敗者復活戦から観ましたが
声の通り方も技術や持ってる才能
それも差のひとつなんでしょうね
観る者や聴く者に違和感なく
伝わるかどうかって結構大事で
通る声や不快でない声、クセになる声
いろいろとあるのだろう、人それぞれ
ただ年を重ねると若干ですけども
早口で破裂音気味な発声に対し
自分、反射神経が衰えてるのかなと笑
聴き取りづらく理解もワンテンポ
遅れてしまうような感覚と自身が
ゆっくり付き合う覚悟が芽生える
粗削りな若さゆえのエネルギーも
これから徐々に角が取れていくか
敗者復活戦のメンツはほとんどが
スキルとエネルギーの狭間で揺れる
スキルを前面に出したコンビたち
敗者復活戦のミキ、決勝のエバース
ヤーレンズ、真空ジェシカなどは
見慣れてしまったぶんだけスキルは
見せつけられるが突き抜ける何かに
欠けてしまう傾向にあるような
得てしてそういうもんで点数離される
それは誰が得点低いとかその次元で
周囲が騒ぐレベルではない話でね笑
私だけではないでしょうけどこの大会
いつしか常連が多数派で本命視されて
マンネリ化が進んでいる事に気付いてる
だからこそ、新しい何かに期待して
見たことない新鮮さを渇望している
レベル高さやスキル至上主義であったり
完璧主義的な事に主眼を置く者たちとは
そこら辺で意見は合いそうにない笑
高い技術やスキル面を評価する審査員
ここに応えられるのはスキル上位者たち
それを新しい何かを期待する欲求に
ズバッと放ってくる新戦力ならぬ
新鮮力のコンビが僅かに上回る現実
これはスキル面ではまだ及ばずとも
新鮮で新しい出会いを少しだけ高く
評価したい気持ちがある証拠である
スキル自体はもちろん評価するけど
審査員達とて、新しい何かを見せての
爆発力を求めているのがホンネだろう
私たちだってホンネはそうなのだから
えもいわれぬとは、この事だという
そんな気がしないでもない
言い表す事のできないすぐれた事
なんだか不思議でワクワクする感覚
スキルや完成度で抜けない、何かだ
新しい何かをもたらす若手を世に放つ
それが当初の創設者であった紳助の
本来の狙いではなかっただろうか?
たしかそう記憶し何度か見聞きした
諦めさせる為にも機能していた反面
残念ながらその創設者の本来の意志は
いつの時代もそうだが、いつの間にか
曲解されて違う方へと歩み始める
誰も悪い流れだとは気づかぬうちに
大会としてレベルが高くなるのは
自然の流れであるが、それゆえに
スキルを賞賛する流れ、レベル論議
それは確実に全体を息苦しくしていく
まるで私たちの社会全体の問題点と
同じようなニュアンスで閉塞感を高める
私たちの常識は、やはり普通すぎて何かを
打開するには適当な解決手段にならない
いつの間にか、真に誰が一番おもしろいか
すり変わっていく演出側の盛り上げ意図
これも定番的にやって高度化、停滞、閉塞
もはやその演出は日本一の漫才師決定戦
このほうが都合が良かったし盛り上げ方に
やりやすさがあったからだろう、安直さ
審査員も世間の審査の対象になっていき
世間の要求に応えようとマジメに審査を
しようとして、マジメさゆえに悩む始末
主役は審査員ではないのに、本末転倒
もはやある程度の話題をかっさらうと
通常の番組で起用され露出が増えて
ひととなりを私たちも知ることとなる
M1で初めて観たかった新鮮な驚きは
他の番組での使い倒しで新鮮さを失う
幸か不幸か、他番組に利用されることで
M1で頂点をと目論む熟練者たちは
私たちに慣れを植え付けてしまう始末
目新しさがない出場者ばかりになると
場数やスキル勝負になり熟練者優位に
理想はM1で注目されて仕事が増える
それだったのか、M1で頂点に立って
それから道を切り拓くことだったのか
それは各自が選び取ることではあるが
大会の意義としては本来の若手発掘
そちらに戻すほうが良いと思う
昔と違って資格試験的に取っておいて
肩書き獲得で売りにする狙いを満たす
そんな大会はたくさん増えたのだから
今年は、たくろうが優勝したが個人的に
切り口と物腰では、ドンデコルテかな
メリハリやネタの内容、時事ネタも
絡めていけば無限にアイデアは広がる
ただちょっとだけ自虐ネタを世間も
笑ってはいけないみたいな雰囲気が
強くなっているから、トゲの少ない
たくろうのほうが笑いやすいのかな笑
ひと昔前は、ドンデコルテのタイプが
もっとエネルギッシュに意図的に声高に
やり合う漫才で流れを掴めたんです
笑ったりしてはいけないことみたいな
ちょっと臆病でリスク回避的な世相が
及ぼしてる影響もかなり大きい
たくろうのように私たちが笑っても
良いと判断するために、肩をトンと
軽く指先で触る程度の促しのほうが
ウケがいい時代なんだろうな
ドンデコルテの促しは、私たちが
あまり正面から向き合いたくない
ちょっと個人的なものやシガラミ
まさに肩をドンと、デコルテに
その勢いのままに鎖骨にズボッと
指先を突っ込んでくるような笑
両手で正面から両肩を掴まれて
目を見て真っ直ぐ喋ってくる圧の強さ
こういうの嫌われる時代でもある
でもね、こういうのは絶対必要
熱量のある灯火は消してはならない
良かったですよ、熱量や聴きやすさ
この類いのネタはドンデコルテだと
他を寄せ付けないインパクトを与えた
ワタクスはドンデコルテ優勝でした笑