事前になんでやねんて言っておきたいので言っておくんですが、
確かに原子構造等は古代からあるだろうから核爆弾が作られててもおかしくないのかもしれないけどどうしてそうなった。
さて、こちらは有史以前、先史時代に超古代文明は核戦争で滅亡しましたよっていう説になります。
人類史として文字が発明されたのは6,000年前からとなりますので、それ以前の話というわけですね。
現在の人類、ホモ・サピエンスが誕生したのが約25万年前、その後最終氷期を超え人類が世界にに散り散りになり…ということを考えると、ちょっと短いのか長いのかわらなくなってくるのですが、この間に超古代文明をはさむのはちょっと無理があるのではないかな、と思います。
また学術的な分析でも成果がない(土地などに証拠になるようなものがない)。
天然原子炉と言われているオクロの天然原子炉は人類の誕生以前に発生していたもので、
人類が活動を開始することにはこの天然原子炉はすでに原子炉跡となっている。
ということを考えても、やっぱり違うよなあと思うのです。
ちなみにマハーバーラタとラーマーヤナの違い
名前が似てるので混乱する人はいるのかもしれませんが
(某ソーシャルゲームを履修済みの方はそんな事はないのでしょうが)
マハーバーラタは「偉大なバラタ族の物語」
ラーマーヤナは「ラーマ王行状記」で、どちらもヒンドゥー教の聖典の一つになります。
マハーバーラタはパーンダヴァ王家とカウラヴァ王家の争いが中心となった話であり、
ラーマーヤナはコーサラ国ラーマ王子が誘拐された妻を奪還する話が中心となっています。
ヒンドゥー教の聖典の一つとなっていますが、作者は別々の人物になります。
ヒンドゥー教はもともとその土地文化から生まれた地域信仰の集合体のような形をしているため、キリスト教やイスラム教のように聖典が1冊におさめられているというものでもないのです。
マハーバーラタやラーマーヤナが核戦争の証拠のように言われている理由
これには叙事詩の中でできている神器が核を表現しているからと言われています。
いや火山と火山灰のことでは…?と言ってくれる人は誰もいなかったのだろうかと思いますが、核戦争に思いを馳せる人には聞き入れてもらえなかったのかもしれません。
また、古代核戦争説が主張されたのがソ連とアメリカの冷戦当時だったわけで。
わりと本気で第三次世界大戦におびえているひとも多かったようです。
この驚異が、過去にも核戦争があったのではないかと考えさせたということですね。