~ちょっとお休みしていたブログ、再開です~
今年の夏イベントでは、初登場のテーマ「岩石標本づくり」をやりました。
(4~6年生対象)
道ばたに落ちている石ころ。
普段は気にもとめないモノですが、じつは石にはさまざまな見た目や個性があり、それは石ができたプロセスによって決まってくるのです。
では、石って何からできているのでしょう?
石(理科では「岩石」と呼びます)はたくさんの種類の「鉱物」が集まってできています。
鉱物というのは、“酸素・ケイ素・金属などの元素が結びついた物質で自然界に存在するもの”で、地球上にはおよそ5,000種類もあります。(宝石も鉱物の一種)
その中で、岩石を作っているおもな鉱物は、石英、斜長石、カリ長石、黒雲母、角閃石、輝石、かんらん石の7種類。
その結晶の粒を観察してみると、意外と美しいものが多いです。石英がきれいに結晶したものは水晶です。ピンク色のカリ長石、オリーブ色のかんらん石、キラキラ光る黒雲母。
これらがどうやってあの灰色の石になるのか……岩石のでき方のお話をしていきましょう。
岩石には、火山の活動によってできたもの(火成岩)と、川の働きによってできたもの(堆積岩)と、大きく分けて2種類あります。 ※このほかに、一度できた岩石が熱や圧力を受けて違う性質の岩石になったもの(変成岩)もあります。
はじめに、火成岩から見ていきます。
火山のマグマは、鉱物が高温でドロドロにとけて混ざり合ったものです。
このマグマが地下の深い所でゆっくり冷えて固まった岩石(深成岩)は、鉱物がどれも大きな結晶になります。
黒っぽい鉱物の多い「斑レイ岩」、白と黒が半々ぐらいの「閃緑岩」、白地に黒とピンクの粒の混じった「花崗岩」。
手に取ってルーペで見ると、それぞれの鉱物がはっきり見えますね。
一方、マグマが噴火などによって、地表やその近くで急速に冷えて固まった岩石(火山岩)は、鉱物が結晶になり切らないうちに固まった“無地”の部分の中に、まだら状に鉱物の結晶が入っているのが特徴です。
黒っぽい「玄武岩」、灰色の「安山岩」、うすい色の「流紋岩」。
深成岩と、元は同じマグマでも、ずいぶん見た目が違うことを確認しました。
次は、堆積岩です。
山を作っている岩は、風化によって壊れて川の水に運ばれていきます。その道中で、石と石がぶつかり合って細かく削られていきます。
やがて海に流れ込むと、粒の大きさによって分かれて積もり、長い年月の間に押し固められて、岩石になります。これが、堆積岩です。(つまり、堆積岩は、岩石のリサイクル品と言えます。)
小石が混ざった「レキ岩」、砂からできた「砂岩」、一番粒が細かい「泥岩」。
砂岩の縞模様を「きれーい! これ好き♡」とながめる子、泥岩のすべすべした手触りを「気持ちいい~」と楽しむ子。
ルーペで観察していた一人は、レキ岩の中に小さな化石も見つけました![]()
堆積岩になる物には、岩石の細かくなった粒以外にもいろいろあります。
サンゴや貝殻からできる「石灰岩」、放散虫からできる「チャート」、火山灰が降り積もったできた「凝灰岩」。
粉っぽくてやわらかい石灰岩や、ヌメヌメとした独特の手触りのチャートなど、それぞれ特徴があることがわかりました。
最後にいよいよ、岩石標本づくりにチャレンジ
観察した12種類の岩石が入った袋を、一人ひとつ渡します。
さあ、どれが何か、分類できるかな?
見た目や手触りを確かめながら、真剣に分類していきます。
「黒くて粒が見えないから、泥岩かな……でも玄武岩にも見える?!」 そんな時は、磁石を近づけてみましょう。玄武岩は磁石にくっつきますが、泥岩はつかないのです。
分類が終わったら、台紙に岩石を並べて貼り付け、箱に入れます。
箱のフタに岩石名の一覧表を貼り、日付と名前を書いたら……
オリジナル岩石標本のできあがり![]()
宝石箱のように大切に持ち帰りました。![]()
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