これまで、小学生のみ対象としていましたが、ついに大人向けクラスを開催しました
名付けて「オトナの理科実験」。
参加したのは40~50代の働き盛り・子育て盛りの方々ですが、皆さん童心に返って、夢中で楽しそうに実験されていました
今回のテーマは「電気ってナニ?」。
身近だけれど意外と知らない電気の正体や性質を、実験を通して“実感”するのがねらいです。
( 実験の詳細をご覧になりたい方は、昨年度の同内容の実験のブログをどうぞ ☞4年生クラス「電気と回路」)
電気の正体(=実体)は「電子」であるという話から始まって、電気を通す/通さないものを調べる実験、プラス・マイナス電気の反発と引き寄せ合いを確かめる実験……
と進み、いよいよ本日のメインイベント、静電気を貯める“ライデンびん”作りです。
アルミホイルを扇形の型通りに切って、プラカップにぴったりと巻きつけていく作業。
皆さん、口数も減って、黙々とハサミを動かしています。(まるで蟹を食べる時のよう!)
ライデンびんが出来上がったら、早速、静電気を貯めて放電する実験にトライ。
おなじみの「手で触ってビリッ!」というのに加えて、ハサミで触る方法(一瞬ですが火花が見えます!)や、蛍光灯を触れて光らせる方法など、いろいろ楽しみました。
その後は、豆電球と電池を使った、定番の直列・並列回路の実験。
予想を立ててから実験してみると……「あれ? 並列は明るさ変わらないんだっけ💦」と意外な結果に驚く声も聞こえました。
実験終了後は、コーヒーや紅茶をいただきながら、和やかに歓談タイム。
大人の理科の“学び直し”の大切さや、子供たちに理科実験を指導する難しさ、工夫のポイントなどの話に花が咲きました。
次回もぜひ参加します!という嬉しい言葉とともに解散になりました