皆さん,野党についてどう思いますか?
私の個人的な見解では,野党が必要であることは確かだが,与党を十分に抑えきるほどの仕事は果たせていないと感じます。
野党の批判に対して反論や説明を行うために与党はいろいろ準備することになるので,議論が活発化すればブラッシュアップされて,よりよい政策が行われていくことになるだろうとは思います。
しかし,野党は批判しかしませんし,ときには机上の空論ばかり述べているような印象です。私は報道程度しかチェックしていないので認識に偏りがあるかもしれませんが,「そう言うのはいいけれど,じゃあ具体的にどう直したらいいと思うの?しっかりと説明できる?」という感じの野党ばかり目に入る気がします。(メディアの影響だとは思いますが...)
私には野党は人の足を引っ張りたいだけにしか見えません。その政策はこうするべきだという説得している姿勢があまり見えません。
(全般的にはそんな印象。)
政治については100%完璧な案(つまり,100人いたら100人全員が賛成するようなパーフェクトな案)はほぼ存在しないでしょうから,考えられる政策の中で最もマシと思える政策をとるということを繰り返していくしかないと思います。そうなると,ただの批判は何の意味もないと思いませんか?与党が言っているのはあくまで「最もマシだと思う政策」なわけですから,批判があるのは十分承知していると思います。
となれば,批判する側がそれを阻止するには,①「他の案の方がマシだという見解に至るような,重大な欠陥を見つけて指摘する。」,
若しくは,②「現状の案よりもさらに優れた案を提示する。」しかないと思います。
それなのに「それはだめだ!問題だ!」とただ理想論ばかり掲げて批判しているのは,本当に時間の無駄だと思います。与党も,「いやそんなことわかっとるわ。でもそれが現実的でないからこれを提案しているんじゃろが。」ぐらいな感じではないでしょうか。
野党がこういうレベルの国会質疑ばかり行っているので国民から野党は全然信頼されず,自民党1強の状態が続いてしまっているのだと思います。(自民党は問題はあるものの,及第点ぐらいの政策能力はある。でも他の政党は及第点にすら届かない。じゃあ自民党に入れるしかないかみたいな印象をだいたいの国民が抱えているのでは?)
野党がもっと国民から信頼を得られるような国会質疑をして頑張ってくれれば,国民が選挙で野党を選ぶようになり,与党が野党に恐怖を感じてより慎重な政策を行うようになると思うんですが。。
敵にもならない相手に批判されたって全然怖くないですもんね。。現状,与党にとって野党は全然怖くない存在なのでやりたい放題だと思います。
(それでも一部では与党と野党の議論で政策がブラッシュアップされているところもあるとは思いますが)
