女子体操選手の喫煙、飲酒での
五輪辞退が話題ですけど
内部告発ということからも
初めて見つけたという感じは
しませんよね、おそらくは
この選手と一緒では戦えないと
反旗を翻した思惑も感じられる
選手かスタッフかはわからないが
そうであればこのメンバーで
実力的に主将として引っ張る
責任あるような立ち位置にしての
メンバー選考にならざるをえない
その流れからしてもう危うかった
こういう団体戦みたいな場合
メンバーを選考するときに
成績だけでないバランス感覚
みたいな視点で構成することが
他の競技でもこれまでも話題になり
議論を呼ぶことが多かったですが
日本人であればこその問題なのかな
年長者で実力的にトップの選手
引っ張る立場にあるから引っ張れと
押し付けられるように指名されたか
自分の事に集中したいタイプなのに
日本チームの柱として背負わされる
重圧みたいなものがかかるとしたら
言われている素行の悪さや飲酒や
喫煙の常習性、そのあたりを鑑みて
この選手の負担を軽くする視点は？
もっと考える余地があったのでは？
協会はトータル的に団体戦の選考が
ホントにこうでねーと、いけなかったのか？
コーディネートとかけてますけども笑
その意味で杉原選手あたりが適格か
でも杉原選手は順位では及ばず補欠
規定通りに選考基準に従うと選べないし
順位が上の若い選手が割りを食うのはね
なんかいろいろともう流れが悪い感じ
世代のハザマというか谷間というか
前回は村上と寺本のベテランがいて
寺本は順位で及ばずだったが村上がいた
そういう意味ではまとまりを期待し
主将という大役をも任せられる構成
実力的にも一番で、年長で、主将
安心して任せられるリーダーシップ
後輩もついていく気持ちになりやすい
今回はたしか全員が初の五輪出場で
次世代のエース的な人が宮田選手で
でも個性としては何かと問題がある
その状況も協会は把握してたはずです
それでも選手選考としてはトップであり
年長で、実力的にも主将になってしまう
日本だと無難にそうしてしまうことが多い
一番実力ある人が自動的に主将になる
昔から部活なんかでも当たり前の感覚で
疑うこともなかった日本の風習的な発想
無意識に踏襲して選考してなかったか？
そうなると重圧がかかる立場にさせた
協会はもっと違う視点で判断すべきことが
あったのではないか、この判断に問題は？
ルールでもって決めてあるから
そこに照らして間違いのないように
適切に、協会は処理した感じだが
協会がこの選手に重圧をかけて
しまうことを仕方ないと思って
やらせることで自覚と成長を促す
期待と半々で任命したのでしょう
そのトータル的な団体戦としての
バランスで協会が選手選考できたのか
できてなかったのか、ここですよね
問題なのは協会の選考に関しての
日本の常識に囚われない決定が
できる余地がなかったのかどうか
もともとの選考の段階で今回は
経験の浅い選手たちの構成に
ならざるを得ないことはすでに
わかっていたはずですからね
団体戦のメンバー構成としては
まとめる人的な立場にある役職を
自動的に宮田選手にしてしまい
不安定な選手に重圧を与えてしまう
申し訳ないけど頑張ってくれと
彼女が乗り越えられなかったと
言ってしまえばそれまでですけど
そういう逃げ方はもう日本人は
してほしくないなとも思うんです
アマチュアスポーツや部活意識の
延長みたいなところがまだ日本は
根付いていることが多いのでね
間違っている「かもしれない」
自分たちの考え方や捉え方について
わりと日本人はルールはルールだから
といって見つめ直すことを放棄する
昔から日本のなんかよくわからない
慣習やしきたりへの依存というか
思考の放棄みたいな感覚の延長
これを守っていれば怒られない
間違いではない、っていう姿勢
実はスゴイ無責任な逃げ方でね
こうなってしまったら流れはもう
止められないみたいな感じになる
そうするしかなかったのか
別の手立てを打てる可能性を
模索する意識も持てなかったのか
このへんのまとめ方を大局的にみて
判断することって日本人は苦手ですね
組織としても弱点という気がします
こうしたほうがいいとわかっていても
普通なら、こうするべきだと思い込み
そうしてしまえば、あとは突き進むだけ
自分の負担を軽くしてるのは協会では？
そんな錯覚を起こす人が日本では
やはり多いのかもしれないですね
なんかこの問題はものすごく難しい
自分たちが間違っていないと疑わず
自動的に選択してしまうことがあり
それをいつまでも意識できないから
同じような組織のミスを繰り返す
日本人の弱点みたいなものが
またあらためて見えた気がしますね