最先端のものって甘美で

完備なんでしょうけど

罠が張ってあるのもわかる

どうせ誰かに搾取されていく



どこか古い物事を置き去りに

してきてしまってるような感覚を

持ってしまうんですよね

年を取ったからでしょうかね笑



古いモノを簡単には捨てないけど

捨てやすくなってきてる時代

人もモノもそういう扱いにされて

徐々に浸透して納得感の比重が増える



逆に古いものをあえて捨てないと

次に進めないものもあるし、ホントに

ケースバイケースなんでしょうけど

私たちはすべてまとめようとしすぎる



最先端のものに囲まれすぎていると

なんか大事な手触りを忘れていく

忘れてはいけない感触を忘れていく



どうやら最近気付いたこととして

思うのは、一つの答えを求めすぎる

一つにして進むのが正解でもないなと



私たちは一見すると常にケンカばかり

次の一手は意見するのを封じることか



弊害をなくすと、どんな世の中に

なっていくんだろうなと想像する

まだ違うやり方あるんじゃないか

見落とし、見逃ししてたのではと



多いでしょ、これが正解みたいな一方

その一つの正解だけでは実際なかったし

人の数だけそれぞれ答えがあると



時間が経っていま実際の現象をみると

あのときとみんなで選んだことが実は

間違いに大きく寄与していたみたいな

そんな事象がたくさんあるように思う





いま思うと冷静に振り返ったりして

実は真逆の選択をしておけばよかった

みたいなことがね、時間は戻らぬが



全然普通にみんなそれに気づいている

なのに、自分の損得を見据えて大移動

多数派についたり、離れたりリスク管理



そして結局、何もリスクをおかして

選び進むことなく、惰性で進んできた

いろんな人生があるさ、人それぞれだ



自分のお金を自分のためだけに貯めて

誰も助けず助けられず、自己責任の渦

そんな世代もあったねと、後世言われる



でも他人がとやかく言うことでもない

でも逆に、他人がうまく関係性を築き

気づいてあげることでみんなで動き

決断して改善することもあるだろう



ここも答えは一つではないし、逆に

その否定した方のものが、長い目でみると

正解のようなことも森羅万象隠れている



日本人は古くからの建物や文化財など

維持するのが好きで、以前も書いたが

自分の決断だけでは決められないから



とりあえず維持するという逃げ気味の

姿勢も当然隠れているわけでね

現代の私たちがやっていることも同じ



当時の人が必ずしも自分を圧し殺し

過去の遺物ないし異物を大事にしようと

していたとは限らないでしょうから



ある意味でそれを破壊してきた人は

悪魔か英雄かは、ほんとに紙一重だろう

後世が納得すれば、英雄となり

否定すれば悪魔となるだけのこと



すべてにおいていま選択してる

現実が本当は、マズイ選択だったとは

思わないし、でも間違った選択で

進んでいることも絶対にあるはず



一つに決めず細分化して

進める効率と視野拡充

一つに定めず例外に対して

完全排除を緩和する感情

いろいろとヒントが隠れている



一つに定めるとそれに人間が集まり

多数派を形成して正義をつくりだす

正義の主張は強い、人を鼓舞して

強くみせ自信を与えてくれるがゆえ

高く強く大きく叫び、伝わり流れる



きっと真実はそこだけではないのに

そこだけがフォーカスされると人間は

そこだけを学習すればいいと思い込む



結果として、学習したこと以外には

価値を認めようとしないまま時が流れ

あとになって間違っていた判断に気づく



それが実はその時点では間違っていたこと

当時はそうするしかなかったと嘆く言い訳

あまり悪びれもせず彼らは言うのだろう



誰も謝ろうともしないし、反省はしても

同じように正義一本、決めたら一択で進む

こうやって何も学習せず繰り返してゆく



違うんでしょうコレ、可能性として

当時から別の選択肢を常識や根拠で固めて

前に進めるために、否定し捨てていく



そのときに複数の視点や逆の視点で動くと

どう変化していくのだろうと想像もしない



想像すると決断が鈍るからであろう

知ってしまうと自分の決断を信じられない

迷いが増えると前に進めなくなる



だからあえて見ないでみんなで妥結した

大勢が良いと判断して決めた正義で進む

それでしか前に進まないと退路を断つ



私たちや人間全体がいま良かれと

選択していること、それがこの手の人間の

根拠や意識でのみ、進んでいるのなら



あえてそうでない方法で

想像していく意味

あるのだろうなぁと

しんみりと思う



この視点を忘れないこと

それしか弱者はできない

いつか必ず役に立つ考え方



世の中の流れのほとんどはそういうもので

大勢の人間が加勢しながら正義をひとつ

これ一本で旗を立てて振り進む狂気的に

熱くなってるときは誰も止められない



鎮火し、消火し、消化しきれず沈下した残骸

そこに人が無惨に踏みにじった別の選択肢が

物言わず転がっているのが見えないか?笑



ムズいなぁ〜コレ、伝わらん自分の語彙力

イメージのわずかな角度で見えることでも

言葉にならないもどかしさ、通年つきまとう



さすがにこういうとき、自分の脳のイメージを

言語化したり、図解化するAIがあればと笑

でもあったらあったで使うと面白くないと

考えて避けそうな気はしますけどね笑



最先端と矛盾してしまうがこういうのも

否定しない緩和的な感情が大事なんだろう



いや、直さずこのまま残しとこう笑

そういうのも、大事かもしれないので

結局論点がわからなくたっていいんです



なんとなくわかればね、あえて整えて

本当は必要だった栄養素を削ぎ落とす

そんなことを私たちはしてるのかもなと