オランダのサッカークラブ

みたいなタイトルになったが笑



「光る君へ」今年の大河ドラマも

終わりましたが、ドラマなどに暗に

示そうとしてるメッセージに対して

改めて思うことがあったのでね



ここ最近ドラマやエンタメ業界が始めてる

視聴者の反応と連動サービスする流れ

やりすぎなんじゃないかと思ってて

楽しく盛り上がればいいだけ、みたいに



本当の日本人の課題とどうやって

現実に向き合って実行するのか

そこに誰も踏み込んでいかない事

日本人最大の弱点として見えてくる



結局はSNSで反応する事実があって

そこを根拠に物事が動いていくのだが

お互いがサービス的反応で意見しあい

互いに利用価値があって動くのだろう



つくり手側の仕掛ける意図やヤリクチも

わからないようにやってるつもりでも

ほとんどの人は、わかってて乗っている

でもそれのみでいいのか?ホントに



見てほしいからだろう?でもさ

見せてそれで終わり?作品つくって

自分たちはやることやったで済ます?



本当の気づきはドラマの中の

セリフや映像、音声に表現されても

私たち視聴者は、いつだって同じ



自分たち全体のことを言われてると

気づきながら、自分以外の社会の

大衆の大きな動かせない考え方で



自分ではどうしようもないことと

捉えて、仕方ないこととあきらめる

自分を当事者から無意識に外す行為



長年、これをしちゃってる自覚しつつ

それでも、その態度を自ら肯定しちゃう

自分の事から除外して解決しないものと

自分がやることじゃないと変換していく



結果的に同じような課題をサラッと

作中で弱点を言われても自分事にせず

そうだよねぇと反応してソレッぽい事を

つぶやいては、次の事象に興味を移していく



これが私たちを長年映す現実の姿である

いいことを言う外形だけ示して次はどれ?

ちょっとわかりづらいかもしれないが笑

ずっとコレやってきてる気がしますね



ここで詰まるからまた迂回して、そして

また同じような道をみつけ、また詰まる

エンドレスで繰り返してるだけのような



究極を言うと、動かしたら動くよと

みんなでやってみて?と提案されるが

誰もその課題に手をつけずに見てる



これは提案するつくり手もズルイ魂胆

私たちは作品を通して表現してると

しかし、これは「エアー」である



予想だけして馬券を身銭切って

買わないエアー馬券と同じことです

本気のようで本気でない証拠



これはワタクスもずっと言ってるが

こういう才能のある人が作品という形で

あとは皆さんで、というビジネスだけで

見てるだけの時代ではないのでは?と



せっかくその物語をデザインする才能が

あるのであれば、実際に動く作品にして

現実を動かす「本気」も大事なのでは?



あえて言えば、エアーでフィクションを

提供して、フィクションに反応してみせ

こうするべきだよねと言いながら、誰も

そこから先にある課題に手をつけない



もちろん前提として、国民的な気質が

他人任せでなく自分事として考えて

その一員である自覚のもとで当たり前に

主張して動かすこともいとわない

この風土が醸成されていればこそ、だが



これからこの気持ちや流れをつくって

人間の気持ちを変えていくことも実際

可能なのであって、その流れができて

動く雰囲気が高くなることはわかってる



問題は、日本の場合は引率者、牽引者

そういう実行の舵取り役の存在だ

その存在が本気で動かしキッカケを与え

自分事として主体的に動かす一員に変える



明確なビジョンを何もかも提示されて

マニュアルを示して、さらに周囲が

連動して動くんだとと見せてあげないと

我々の集団は動こうとしないんです



だと仮定して、そこにもう気づいてる

滋賀と密接に関わりながら人の気持ちを

少しでも起こそうとしている西川貴教は

そのヒントをつかんで実行しようと

しているんだろうなと感じますね



おそらくは表現する才能のある人は

その引率、牽引役になりうる存在で

遠慮せずに芸能以外の分野でその

知名度を活かして集団を動かすための

キッカケをデザインできるイメージ

できると思うんですよ、実際にね



西川はそういう存在として自分が

牽引役となって人の心を動きやすく

助走をつけてあげるキッカケを

意識してつくっている気がしますね



おそらくはそういうことに気づいて

自分のような存在がやるキッカケを

つくればあとは、人のやる気次第で

物事は大きく動いていくと感じてる



彼が絶妙なのは、ユーモアのセンスと

キャラクターと見えるビジョンの配合

かけ合わせが相乗効果を得ていること

それを自覚して動かそうとしてること



そういう存在の才能ある人間が

それぞれの周辺のコミュニティで

動かそうとデザインしてマジメすぎず

明るさを忘れず、楽しく動かしていく

雰囲気をつくれたら



イメージは湧くとは思いますよ

誰かに任せ、誰かについていく

ファクトフォローニンゲンは

このままではAIにも依存していく



そして依存している自覚を持ちつつ

それで悪い流れが変わらなくても

構わないと流れに身を任せていく



そのなかで生き残ったら勝ちと

そう思う低レベルの争いを繰り広げる

自分たち以外の犠牲は、仕方ないと



そうなる前にできることは

ちゃんと血の通った人間を

キッカケにして自分たちで動かす

その意識を高めていくこと



言ってみれば、やれるキッカケ待ち

そういう動きたいマインドのある

多数の人間を起動させるためには



牽引する才能ある者たちが動かすこと

詰まった栓を開けてあげる必要がある



人をまとめるというのは才能が必要

そして日本はその人を活かしてまとめる

牽引役を軽んじてきたからではないか



残念ながら多くの人の心を動かして

起動させるキッカケを与える人は

政治家や官僚、公務員の中にはいない



エンタメ業界だけにとどまらず

その知名度と牽引する役割を

自信を持って自覚して動かして

社会に貢献することもできるはず



そのデザインして表現する才能

見せて心を動かす仕掛けをする才能

ホントに活かしてくれないかな?と

それを待っている人間は多いと思う



型通りに指示されたニンゲンに

なってしまう前に、血の通った

人間がまだ自分たちでできることが

あるのではないだろうか



このままの流れでは確実にAIに

食われやすいメンタルを抱える

日本人は他の国よりかなり危険だ



その自覚もありつつめんどくさくて

身を任せて滅んでいくのだろうか?



あえて、知名度ある作家や芸能人、歌手

クリエイティブな産業でデザインする

才能を伸ばしてきた人に言いたい



お前らがやらないとこの国は動かぬ

作品だけに逃げずに動かしてくれと

詰まった栓を開けてくれたらもっと



この国で窮屈にしてるニンゲンは

もっとイキイキとなり人間に戻るから



せっかくその才能があるのであれば

大きく声を上げ動かす一歩目を見せ

私たちの意識を動かしてほしいと思う



これは甘えではない、お願いであり

そうしないとこの国は動かないから



財を成したら、もう終わりか?

作品を楽しんでくれたらあとは

自己責任に落とし込んで逃げて



せっかくのその才能をもっと今こそ

社会全体のために使ってくれよと

ワタクスは心底、そう感じてます笑