働く人の側のマイナス部分を直させようとしないのはなぜだろう?
働く側の人は、そのままでいいんです、みなさんがんばってますし
私たちがみなさんの環境をよりよく整えますよって、ねぇ・・・
「ワガママいわずに理不尽でも働いてやりきれ!!」
国も腹の中では言いたくても言えないものを抱えているはず
保身のために言わないだけでね
あなたにも、わたしにも悪いところは必ず、必ずある
なんだかなぁと
自分の子どもの悪いところをみないように、触らなければ傷つかない・・・
他人の悪いところを探してソッチを直してもらおうという思考と同じ構図
自分の子どもの負の部分を叱れない親のように思える
体裁を整えようとする上っ面な対応にはみんな飽き飽きしている
かといって、めんどくさいことしたくないのが一般的な労働者の気持ち
どんなに便利になろうが、環境が整備されようが
人間そのものが働く職場における、人間関係としては
論理的で正しことばかりで通るようなものではないんだろうと思う
すべての人を正論で救おうとして、すべての人を困らせ、迷わせる
そういうスパイラルにおちいっているかのようで
うまくいくこと、うまくいかないこともひっくるめて
プラスとマイナスが混在するのが、ありのままの人間関係であり
他人同士が集まる職場という環境である
便利になればなるほど受け入れがたいものを受け入れないで済むから
不便な環境をあえて与えることも大事なことなんですよね
そうやって自分自身も成長してきた人や大人世代にはわかることなんですが
いまの若い人に理解させるのは少々難しい問題です