津軽海峡・冬景色で使える、タングトリルは。
①まず、口だけでタングトリル、舌を使って、あのトゥルルル〜の練習。
舌を上顎に接して、そこに息を通して震わせるあれ。
出だしで舌に力を込めない。途中ももちろん舌に力を込めない。
②口の形状をОかUでもできるように。ゥルルルル
③次にオカリナを口にあてて、同じようにゥルルル〜の練習。
本当はトゥのTはいらない。Rで(ゥ)ルルルルー。
ポイント、
オカリナをくわえるのに、唇でしっかり閉じない。唇に力を込めない。この状態ではあまりできない。
かと言って、口とオカリナに隙間があると、オカリナの音がちゃんと出ない。
コツ、
(吹き口の形状にもよるが)
タンギングの出だしではオカリナから若干口を離し、舌でトリルができはじめてから(ゥル)、オカリナに口をつける(ルルルル)、というやり方がやりやすい。この「離す→つける」の間は一瞬。
(他にも工夫はあると思う)
効果、
オカリナに癒やされている聴き手を一瞬びっくりさせたあと、盛り上がらせることができる。
津軽海峡・冬景色なら、
「あああ,あ〜〜、津軽海峡〜冬景色〜」
の「あああ,あ〜〜」の最後の「あ〜〜」が途中まで少なめタングトリルで、途中からふつうのロングトーンで伸ばすと、強調的こぶしに。(ゥルルーーーー)
さゆりさんは、綺麗に裏声で抜くことで強調してるが。
似合うフレーズ、合う管、合うオカリナの音色があるので、探すと面白いと思う。
椎名林檎さんが歌って実際やってる「本能」は、オカリナでもできる。やる音の場所を変えたほうがやりやすいが、やはり似合う。