昨日の続きの70歳死亡法案ネタであらためて思いめぐらすと

団塊世代が後期高齢者に突入するといわれるのが2025年

いろいろと弊害が起こると予測されていますね

いろ~んな要素が複雑に絡み合い、トータルで言えるのは

ハッキリ言って、邪魔になるくらい負担になるということ


当の本人たちはどのような思いでいるのだろうか

こればっかりは実際に自分がその年齢になってはじめてわかる感覚で

若造たちがどうこう言う問題でもないのですが

成長戦略に便乗できて成功した世代であり、充実感も得られた人も多い世代

若いころの苦労を経て、時代をつくり、残りの人生を謳歌する

決して悪いことではないし、誰がとがめられましょうか


半年以上前に書いたブログでも書いてますが

せめて、せめて何か下の世代のために知恵を継承していくような

意義のある社会的な活動も、からだが動くうちにしてほしいものです

そういう意欲をもっていてほしいと切に願います

おそらく老害と後ろ指をさされるのも本意ではないはずで

シニア世代を労働力として活用しようと政府もしていますが

それは少し発想が普通すぎますね、ちょっとナンセンスです


これまで散々働いた人にまた働けというのは本人の立場にしてみれば

モチベーションが保てませんし、思っている以上に体や頭が動けない現実があり

それが現役世代にとっても居心地の悪いストレスを感じさせてしまいがちです

もっとアイデアを出して違う活用の仕方を探るべきですよね

そこが自分の活路のヒントであり、少し見えてきてます


個人的には有事になれば一番最初に切り捨てられてもしょうがない世論が

巻き起こると思っていますが、それだけ切実でひっ迫した状況であると

当の本人たちの世代はどれほど理解しているのでしょうか


その歳になって初めて見える景色は、その歳にならなきゃわかりません

現役世代が古いと切り捨てた考え方にも、混迷する時代を切り開くヒントが

隠されているのかもしれません