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1週間ほど前に、「RockDiskNext-Raspberry PI-lightMPDでnfs接続」に挑戦を始めたのですが、いろいろあって結構手間取りました。「いろいろ」の半分以上は機器トラブルでまずパソコンが壊れました。突然動かなくなり、メーカーのサポートに問い合わせた結果、SSDの故障で修理に4~5万円かかるとのことでした。馬鹿馬鹿しいほど高いので、安いパソコンに買い換えました。次にカードリーダーが壊れました。SDカードが認識されません。これも買い替えです。

そんなこんなで5日程度はlightMPDに触れませんでした。さらにlightMPDをnfsで動かすことでも、手こずりました。lightMPD掲示板、RockDiskNextのBBSで質問し、何人かの親切な方に教えていただき、やっと再生にこぎつけました。

皆さんのご協力で、RockDiskNext-Raspberry PI-lightMPDでnfs接続が出来ました。また、RockDiskNextでsambaをoffにしても再生出来ました。

「sambaをoff」の音は立ち上がり、立ち下がりともシャープでスッキリ爽やか、ボーカルは細かいニュアンスが再現され、特に女性ボーカルの甘い声の表現力はなかなかのものです。パイプオルガンの最低音部の和音がきちんと分離して聞こえます。
分離が良いといっても不思議なことにうるさく感じられることはなく、何時間でも聞いていられます。sambaでの再生では数時間も聞いていると聞き疲れしたものですが、それがありません。
ご参考までに、編集したlightMPDの「lightmpd.conf」を貼り付けておきます。

以下に、貼り付けました。

RockDiskNextの設定は、/home/admin/ です。音楽ファイルはadminの下のMusicにあります。

#
#
[network]
interface=eth0
address=192.168.11.***
netmask=255.255.255.0
gateway=192.168.11.1
nameserver=192.168.11.1
#domain=mydomain.jp

[ntp]
server=192.168.0.0
ntpd=no
timezone=Asia/Tokyo

[nas:NASID1]
type=nfs
host=192.168.11.***
remotedir=home/admin/
proto=tcp
rsize=65536
wsize=65536


#[nas:NASID2]
# type=cifs
# host=nashost2
# remotedir=audio_data
# remoteuser=usrid
# remotepass=passwd
# iocharset=utf8
# file_mode=0644
# dir_mode=0755
# rsize=61440
# wsize=65536

[mpd]
# dac=bcm2835
dac=hifiberry-dac
# dac=rpi-dac
# dac=usb-audio
# dac=usb-hiface
load_module=mpd-0.19.8rt
music_directory=NASID1/Music
playlist_directory=NASID1/mpd/playlists
db_file=NASID1/mpd/tag_cache
sticker_file=NASID1/mpd/sticker.sql
# log_file=NASID1/mpd/mpd.log
log_file=/dev/null
Raspberry Pi+Sabreberry+lightMPDの組み合わせで、音が良くなると言われていることを、試してみました。

まず、SDカードを引き抜くこと、lightMPDは起動してしまえばすべてメモリー上で処理されるので、SDカードなしで動作するとのことで、やってみました(PCオーディオ実験室さんのマネ)。確かに引き抜いた瞬間、フッと音が変わる気がしますが、その後しばらく聞いていても差がわかりません。たぶん良くなっているのでしょうが、私の耳ではわかりません。

次に、インターネット回線からの切り離しです。Raspberry PiとNUSはHABのみを間に挟んでいて、そのHUBがルーターにLANケーブルでつながって、インターネットを受けています。NASのファイルを再生するときにはインターネットは不要なので、LANケーブルを外してみました。外した瞬間にフッと音が変わるのですが、その後しばらく聞いていても差がわかりません。たぶん良くなっているのでしょうが、SDカード引き抜きと同じく私の耳では区別がつきません。

最後に、電源をACアダプターからバッテリーに変えてみました。cheero Power Plus 3 13400mAh です。DC 5V 2Aですから電源不足は起きません。音は、背景が静かになりソロの音がグッと前に出てきます、時々聞こえたやや尖った耳障りな音がなくなりました。これは効きます。これで充電の手間がかからなければいいのですが、面倒なのですよね、充電は。

lightMPDは使えるDACが限定されています。作者である「デジファイの音」さんによると(https://sites.google.com/site/digififan/info/raspberrypiyongnolightmpd-v008wogongkaishimashita)、使えるのは


o bcm2835内蔵DAC

o hifiberry-dac  TIのPCM5102x を使ったI2S接続のDAC

o rpi-dac  TIのPCM1794aを使ったI2S接続のDAC

o usb-audio  usb接続のDACまたはDDC(ただし、これは使えないそうです)

o usb-hiface  M2TECHのhiface (初代のhifaceではノイズ混じりで実用になりません)

hifiberry-dac で動作確認してあるのは、b+ でRaspberry Pi model A+/B+ 用 DAC カード(RBD‐02+)とSabreBerry+ 、bではAudiophonics DAC Sabre ES9023 V2.0 I2S vers Analogique 24bit/192KHZ(ES9023)、
だそうです。

b+用のSabreBerry+とRBD‐02+の両方を持っていますので、まずsabreberry でやってみましたが、ついでRBD‐02+でもやってみました。音は、sabreberryとよく似た性格で、若干小ぶりのように感じます。

RBD‐02+は基板をRaspberry Pi にはめ込むだけ、他の部品一切不要、半田付けなしでこれだけの音が出せるので、もっと高く評価されてもいいのではないかと思えます。

さらに、手許にあるb用のBerry NOS miniでもやってみました。PCM5102x 、PCM1794a、ES9023とは全く系統の異なるTDA1387を使っています。

意外にも、ちゃんと音が出ました。音は、高音は爽やかなNOS(non oversampling)の音、中低音は押し出しの強いSabreberry の音を小ぶりにした音です。全体にどちらかというと長く聞いても疲れないBGMに多少近寄った音です。絶えず聞いていたらちょっと疲れるかもしれないlightMPD+Sabreberryは気合を入れて聞くとき、lightMPD+ Berry NOS miniはBGMと使い分けようと思います。



(前回)からのつづきです。

http://nw-electric.way-nifty.com/blog/2015/02/lightmpd-c3ec.html#moreをまねしています。
SDカードの中身の修正です。

[network]という項目を探す。
赤部分を修正。
[network]
 interface=eth0
 address=192.168.***249  ・・・RASPBERRY PIのIPアドレス、200を超えていればよさそう、255はだめ。
 netmask=255.255.255.0  ・・・触らない
 gateway=192.168.***.1   ・・・ルーター(無線LAN )のアドレス、TWSNMPで探したもの。
 nameserver=192.168.***.1 ・・・ルーター(無線LAN )のアドレス、TWSNMPで探したもの。
domain=mydomain.jp

NASの設定。

NASID1は使わないので、各行の先頭に「#」を書き加えます。これで読み込まれなくなります。LINUXの言葉のようです。


#[nas:NASID1] 
# type=nfs
# host=nashost1
# remotedir=audio_data
# proto=tcp
# rsize=65536
# wsize=65536


 NASID2を使うので、defaultで各行の先頭につけられている「#」 を削除します( NASをWindowsから読み書きしている場合)。 


[nas:NASID2]
 type=cifs
 host=192.168.***.12   ・・・NASのIPアドレスを入れます、TWSNMPで探したもの。
 remotedir=admin     ・・・NASの最初で出てくる親ディレクトリですの名前。
 remoteuser=admin     ・・・NAS にログインする時のユーザー名

 remotepass=*****     ・・・NAS にログインする時のログインパスワード
 iocharset=utf8
 file_mode=0644
 dir_mode=0755
 rsize=61440
 wsize=65536


MPDを修正して、dacの選択、NAS上の読み込む場所を指定します。

mpdの選択ですが、
 dac=hifiberry-dacのみ#を外すと、これを選択することになります(当方Sabreberry ですが、これで動きます、他の基板も同じものが多いような気がします)。

読み込む場所ですが、defaultでは
NASID1となっているのをNASID2に変更、あらかじめNASの中に設定しておいたadminの下のmusicディレクトリを読み込みます。 

playlistの指定をしておきます。

[mpd]
# dac=bcm2835
  dac=hifiberry-dac
# dac=rpi-dac
# dac=usb-audio
# dac=usb-hiface
 load_module=mpd-0.19.8rt
 music_directory=NASID2/Music      
 playlist_directory=NASID2/mpd/playlists ここにplaylistを作ります。
 db_file=NASID2/mpd/tag_cache
 sticker_file=NASID2/mpd/sticker.sql
# log_file=NASID1/mpd/mpd.log
 log_file=/dev/null 


 これで修正作業終了、「ファイル」-「保存して閉じる」で終了。

4、skyMPCで再生

SDカードをRASPBERRY PIに挿し、LANケーブル、RCAケーブルをつなぎ、電源をon。

デスクトップにあるskyMPCを開く

初回だけ上のような画面が出てくるので、「アドレス」欄にRASPBERRY PIのアドレスを記入。正常に接続されると、左側に、フォルダーツリー、右側に、プレイリストが表示されます。
フォルダー名を右クリック、プレイリストに登録、曲名を再生ボタンをクリックすれば再生が始まる(詳しくはskyMPCの説明を参照)。




再生ソフトとしてskyMPCを使用しています。世の中全体ではgmpcを使うのが大勢のようですが、シンプルなskyMPCを使っています(PCオーディオ実験室さんに教えてもらいました)。

以上ですが、誤り等があればお知らせくださると幸いです。





RASPBERRY PIでlightMPDを使う手順を自分用に(忘れっぽいので)メモしておきました。

1、用意するもの  
  
  RASPBERRY PI(ここではb+)、

  I2SDAC基板(new western elecのsabreberry+、LINUXCOM社 RBD-02+、など)
  ここではsabreberry+を使用

  マイクロSDカード(8G クラス10) 特に早いものは不要、これにlightMPDをダウンロ
  ードする

     SDFormatter(マイクロSDカードをフォーマットする)、TWSNMP(IPアドレス発見ソフト)、7zip(解凍ソフト)、TeraPad(ダウンロードしたソフトを加工する)、skyMPC(再生時に使うMPDソフト)
     以上をインストールしてデスクトップ上にショートカットを置く。

   NAS あらかじめ決めたディレクトリーに音楽ファイルを入れておきます(たとえばadmin/music).。

   まず、RASPBERRY PIにsabreberry+を取り付けて、Volumioをインストールし、 TWSNMP(Spnms)を起動。「管理ツール」ー「自動発見」‐「開始」で 以下の画面になる。 
.1がルーター、.12がNASです。lightMPDを乗せるRASPBERRY PIのアドレスはおそらく200以上なら間違いなさそう。私は249にしました(今は別のにしています)。


2、lightMPDをマイクロSDカードにダウンロードする

  マイクロSDカードをパソコンに挿し込んで、SDFormatterでフォーマット。          
   一度 抜き出して再度挿し込んでおく。エクスプローラでSDカードのあるドライブ名を調べておく。
  

  lightMPD-v0.08(raspberry pi b+用のlightMPD、2bは別ソフト)を
  ダウンロード、ダウンロードしたlightMPDrpi-v008.tgzを7zipで開きます。

         
7zipで開く1

        lightMPDrpi2-v008.tarをダブルクリックして内部を展開。

                     

         もう一度、「.」をダブルクリックして展開。  

        
 


         すべて(すべては必要なさそう)反転させ、上側のextract(展開)というアイコンをクリック
       
              
  


              


                「D」(これがSDカードあらかじめエクスプローラで調べておいた)を選んで、
                               




        OKを押すとSDカードへ展開を開始 します。

3、各種設定のためにSDカードの中身を変更する。

   Terapadを開き、Dドライブ(SDカード)を指定。





   Dが開いたら、lightMPDを選択、さらに、下の段の「ファイルの種類」を「すべてのファイル」にするとlightMPDが見えるのでそれを開く。


このような画面がみえる。ここがキモ。ここをまちがえなければ、あとは簡単。



(つづく)





RASPBERRY PI b+とSabreberry(I2SDAC基板)の組み合わせで、lightMPDを5~6日連続再生(アンプ、スピーカーはOFF)してきて、改めて聞いてみました。

RASPBERRY PI b+とSabreberry(I2SDAC基板)、lightMPDの組み合わせでは、音が重厚で安定しており、大型のコンサートホールを思わせる音場の広がり、特に低音は強く押し出してくる感じですが、それでいて細かい音まできちんと再生します、。当方、あまりなじみがないのですがいわゆる高級オーディオの音を超えているかもしれません。これまでのコンピュータオーディオでは聴くことのできなかった(私の少ない経験では)音が出ています。たくさんの方が高く評価される(apu.1などとの組み合わせでですが)のも納得できます。

RASPBERRY PI b+とSabreberry(I2SDAC基板)の価格を合計しても
わずか1万円でこの音が出せるということは、産業界に大きな変化をもたらす、いわゆる「破壊的イノベーション」に相当するものではないかとすら思えます。おそらく、この組み合わせを超えることが、オーディオメーカー特にヘッドホン関連メーカーの課題になるのではないでしょうか、結構大変そうです。

ただ、私自身は
アンプ、スピーカーはYoshii9といういわゆるオーディオ界ではユニークなものを使用しており(少数派)、RASPBERRY PI b+VolumioにNOSであるdevilsoundDAC、Yoshii9という組み合わせで、独奏曲からせいぜい5重奏などを、爽やかで自然な音でBGM的に聞くのが気に入っています。とはいってもRASPBERRY PI b+とSabreberry(I2SDAC基板)、lightMPDの組み合わせで気合を入れて聴くオーケストラの壮大な音楽の魅力も捨てられません。

ということで、RASPBERRY PI b+VolumioにNOSであるdevilsoundDACにYoshii9という組み合わせとRASPBERRY PI b+とSabreberry(I2SDAC基板)、lightMPDにYoshii9の組み合わせを使い分けることになると思います(apu.1などとlightMPDの組み合わせの評価が高いので、そちらも試してみて見たいものです)。
なお、上記ではI2SDACとしてSabreberryを使用しましたが、LINUXCOM社のrbd-02+(RASBERRY PI A+/B+用DACカード)もなかなかの音を出します。Sabreberryに比べると多少は負けるかもしれませんがが、価格も安く、本当に半田付け一切不要、RASPBERRY PI基板に当基板をはめ込むだけで素晴らしい音が出ます(宣伝がへた?)。半田付けが苦手でI2Sに手が出せないと思っている方にピッタリです(Sabreberryもほんの少し半田付けするだけなのですが)。






RASPBERRY PI用lightMPD(+Sabreberry)のエイジング中ですが、最初の印象である「厚みがあり、音場が広く広がり、低音は強く押し出してくる感じ」が一段と強くなり、高音にもつやが出てきました。まだ24時間なので結論を出すには早すぎますが、これはVolumio などをはるかに超える予感がします。以上中間報告です。
RASPBERRY PI+Volumioなど色々やってて気付かなかったのですが、RASPBERRY PI用のlightMPDが発表されていました(https://sites.google.com/site/digififan/home/lightmpd)。lightMPDはネットワークで接続されたNAS内の音楽ファイルをDACで再生するネットワークプレーヤ ソフトで、Volumio、Runeaudioみたいなもので、音が良いことで評判でしたが、apu.1、beagle bone、cu-boxなどでしか動かず手を出せなかったのです。それが最近RASPBERRY PIにも対応したのです。作者さん、ありがとうございました。また、その使い方をたかじんさんがやさしく解説してくれました(http://nw-electric.way-nifty.com/blog/2015/02/lightmpd-c3ec.html)。

たかじんさんの解説どうりにやってみました。当方の機器構成は、RASPBERRY PIb+Sabreberry(現在流行中のI2Sからの出力を受けられるタイプのDAC、RASPBERRY PIの上に載せて使う)です。
SDカードにlightMPDをインストールします。あらかじめIPアドレス、NAS、ルーターのアドレスなどを調べておいたのでアッという間に出来上がりました。SDカードに書き込むために解凍ソフトの7ZipとSDカードの内容を自分の環境に合わせて書き換えるためのTeraPadが必要です。とは言え、あくまでもWINDOWSの中だけで処理でき、Linuxの黒い画面をいじる必要はありません。

書き換えたSDカードをRASPBERRY PIに挿し込み、LANケーブル、アナログ出力ケーブルを繋ぎ、電源を入れるとランプがついて起動したみたいです。

再生はVolumioなどのようなWEBからの操作ではなく、Windowsパソコン上のGMPCソフトで行います(これもあらかじめインストールしておきます)。NASの名前、「192.168.**.249」、NASのパスワードを書き込んだらすぐつながり、再生開始です、ただIPアドレスは200以上にしておいたほうがよさそうです。それ以外はたかじんさんの指示どうりにやれば、全く問題なしです。

これはVoyageMPDで苦労した私にとっては革命的イノベーションです。VolumioなどのようにSDカードにソフトをコピーするだけですぐ音が出るほど簡単なものではありませんし、7ZipやTeraPad、など普段あまり使わないソフトも必要ですが、それでもVoyageMPDなどのようなLinuxのプログラムを良く分からずに弄り回してくたびれ果てるのに比べたら楽なものです。何しろwindowsの中だけで解決できるのです。

で、音ですがまだ聴きはじめたばかりですが、厚みがあり、音場が広く広がり、低音は強く押し出してくる感じですが、短い時間しか聞いていませんので今後どうなるか暫く聞いてみます。





(Rasberry PI b用I2S・DAC基板)(前回からのつづき)
BerryNOS miniにLANケーブル、RCAケーブルをつなぎ電源をこわごわ入れると音が出ました。

ついで、OSをVolumioからRuneaudioに変えてみました。RuneaudioはバグがあるとかVersion Upが遅いとか評判が良くないようですが、I2Sを使用する場合BerryNOS miniという項目がわざわざあって、それを選定できるようになっている("I2S kernel module"で設定)ことが利点です(VolumioではHifiberryで代用するようになっています)。

Runeaudioのダウンロード、設定などはおおよそVolumioと同じなので簡単、音出しまであっという間にできました。バグについては、これまででは不都合・不便なところはありませんでした。

音ですがスピーカーをTimedmain Lightにして試聴してみましたが、高い音にサ、サという付帯音が付き全体に金属的な音がします。好ましくない音です。VolumioでもRuneaudioでも同じです。比較試聴の前にこの音を何とかする必要があります。エイジングしたらいいのかもと思いましたが、試しに電源に巻いてあったファインメットシートを外したら(WEB上でどなたかが、ファインメットはやりすぎると音が金属的になると指摘されていたのを思い出しましたので)かなり改善しました。

さらに外したシートをBerryNOS miniのアナログ出力ケーブルに巻いてみました(これもWEB上でどなたかがファインメットをアナログ線に巻くと高音がぼけるというようなことを言ってられましたので)。これで高い音のサ、サという音がなくなり、だからと言って音がぼけることなく聞きやすい音に変わり、金属的な音が自然な音に変わりました。

これでもまだなんか変なので、電源をバッテリーに変えました。スマホように買ってあったCheero13400です。5v2.4Aなのでピッタリです。音がどっしりしてきました。交流電源をファインメットトランスやシートで改善する以上の効果があるような気がします。ただし充電しなければならないという欠点があります。まめに充電できるかな?

さて試聴です。もっぱらバッテリー電源での比較です。RASPBERRY PIにBerryNOS miniを載せるのと載せないのの比較、およびVolumioとRuneaudioの比較です。

まず、RASPBERRY PIにBerryNOS miniを載せるのと載せないのの比較ですが、構成は
(載せる) :NAS-RASPBERRY PI+BerryNOS mini(&Volumio)
(載せない):NAS-RASPBERRY PI(&Volumio)+devilsound です。
結論は、BerryNOS miniを載せるほうがいいです。載せて聴いた後、載せないで聴くとまるでで霞がかかったようです。高音、中音、低音ともに霞の向こうにぼんやり聞こえます。クリアさが違います。これがI2Sの効果かもしれません。ただし、このクリアさは長く聞いていられるものか、聴き疲れしないのかはまだわかりません。

RASPBERRY PI+にBerryNOS miniを載せてのVolumioとRuneaudioの比較ですが、音はRuneaudioのほうが柔らかみがあってこちらのほうが好みに合っているような気がしますが大きな違いはなく、それよりRuneaudioがやはり結構不安定で、試聴の途中でブートしなくなったりしました。敢えて使うこともないような気がします。

従って、当面NAS-RASPBERRY PI+BerryNOS mini(&Volumio)で聴いてみます。
BerryNOS miniが着きました。3週間ほど前に注文したものです。差出人の住所を見たら、スウェーデンでした。注文の際にPAYPALで払おうとしたのですが、先方の仕掛けがうまく動かないのでメールで何回かやり取りしてやっと支払い・注文が成立しました。もっぱら英語でのやり取りで(こちらの英語はひどいです)、ずいぶん砕けた英語だったのでアメリカ人の若い人かと思っていたのですが、大違いでした。スエーデンにかぎらず北ヨーロッパの人は初めから世界全体を相手に商売をしているので、英語は必須なのでしょうね。何はともあれスエーデンから直接買い物をしたのは生まれて初めてです。

なぜこのDACを選んだかというとRASPBERRY PIのI2Sの音を聞いてみたかったのです。ただ、現在使用中のTimedmain アンプ・スピーカーでは、DACはNOS(non over sampling)に限るとされています。あちこち探し回ったのですが、I2S出力を受けられるDAC(基板直付け型)でNOSを採用して(名前が付いている)のはこれだけだったのです。

さて開封すると小さな箱の中身は、DAC基板、8ピンピンヘッダ、スペーサーと簡単な説明書(サイトにあったPDFを印刷したもの)。

I2S信号が出るP5ヘッダへ、8ピンピンヘッダをハンダ付けする、ハンダ鏝をこれまでの100均ものから白光というこの世界では有名らしい会社製の温度調整機能付きのものに変えたので、ハンダ団子の大きさが小さくなりましたがまだ団子です。基板上の他の配線にかからないようにヒヤヒヤしながら慎重にやりました。

ここで、RASPBERRY PI基板とBerryNOS基板を合体させ、スペーサーを両基板に押し込みました。ネジでスペーサーを上下から抑えこむ方式のではなく、力ずくで押し込むスペーサーです。こんなの見たことがありません。

ここまでやって、LANケーブルをつなぎ電源オンにしてみました。OSはVolumio V.1.55です。I2S出力に設定し(Hifiberryを選択)、playbackにしてみるとちゃんと動作しています(音なしですが)、取りあえずハンダ付けは成功みたいです。

次にオーディオ出力ですが、出力信号は基板から5ピンのピンヘッダーが生えています。これに合うケーブルとコネクターが必要です。また、端子の配列がR+O L+L-R-となっていて、今まで使ったことのある端子の配列とは様子が違います。WEB上の親切な方に教えてもらいました。バランス出力用の配列だそうです。(必ずしもおすすめではないけれど)「R+とL+をRCAのR、Lプラス側につなぎ、0をそれぞれのGND側に」つなげればアンバランスで音が出るとのことなので、取りあえずそれでやってみます(つづく)。