映画『ラーゲリより愛を込めて』をやっと観ることができました。
日曜日は用事が入ってしまい、春分の日に夫と2人で鑑賞。
号泣はしませんでしたが、途中から静かな涙が。
しみじみ感じるものの多い映画でした。
途中から泣きすぎて、(そして時差ボケが酷くて頭がぼーっとし過ぎて)色々取りこぼしている気がするので、もっと良い状態で鑑賞したかったですが。
それでも夫は「色々悔しすぎた…」と、鑑賞後ポツリ。
私は「泣きすぎて、疲れた…」となり、2人ともしばらく無言になってしまったほど、余韻に浸りました。
とはいえ、清々しい、前向きな気持ちの方が圧倒的に勝るのは、妻のモジミさんが空に向かって「おかえりなさい」と微笑むところで終わるからなのでしょう。
その後ランチを食べながら、夫と感想を言い合い。
「徹頭徹尾エンタメを貫いていたのが天晴だった」
「戦争の酷さを描きすぎず、かといって悲惨さを伝えないわけではなく。どの国も悪かったのだ、戦争自体が酷いものなのだという事を伝えていたのが良かった」
「役者さんが素晴らしかったので、セットや風景がリアリティに欠けても、全然気にならなかった。そこじゃないということが、しっかり伝わった」
「誰か一人に焦点が当たり過ぎていないので、伝えたいメッセージが明確だった」
「素直な作りで、説教臭くないのが好きだった」
と大体、同じような印象でした。
私が「Twitterで、「歯が真っ白」という批判を目にしたけど、私は歯が真っ白なのが凄く良いと思った」と言うと、
夫も「歯が真っ白なおかげで笑顔が凄く印象に残ったよね」と、心から同意してました。
歯が真っ白なことが、失いそうでいながら失われなかった希望の象徴のようで、個人的にはリアリティを追求しすぎなかった事は、とっても良い効果を生んでいると感じました。
実際、私が観た劇場には小学生低学年くらいの男の子を連れたお父さんがいらっしゃったのですが。
(何処まで理解できたかは不明なものの)最後まで静かに鑑賞し、観終わった後はニコニコとしていました😊
夫は「しっかりエンタメとして作り込んであったし、残酷すぎないから、子供にも細かい歴史は理解できなくとも、状況や人の心の動きは分かるんじゃないか」という意見でした。
実は滞在している短期アパートから近い劇場は、前日の時点でチケットがほぼ完売していたため諦め。
時差ボケが酷すぎて、朝一番(8時台)と夜の回は眠すぎて観られないと判断。
ネット販売をせず、当日窓口でしかチケットが購入できない劇場で観たのですが。
それでも1/3ほど席が埋まり、1人の若い女性や男性から、友達同士で見に来ていた学生さん。私達のような中年カップルから、ご年配の方々まで、客層も広く。
100日以上公開している割には繁盛していて、心強く。
ロビーに張り出されたポスターには、『ブルーリボン賞 主演男優賞受賞』『アカデミー賞 優秀主演男優賞』などとPOPがつけられていたので、受賞を受けての上映だったのかも?と感じました。
(単館映画館でスクリーンも1つのみの、入れ替わり制。毎週上映映画が変わるそうで、ラーゲリの前の回は『ある男』でした。)
ニノやキリケンさんの演技が評価されての受賞で、純粋な映画好き層にも届く機会が増えたのかもしれないと思うと、誇らしい気持ちです![]()
明日、清掃サービスが入る日なのでアパートを空ける必要があり。
もう一度、別の映画館に観に行こうかと画策中です。
3月24日(金)〜TOHOシネマズシャンテでの上映が再開されるようですね![]()
まだまだバタバタしているのでなんともいえませんが…日比谷なら歩いて行けるので、観られる確率が上がります。
受験が終わった学生さんや、春休みの学生さんなど、若い方達も観てくださるといいですね。
何しろワンルームの狭い部屋暮らしなもので…夫が帰宅したので、ここで。
『ジャにのちゃんねる』372万人(昨日)![]()
にのTwitter(ニノッターってかわいい響きですね)フォロワー160万人![]()
とか、明日また書けると良いなと思います。
今日は1日中アメブロがメンテナンス中でブログが書けず終いでしたが、明日はアクセスできますように。
にのとにのを応援する皆さんが、明日も笑顔いっぱいの1日になりますように![]()
