中居の芸人をスカす芸風を

粗品が言及したのは記憶に

新しい事だとは思うが



そもそもこの人が芸人界隈で 

チカラがあるかのように

ステップを踏んできたのは

松本人志との関係もあるのかなと



いわゆるアイドルタレントでも

松本と仲が良いという外形があると

周囲は扱いを変えてくるような気配



地味に年上、50前後のお笑い芸人で

松本の影響大の世代の芸人たちは

まず松本に嫌われたくないと思うし



その松本が仲良くしている中居とも

うまくやらないと松本の機嫌を損ねる?

みたいに忖度する気持ちもあったでしょ



中居が年上だったりするし、あるいは

芸人が年上で芸歴が上でもあの事務所

独特の君付け呼びであまりマウント取る

そういう雰囲気じゃなかったでしょう



ある程度の経験を積んで、さらに

国民的アイドルグループ+事務所

そんなやりにくさはあるんだろうと

端からみてると感じてしまうが



芸人仲間と同等ではないけど正味の話

同等かそれ以上に扱いを気にしないと

芸人自身の立ち位置も悪くなるような



あの事務所独特の雰囲気での忖度が

当時から発生していたんだろうなと



そしてキャラ的にヤンキーでしょ?

カッコつけでプライド高めな主張を

周囲が感じ取ってしまうとキツイか



このポジショニングが中居本人には

ものすごく優位にはたらいていた

おそらく本人も自覚していたはずで



それなりに司会の経験を積める環境で

つながりも業界のキーパーソンと太くて

中堅芸人の世代では、少しやりづらく

独特の遠慮は混じっていたのではないか



特にお笑い芸人はお笑いの分野では

圧倒的な縦社会の図式があるようで

その辺りも、上と下の仁義にも近い

繋がり方と守り方があるようなね



お笑いの図式では食って掛かるが

それも笑いの為ならと、上の人でも

イジり笑われてしまう事も厭わない

プライドがとか腹立つより笑い優先



でも自分がイジられるのを嫌がると

そういう内容の記事からも彼の性格上

少し自分には保険をかけていたようで



その辺が芸人からすると小ズルいとか

守りに入った感じで印象良くないのかな



お笑いなら、自分もイジられる覚悟を

笑いになるなら、と腹を括る感じは

松本も浜田も持っていたと感じているし



中居本人もそれを許す相手とそうでない

相手とを分けていたのかもしれないが



後輩芸人も昔の怖いイメージが各自

強かったとしてもあえてイジりにいく

そこから笑いが生まれるみたいな事を

当のダウンタウンがそうしろと言及してた



浜田や松本がイジられる構図がそこから

解禁されていったように思うんです



だからお笑いやる領域にいるくせに

イジりを許さない的な回し方にも

芸人側にやりづらさはあったのかもなと



最近は特に大物扱いをされすぎて

周りが若い世代になり自然とそうなる

これがまた逆に厄介なんでしょうね



そしてその割にそつなくこなせるし

偉くてステータス高めの設定に変わる

誰も逆らえない雰囲気すらあったのでは?



それは業界内での周囲の扱い方からも

周囲が忖度するから周りもそうしないと

自分が悪いみたいに持っていかれる

お笑い芸人に限らずスタッフもそうで



世代が代わるとどうしても生じること

偉くしたくないけど、偉い人みたいに

扱ってくる世代に上がるとこれまでと

違ってやりづらくなってしまったりね



視聴者にしてみたら、中居はいつまでも

世代によっては、ヤンチャな兄ちゃんで

アイドルしてカッコつけな若者を見る目線



でも視聴者とて、世代がより下になれば

自ずと見方も変わってくるんだろうし

難しいんだろうね、大物とか大御所とか

いつの間にか言われて腫れ物みたいに

心の中ではさみしい部分もあるのかな



中居本人の場合はそういう周囲と立ち位置

キャラクター的に厳しい指摘もする立場で

周囲も持ち上げる忖度みたいな行動を

してしまっても不思議ではないかもなぁ



彼だけの責任のことはもちろんだが

彼だけの責任でもない気もしますね

日本人だけなのかな?立ち位置が変わり

対応が代わるとなんか妙な雰囲気になる



こういううまくいきそうでいかない

日本人の社会の雰囲気ってありますね