6月に入って夏に向かってるなと。

あぁ、なまあたたかい。



気温が急激に上がったりして

熱中症になって搬送されるという

ニュースも日常化して久しい。



ワタクスはおじさん世代

子供の頃など、熱中症で

搬送される事って、ほとんど無い。



そもそも救急車の出動自体が

ほとんど記憶にないのがリアル。

リアルガチです、マジで(出川)



たしかに気温が上昇し続けて

昔より酷くなってるという

実感は、確実にありますよ。



出動しすぎにも、いまもう慣れた。

ホドコシ過ぎてんだよなとも思う。

ホドコシすべきところには施さず

手つけやすいとこだけどんどん便利。



ただね、年齢を重ねて弱くなった

という側面も大人世代にはあるし。

難しいところなんですよね。



現若い世代は中高年世代と

日常生活を同じ条件で過ごすと?

常識、行動、便利グッズ

すべて古い条件で同じにしたら?



果たして、どうなんだろうかと。

便利なものを排除してる状態で

どっちの時代の子供が、丈夫で

熱に強いのか。体力、気力は?



現代が弱くなったとしたら

それは予防や早めの処置が

影響してるのではないか。

処置には知識も含むとするとね。



搬送されるほどヤバいのか

ヤバいと言えるレベル

じゃないのに、搬送する手ハズに

整えてしまったのか。



わかりますかね?笑

たとえば、いま60歳の人が

10歳までの人生をそのまま記憶

体験を自分に残して時空超える。



10歳の昭和の夏から現代の夏に

ポンと放り込まれたとしたら?笑

このオジサン子供、強いのかなやっぱ。

っていうイメージです、はい。



そんなんで救急車呼ぶ?

って感覚を中高年は

子供時代の体験から

刷り込まれていてね。



大人になって、便利になって

できないことができる時代になっても

考え方が子供時代と変化してない

って大人が多い可能性はある。



ホントにひどくなってから

初めて病院に行ったりする人が多い。

予防という概念がなく育ったから。

それも人間の自然な姿とも思うが。



なんとかなるよと思いながら

なんとかなってきた人生を知る。

だから、どうせなんとかなるって

思っても不思議ではない。



予防という概念がないからこそ

自然と身についたものもあったし

現代はその体験を奪っているのかも。

どちらを取っても、欠点は必ずある。



多少のことは我慢して、できてた。

それでも治ったから大丈夫、みたいな。

だから自分たちは強かったんだと

すり替えてしまいがちですけどね。



予防もね。うーんどうだろうな。

ケースバイケースでしょうね。



仮に子供の頃の弱い段階を0とする。

予防しないで、さらされることで

自然と鍛えられ成長して100になる



いずれこの100は加齢によって

下がっていって弱くなるのが自然で。

ココで予防が役に立つ。



この100が予防というアイテム

措置によって0からすぐ100に

これが現代の子供の段階から

ホドコシされてるとしたら?



無かったら、機能しなかったら

効果なく0に戻ってしまう。

激ヨワですぐ倒れてしまう。



いまの常識から考えられないことが

当たり前とされていたし、それで

実際にいま生きてるということは。



それなりには人間、無理がきき

耐性があって幅広いところまでは

我慢できて適応できたりする。


だからといってスパルタ的なのが

現代にも容認されるかは別問題。

難しい。向こうの理屈をこっちに

持ってきて繋いでも、それも違う。



私たちおじさん世代以上は

昔の子供のほうが強かった的な。

これも悪い美化なのかもしれない。



いまの子供は身体はデカいが

割とすぐに病気したり、

免疫力低下などあまりに

守られすぎて弱くもなってる

みたいなイメージ持ってしまう。



60代以上とか上の世代のほうが

その固定観念は強めかもね。

自分たちが子供のころなんて、

という大人。



いま思うと熱中症の症状なんて

ザラにあったみたいなね。



そもそも熱中症という病名など

無かっただろうし、認識がない。



だからちょっと疲れたとか

暑くてダルい。でも甘えるなと笑

休みたいだけだろ?と「叱咤」する。



ちょっと休めば治る、元に戻ると。

病名つけると気分的に病気な感じに

受け取るし、急に病気ヅラする。



病気と思わないと人間は

意外に平気なことも。

病は気から、という言葉がね。



気を張ってると大丈夫で、

緊張から解かれて

張っていた気が収まると

疲れが一気に出るとか。



おそらくは昔の人も

解明されない病気に対して

それなりに傾向を掴んで

考えてはいたんでしょう。



私たちはいまなんでも

先に知ってしまう世の中で。



それを便利だと思っているが

知ってしまうとそのことによって

挑戦しなかったり、諦め、回避。



自分ができることだけ、

失敗しないことだけ

そういう流れになって

逆らわないのが当たり前

みたいに現代はなってきている。



低迷するのも無理はない。

無理してない人が多いからか。

ここも判断は難しい。



出来ない人がたくさんいた昔。

中高年世代もできない人が多かった。

でも事前に自分で知らなかっただけで。



レベルが低くても始められて

いつのまにか時間をかけて

開花していく人もいたんでしょう。



育成するゲームなんかでね

レベル1から始まるでしょ?

当然初めはレベル1でね。



そこから経験値を積んだり、

鍛えたりなんかして。

レベルが上がっていくわけでしょ?



でも若い時からいろんなことを

知りすぎてしまうと

ホントに最初から諦めたり、

選択肢から外したりね。



言ってみれば最初から

レベル50くらいじゃないと

始められないな、みたいに

思い込んでしまう環境に

してしまったんでしょうね。



いろんな病気を予防したり

救えたりしてるのかもしれないが

見えないところが弱くなってる。

まぁでもこれは、必然なのかもね。