新築分譲マンションの引き渡し前にある「内覧会」の時に、施工不良がないか専門の人が立ち合いをしてくれるサービスがあるっぽい

主に、住戸と共有部の案内や説明で、施工内容に問題ないかもサインしたような気がするけど。粗さがしのような内覧会ではなかった

フローリングなんかは

バッグにキーホルダーを付けてるような人が、ドカって置いたり引きずったりするだけで傷になるから、案内をする担当者も持ち物を風呂敷に包んだり、相当気を使ってたけど。入居直前にカーテンやコート掛けを付ける別の業者が最後の最後でやらかしてた

実際に住んでみると、壁紙が浮いてたり

増設した

マルチメディアコンセントが水平ではなく斜めになってた

手前のタイルが沈みすぎたり、むこうが少し浮いてるから、１ミリ以上の段差になって掃除機がひかっかる

お風呂のシール部分で埋めきれてない箇所や、カーブでシールを二重にしてもあまくなってた箇所があった。無理をすると見た目が悪くなってホカのやり直しになるから見た目を優先したようなまったく同じ形のシールになってた

クローゼットのドアを何かでぶつけたか、製造不良ではがれてたのか分からないけど、そういう箇所があった

この水平を見たら

下の台かトイレリモコンのどっちかが斜めになってる。下の台が水平として、リモコンの取り付け位置を見たら右側が1ミリ以上下がってる

リモコンの掛け具に、わざわざ水平に取り付けられるように、ネジ締めの工夫がされてるけど。１ミリ以下に収めるのが難しいのか、その程度の仕事内容なのか、何が理由かわからないけど。目視ではわかるかわからないか程度

このキッチンの収納棚の仕切り板のようなのが斜めになっていて、開くドアを垂直とすると、上と下で３ミリぐらいのずれがある

こっちは一ミリ以下程度

これって、このマンションに合わせた特注の家具で、家具職人のような熟練した人が作った感じではなく、板をオーダー通りカットして、人間の手で組み合わせていった感じで

通常の家具のような、少しでもずれてるとガタついたり引き出しが閉まらなくなるような精度の作り方ではない

ここだけじゃなくて、可動部分はやや余裕を持たせていてガチャガチャ感がある。壁やらが少しでも膨張したりゆがんだりすると、石や木のような素材が割れたり、閉まらなくなってしまうという、そういう余裕を持たせたような作りになってる感じがする

なんで

斜めに取り付けてるのか、別の理由があるのかな

壁紙を貼り付けた時の糊（のり）がキッチンの上のほうの壁に残ってた。これは水拭きすればすぐとれるけど。わかりづらかった点検ミス？

木材をカッターで切ってたのか、２４時間換気のフィルター部分が白っぽい粉でけっこう目詰まりしてた

新築なので家具の木くずのような、コホコホとなるような微粒子が残ってたけど、それ以外のホコリや指紋のようなのはまったくなかった

フローリングのキズは不動産会社から依頼されたインテリア業者

それ以外で写真のようなのが７点あったぐらいで、その悪い部分だけの写真で、それ以外では、ぶつかったような小さな痕跡すらないし、壁紙もシールも変になってる個所はないので、相当よく仕上がってた

今回の細かいのは、もうどうでもいいんだけど

今回のような粗さがしに時間やお金を掛けずに、仕事をしてくれてる人にきちんとお金を支払ったほうが良い。仕事をしてくれてる人に安さを押し付けて、その差額のお金があれば自分の生活が良くなるという着想だと、それがそっくりそのまま自分の住む家に反映されたり、目の前の実生活に安っぽさが反映されてくるだけ

説教臭いけど

そういうのって、そうでないホカの人から見わけが付くもので、自分と同じように相手に安さを押し付ける人たちとマッチングしやすくなっていくという。人生とはそんなもんですね

新築マンション内覧会立合い？