近年、顕著になってきているなと思うのは

叱られ慣れていない世代の人が叱る側にまわり、叱れなくなっていること

これは家庭でのしつけや教育、社会傾向など様々な問題が絡んでますね



相手の話を聞くのがずいぶんと下手になってしまったこと

主張と主張がぶつかると反発しか生まれてこないのだから

相手の主張をいったんは受け止めるという姿勢が

相手をやわらかくすることもあるはずです

でもそれぞれが自分が正しいと攻撃的になります



叱られることを恐れると、失敗しないようにというマインドになる

しかし失敗を恐れるあまりにチャレンジすらしなくなってしまう

これはサッカーの日本代表がかねてから言われていることと共通してる

つまり日本社会のなかで培われた国民性なんでしょうね



本来、チャレンジすれば可能性が開くこともあるのに

開く可能性さえ失敗を恐れるあまり、閉ざしてしまっているのではないか

どうせ失敗を恐れてチャレンジしなくなる結末が待っているのであれば

結果がどう転ぶかわからないことにチャレンジしてみてはどうだろうか

独創的で、独走的なチャレンジは我ながら楽しいですよ(笑)



叱られることを恐れることは、叱られることによって得られる自身の可能性を

閉ざしてしまうことなんではないでしょうか

社会全体に蔓延するリスク回避の傾向も余計に拍車をかけるし

チャレンジしそこねた世代の人がいまは中心的なポストにつき始めている



叱られ慣れていない世代が叱る側に立場上なった

でも叱り方を「教わっていない」という理由でしょう

叱り方がわからずに右往左往してしまっています

教わるもんでもない、体感して経験して、体得していくものです

もちろん許される範囲が異なることも、社会の前提が異なることも

承知のうえで、それでもやはり下手になっていると思います



叱られたっていいんですよ

もっとぶつかってこいよって思ってる上司もいますよ

ビクビクしてる間にすぐに歳をとってしまいます

若いうちはぶつかって闘って、へコまされてそれでも立ち上がって・・・

みんなそうして成長していくんです

みなさまの周りにもそうした良き理解者がいることを願っております