『バウの修理(その128 ステム表層の裏側の補強積層、中編。)』http://ameblo.jp/oceansailor/entry-12162067215.htmlからの続き。。。
2016年5月22日、日曜日。
鳩さんたちが積層できたら、次は32mmずつ順番に大きくなっていくように11層をステム側から積層していきます。。。
まずは小さいので3枚まとめて、、、
ペタペタ、、、
やはり3枚まとめると先端の処理が難しい。。。
温度は29度、湿度41%、余ったエポキシはカップの中で刷毛ごと固まった、、、ちーん。。。
10年ほど前からストレスで食べ過ぎが続いているのに更に土日はお鍋に鉄板焼きなどどれくらい食べたか分からないものばかり、、、買ってきた分を平らげてる感じなので、最近はパートナーが気を効かせてくれてどんぶりorワンプレート、、、この日は照り焼き丼。
2016年5月23日、月曜日。
ピールプライを剥がしてみると、、、
気にしていたほど酷くはなく、、、
ピールプライが浮いていた程度。。。
ピールプライの継目は仕方がないよな。。。
サンディングが終わってからお世話になっている業者さんに連れられて淡輪へ行ってマストチューニング、、、早く帰って来てから積層の準備をして、、、積層。。。
次からは2層ずつ、、、
でも、エポキシは1層貼ってからもう一層分を混ぜる、そうしないとファーストハードナーなので2層目を積層している途中でゲル化してしまいそうだから。。。
11層の下から4番目は90g、、、
11層の下から5番目は120g、、、
ということは、、90:30と120:40、、、だったかな?
混ぜ混ぜ、、、
ペタペタ、、、
あ”っ、、、
コロコロ、、、
混ぜ混ぜ、、、
ペタペタ、、、
コロコロ、、、
この2層、、、綺麗だったのに、、、
問題なくできたと思ったのに、、、
犠牲はディスポビーカー2つだけだと思ったのに、、、
2016年5月24日、水曜日。
全体をざっくりサンディング、、、
全体的には綺麗に積層できていたんだけど、、、
超硬カッターを付けたドリルで先っちょをギュイーン、、、
2日前に積層してピールプライが浮いているだけだと思っていた先っちょ、、、
サンディングしても気が付かなかったけど、昨日エポキシを塗った瞬間に中が白っぽく見えて空洞になっているのを発見、、、昨日はそのまま積層しちゃったけど、やっぱり気になるのでギュイーン、、、
まあ、コアだし、この部分に特に大きな負担かからないし、、、元々バルサだったし、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
まあ、マイクロバルーンエポキシパテで埋めて、次の積層は上手くできるように頑張ろ。。。
11層の下から6番目、、、150g、、、
11層の下から7番目は180g、、、
マイクロバルーンエポキシパテを作る分も考えて両方とも150:50でいいだろう、、、
開始29.1度、湿度44%、、、蒸し暑いという天気予報だったけどまったく問題なし。
まーまー、、、かな???
大丈夫かな???
やっぱりステムの先端のピールプライは難しい、、、
ペタペタ、コロコロ約1時間、、、少し温度は下がって27.7度
完全に硬化した頃に雨が降る予報、、、明日はできるかな???
2016年5月25日、水曜日。
夜半過ぎから明け方まで雨はぐずつく程度だったので、雨が上がったのハーバーへ行ってみた。。。
メインキャビンは湿度40%、、、
木や布がなく、スルーマストから入ってくるバウは湿度60%、、、扉開けときゃよかった。。。
でも、まー、それでも60%だし、道具や材料はダンボールの中や新聞で囲っておいたから、サンディングしている間に換気して、夕方積層する頃にはもっと湿度下がるだろう〰。
エポキシは雨の日や雨の次の日は作業しないほうがいいということだけど、コア部分だし、風が吹けば一気に湿度も下がる場所だから問題ないだろう、、、様子見ながら作業進めよ。。。
まずはピールプライを取ってみる、、、
昨日入れたマイクロバルーンエポキシパテがまるで、、、
真っ赤なお鼻の〰みたいじゃない?
今回は本当にピールプライの浮き上がりだけみたい。。。
どうやったらうまくピールプライを貼れるのかな???
湿度は順調に下がってる
バウハウスの中はもう問題なし!いつも以上に丁寧にアセトンで積層面を拭いておく、、、
材料や道具を保管しているバウバースも半日換気していたら湿度51%まで下がった。
ということで積層開始!
11層の下から8番目は220g、、、
11層の下から9番目は290g、、、
どういう比率だったか忘れたけど、、、直後に確認した時は問題なし、、、
面積が大きくなってきたので刷毛ではディスポビーカーの中でファーストハードナーを使ったエポキシは直ぐに固まりそうなので、ローラーに切り替えます。。。
積層開始25,4度、湿度53%、
混ぜ混ぜ、、、
コロコロ、、、
コロコロ、、、
混ぜ混ぜ、、、
コロコロ、、、
コロコロ、、、
兎に角、脱泡ローラーがゲル化したエポキシでベタベタするまでひたすら脱泡、、、
するとこうなった、、、
ちょっと先っちょのピールプライの処理が分かったぞ
積層して道具を片付けると、、、湿度59%、、、
バウハウスの出入り口を閉じ、湿気が入らないようにして退散。
って、まあ、積層後にピールプライを貼ったら湿気程度はピールプライがカバーしているようなもんだと聞いたことがあるから大丈夫だろう。。。
2016年5月26日、木曜日。
先日発見したピールプライの処理、、、
ちょっと隙間がある分は、端切れを足したけど、、、
細く順番にツイストさせておけばいいんだ
今までで一番いい出来。
全体的にも綺麗に積層できてる。
まー、ピールプライの継目は仕方がないでしょう。。。
昼からは雨予報なので、この日はサンディングだけ、、、サンディングした粉塵を片付けて、最終的な積層&フェアリングに邪魔になりそうな我が艇の黄色い丸のロゴ、、、中のキャラクターだけを残して黄色い丸をカッターナイフで剥がしていると、お世話になっている業者さんい拉致された。。。
作業としては超簡単、パーツを取りつけるのに裏と表から2人必要だっただけ、、、お昼ご飯をご馳走になり退散。。。
2016年5月27日、金曜日。
前日にサンディングしたからこの日はのんびりと、、、雨はそれほど降らなかったけど換気のためにちょっと早めにハーバーへ、、、
バウハウスの中は湿度46%、、、
メインキャビンは49%、、、
別に早く来なくてよかったんじゃ、、、
ということでこの日も問題なく積層開始。
11層の下から10番目、300g、、、
11層の最後、390g、、、
温度31.3度湿度36%、、、
こんな温度でこんな大きな積層をファーストハードナーでこなすなんて絶対無理
ということで、出し惜しみをしていたスタンダードハードナーを使います。。。
混ぜ混ぜ、、、
コロコロ、、、
コロコロ、、、
混ぜ混ぜ、、、
コロコロ、、、
コロコロ、、、
終了〰
温度も下がっていっているしいい感じ~
かなり綺麗にできたと思う、、、
ただ、ピールプライを取るまでいつも不安なんだよね〰。。。
2016年5月28日、土曜日。
ピールプライを剥がしてみると、積層”は”まーまー、、、
こっちから見ると、、、おや???
ちょっと小さな気泡多くない???
ちょっと大きめの2か所は削り取ってまたマイクロバルーンエポキシパテで埋めよ。。。
それより問題はここ、、、バルサとナビセルの継目に当然だけど『バウの修理(その114 ステムのコア部分の積層のファブリックの段取り。)』http://ameblo.jp/oceansailor/entry-12147918978.htmlで切りだした11層目が達していない。。。
そりゃ、オリジナルの裏層の部分に合わせて切りだしたファブリックなんだから、そこから言うとこの11層目は実際には22層目、単純に言っても17mmほどは前に出ているし、ステム先端の下のほうはテーパーに削ったとはいえ19mm厚のナビセルも入っている。
まあ、左右ともナビセルの一つの切込みの半分ほどまでファブリックが達しているということはほぼ予定通りと言っても大丈夫。。。
まあ、オリジナルの部分のバルサのエッジが出て、さらにトライアクシャルのEグラスの1層目が積層できるように、オリジナルのWoven Clothが出てくるまでオリジナルのフェアリングフィラーと、前回修理した部分を削りますか、、、
ギュイーン〰、、、
はい出来た
大汗かきながら1時間以上サンディングしているのに『ギュイーン』しか書くことがない、、、
ちょっと大きめの気泡も削って、、、
本当はマイクロバルーンよりガラスパウダーを混ぜたほうがこういう補修にはいいんだろうけど。。。
とりあえずナビセルとバルサの段差をほぼなくし、オリジナルの積層のエッジを少しだけテーパーにします。。。
削った幅はバルサをナビセルの取り合いから56mm+10mm、、、
グルッと周りすべて、、、
右舷はナビセルや補修にいれたディビニセルがもろに出た、、、まあ、積層前にマイクロバルーンエポキシパテで目止めしよ。。。
まあ、この辺も同じくだな、、、
って、サンディング終わってバウハウスから出ると雨が降ってる
なんでやねん天気予報何にも言ってへんかったやん
片付けたらファブリック切り出しに帰って、夕方積層に来ようと思っていたのに、、、ちーん。。。
適当に片付けて退散。。。
『バウの修理(その130 ステム表層の裏側の補強積層、おまけ編。)』続く。。。