししげ)は
家康の養女と結婚していた縁より東軍に参戦。
結果的に関ヶ原は東軍勝利。
蜂須賀家は東軍に味方したと判断され
所領安堵となります。
その後の大阪の陣で蜂須賀家は武功をあげ
阿波に加え淡路島と二十五万石が与えられ
蜂須賀家の統治は明治維新まで続くこととなります。
では鷲の門から徳島城を見学していきます。
鷲の門をくぐり三木曲輪から下乗橋へ
下乗橋を渡り枡形虎口を通ると
殿様が住む表御殿があった公園となります。
公園には蜂須賀家政公の像
徳島市立徳島城博物館
(100名城スタンプはここで押印できます)
庭園と共通券で入場料300円。
館内で撮影不可ですが蜂須賀家の歴史を学んできました。
旧徳島城表御殿庭園
徳島城博物館見学後は
公園内を見て歩き
数寄屋橋を渡り
堀沿いを歩き
攻城を終えます。
最後に日本100名城に行こう 56ヶ所目
徳島城のスタンプです。
四国の100名城めぐり、まだまだ続きます。