爆笑問題の太田が

なにやら賑わせている。



ワタクシは全部観たわけではないが

太田らしい通常運転、ですかね(笑)

全然普通でアレが真骨頂ですんで。

太田プロレスですよ。



田中もいたらいいクッションになって

多少、和らいだとは思いますが。



キャスティングしなかったってことは

尖ったものが刺さった時

受け手の側の器を試すような

意味合いもあったのでは?

それも狙いのひとつだったと思います。



山本太郎に対してのメロリンQ発言からの

それに対して笑顔で最高傑作ですという返し。

アレが一番良かったかな(笑)



笑うこと、笑えることも

どんな場であってもワタクシは

重要なんだと思っています。



笑える笑えないは個人の資質なので

とやかく言うのも違うと感じます。

イヤなら見なきゃ、聴かなきゃいい。



メロリンQからの最高傑作

このやりとりは双方が

損をしてないというか。



お笑いリスク爆弾を抱えて

太田プロレスを仕掛けようと

突っ込んでくる太田。



それに対しての

返しのうまさをみせると

別の意味の評価も加わる

と思うんですけどね。



そこを評価の基準にしていない

マジメな人にとっては

けしからん、なんでしょうけど。



これを許さないとなると

息苦しすぎると思いますよ。



どんどん苦しくする声を聴いて

マジメに言うこと聴かなくてもいい。



いろんな質問をされることって

政治家であればあり得ることで。

失礼なことも、聴かれたくないことも。

鋭利なもので刺してくることも。



それに対して、すごいなと思わせたり

ユーモアやブラックジョークで返す。

それも政治家に必要な才能のひとつ。

違いをつくれる政治家ではないかなと。



単に失礼じゃないかと怒るより

数段上の器量をみせたのは

山本も良かったと思いますよ。



マジメなだけではキライな印象を

持っている人を味方にすることは

できないですからね。



石破とも旧知の仲でしょうから

その関係性からも知らない人が

失礼だと訴えたとしても

本人たちがプロレスできているなら

別に許してもいいんじゃないかな。



マジメすぎてもダメだし

人間的な部分を引き出そうとして

爆弾問題の太田を起用したんでしょ。

あ、爆笑問題ね。



マジメな連中からは非難の嵐、桜井翔。

これも世間の窓を開けて

あえて違う空気を入れる良さ。

ちょっとした息抜きのようなもの。



でも世間の声ってのは届いたもん勝ち

みたいなところがあるので。



非難した人もガス抜きに等しい行為。

取り上げられないと満足しないはずですから。

これも広い意味でウインウインです(笑)



一概にダメだとは言えない。

世の中の声のひとつがすべてではない。

たとえそれが多数にみえたとしても。

ネット空間の世間はその一端でしかない。



そのスタンスの番組を

観たくなければ変えればいい。

観てガス抜きできている人もいる。



文句つける側も相変わらず

ジャッジしたがりが多くて

笑いの空気がイヤなんでしょう。

でも文句をつけてガス抜き。



観たくなければ観るな。

そういうメッセージの受け取り方で

視聴者も受け流しできることです。



山本太郎のように、うまく返して

さすがと思わせるのも、ひとつの手。



選挙というマジメな場であえて。

あえてやることに対しては

あえて許すこともひとつの手。



それなりに失礼のない境界線を

ちょっと踏み込んで突っつく。

突っつきすぎるのも太田「らしさ」で(笑)



たぶん本人も失礼だとわかってて言う。

そうしないと自分がキャスティングされた

意味がないからでしょう。



でもそういうことは言うべきではない。

マジックの種明かしを

誰かに耳元でささやかれて

マジックを楽しめますか?(笑)



制作サイドとしては想定内でしょ。

常識では失礼なラインをあえて

踏み越えるのも狙いのひとつで

キャスティングしたように思う。



ギリギリの攻防でプロレスしてみせる。

これをユーモアとして楽しむくらいの

余裕があってもいいくらいだ。

コレも言いすぎなのかな?(笑)



プロレスは相手の技をあえて受ける。

受けたうえで、さらに自分の技をみせる。

全部受けて跳ね返して勝ってみせる。



逆に、相手の攻めを受けないように

回避し合う攻防をみせるのもまたプロレス。



八百長といってしまえばそれまで。

それを楽しむこころの広さが

もっと、マジメニンゲンたちにも

伝わるといいな。



みんなもっと仲良くなれるのでは?(笑)