2015 船底掃除 その14 | なんちゃってオーシャンセーラーのブログ

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オーシャンセーリングに憧れて。。。
今は、実現に向けてヨットの整備と身の丈より少しだけ背伸びをした活動をしています。

『2015 船底掃除 その13』(未アップ)からの続き。。。


2015年9月27日、日曜日。


8月に船底塗装を塗ってから初めて潜りました。



今まで塗っていた船底塗料はインターのミクロンエキストラ。


とてもいい船底塗料だったのですが、我が艇のように航行時間が長い艇にはどうやら溶け出すのが早すぎてすぐにバウや、キールやラダーの前面など水を切り裂く部分の船底塗料は多めに塗っていたけどすべて先になくなってしまっていました。。。


また、潜って船底掃除をすると軍手でさすっただけで簡単に落ちてしまい、目の前が真っ白になるくらいでした。。。


ホームポートではA艇がインターのトライラックス、K/K艇がシージェットの033、M艇がインターのボートガード、我が艇がインターのミクロンエキストラと4種類の船底塗料を見比べることができていました。


潜るたびに各艇の船底の状態をチェックすると、出港回数にもよるだろうけどA艇のトライラックスが一番きれいな状態を保っていました。


また、軍手で磨いてみると一番水を濁さないのもA艇のトライラックス、一番水を濁らすのは我が艇のミクロンエキストラだったので、次に塗るのはトライラックスにしようと思っていました。


8月の上架ではキールで船体を支えスロープで上架したのでキールの底が塗れませんでした、、、一番の問題はプロペラにペラクリンではなく、船底と同じように下地材としてエポキシプライマーであるインタープロテクトをスプレーで塗り、トライラックスをスプレーで塗ったこと。。。


これは『BOX MPX』という金属部分へ最適なペイントとして販売されている商品と同じ構成で塗ったのですが、たぶんもっとプロペラ自体を荒らして塗らないといけなかったのか、もしくは高速回転するプロペラに塗ってはいけなかったのか?下架して横浜に付いた時にはプロペラの先半分はきれいに剥がれてなくなっていました。。。チーン。。。


たぶんプロペラには”エッチングプライマー”を使うペラクリンが最適だと思います。。。


でも流石は船底塗料!!塗ってある部分は少しヌメリがある程度でツルツル!!

トライラックスは軍手でさすった程度では水を濁さないので作業も捗り、船底全面とキールやラダーを軍手でさすってもほんの30分程度で綺麗になりました!


船底塗料を塗れなかったキールの底と、ラダーの上と、塗装が剥がれてしまったプロペラには少し白い線の甲殻類?が付着していたけど、スコッチブライトで擦る程度で落ちました。


ペラクリンをきちんと塗ろうとすればやっぱり3日かかるよな~。。。また上架しないと〰。。。とほほ〰。。。


ただ、トライラックスは『自己研磨型』や『親水和分解型』や『加水分解型』ではなく、いわゆる『高硬度型』に分類される船底塗料。(水に溶けだす塗料としては加水分解型がベストだということです。なので我がホームポートの人は『プラドール』がいいよという人もいますが僕は未確認。。。)


『高硬度型』は本来ならば定期的に上架して耐水ペーパーで磨かないといけません。。。


ただし、トライラックスは『高硬度型』には分類されるけどその中では『中程度の強度』だということと、お世話になっている業者さんの話では『昔のトライラックスよりは柔らかくなっているらしい』ということなので採用してみることに。。。


この『柔らかくなっている』という意味が溶け出すようになったと受け取ればいいのか、上架した時にサンディングしやすくなったと取ればいいのか???


防汚成分がどのくらい持続するかは不明ですが、この冬は観察の時間ということになります。


でも潜って軍手で擦るし、水が冷たくなればベルト状にしたナイロンタオルで磨くつもりなのでどうなるかな~???


にしても、、、プロペラ〰!!&セールドライブのプロテクションラバーが〰!!あせる