桜美林文芸 カキ☆コミ

桜美林文芸 カキ☆コミ

桜美林大学 文芸サークル カキ☆コミ の公式ブログです!
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1.GPS(瞬哉side)
もう何年一緒にいるんだろうか
君を見つけて 話しかけて
それからずっと離さなくて
君はもう離れたいかもしれないけど
私は離したくてなくて
だからね ごめんね
君の翼をもがせてね


2.博物館(瞬哉side)
初めて君を見つけたのは
入ってすぐの場所だった
初めて見た人はケースの前で
よく分からない訳を呟いていた
首をかしげるその姿を見て
私の心臓は強く脈打ち
私の目は君から放せなくなった
なぜ もっと昔に出逢えなかったのか
そう脳が私を責め立てた


3.知識(瞬哉side)
君は面白くて
楽しくて
私の知らない事を
沢山知っていた
花の意味も
人の心理も
私が教えられることの何十倍も
与えてくれた
もっと知りたい
そう 思わせてくれたんだ


4.不安(瞬哉side)
君は変わらぬものは嫌いだと言った
人というものはもう見飽きたとも言った
けれど私は違うとも言った
私にはなにが違うのかはわからない
わからないからこそ不安なんだ
君が私に飽きたときが怖いんだ
でも何をしたらいいかわからなくて
不安になりながら君の願いを叶えるんだ


5.素顔を(瞬哉side)
ありのままの君が知りたいんだ
私が君にしているように
君のすべてを知りたいと思うんだ
私が君にしているように
隠さないで 隠れないで
出てきてよ
君の本心 教えてよ


6.邪魔(瞬哉side)
どうしたら君の側にいるのに相応しいかな
どうしたら君と一緒にいれるかな
私は君と一緒にいたいのに
全てのものが邪魔をするんだ
どうして邪魔するのかな
なんで邪魔するのかな
私から君を奪うなら
私は君と世界から逃げたい


7.変化(瞬哉side)
変わらないものなんてない
君は昔そう言った
その言葉が恐ろしくて仕方がない
君が変わるのが
君が側にいなくなるという変化が
恐ろしい
ねえ どうしたら君を繋ぎ止められるの
どうしたら君をしばりつけられるの
ねえ 教えてよ
どんな本にも書いてないの


8.愛
貴方と添い遂げたい
貴方を守ってみせましょう
そんな台詞は聞き飽きた
私の心は凍りつき
誰にも溶かすことはできない


9.詩
その詩は愛を紡ぎ
その詩は哀を紡ぐ
同じ詩でも意味は違う
さあ 紡ごうか
自らを流れる旋律に乗せた
その詩を

10.普通(瞬哉side)
周りの普通が私の普通じゃなくて
今日も周りは指摘する
私の普通をやってるだけなのに
周りは違うと喚くんだ
煩いだけの周りを消し去って
たった一人で生きていた


11.日常(瞬哉side)
押し付けられた価値にそって
評価される私に
興味なんか持てなくて
ただずっと石を 土を見ていた
そこにあるだけで喋らない存在を
ずっといとおしく思ってた
喋らない 煩くないものと過ごす時間は
私の中でとても大きくなっていった


12.出逢い(瞬哉side)
何時もの時間 変わらない内容
読み飽きた説明文
ずっとずっと見てきた 文字の羅列
色のない世界で唯一色付いているものたち
こんな世界が続くのかと思ってた
だけど違ったんだ
君を見つけてから 君の声を聞いてから
私は君に心を 世界を奪われた


13.晴れ
暗い暗い部屋は
終わりを告げて
きらりきらり白が
差し込んだ
ああ なんて晴れやかで
ああ なんて美しい
きらりきらり光のは
きっときっと君の顔


14.文
凍える手で握ったペンは
震えて文字すら書けなくて
伝えたい思いがあるのに
言の葉は頭の中で廻るだけ
何一つ満足にいかなくて
苦しみながら吐き出すそれを
人はどう思うのだろうか


15.教室
白い部屋に閉じ込められて
話して 喋って
つまらないなんて思いながら
生きる時間を無駄にしてるようで
どうしてこんなことするのかな
そう思いながら今日も部屋に入るの

16.癒しを
暖かいものでも食べようか
冷えきったものを溶かすために
暖かいものでも飲もうか
凍りついたものを溶かすために
いつもなら思わないとこも
いつもなら言わないことも
いつもなら感じないことも
今だけはものを溶かすものとなる
ああ 誰か温もりを


17.瓦落多
胸が苦しいんだ
無意識で出来ることが出来なくて
意識しないと止まる命は
まるで僕ではなくて
何一つ満足にできない
瓦落多のようなものに
まだ なりたくない


18.混乱
頭の中は
ひどく混線していて
言の葉たちは入り乱れ
まともなことはできやしない
こんな状況 誰にも
言えるはずなんてなくて
それでも知ってもらいたくて
心の中で叫ぶんだ
助けてくれ と叫ぶんだ


19.ピアノ
流れる
跳ねる
同じなのに
まるで違う
美しく
禍々しく
変わるのは
何故だろう
流れ着いた先
辿り着くのは
何処なのだろう
思い馳せ
感じ
考える
顕された
その心を
そっと
読み解く
ために


20.雨と本
しわくちゃになったそれが悲しくて
そっと棚に戻すんだ
捨てられない 直せない
新しくすることも 出来ない
思いの籠ったそれを
無くすことが出来なくて
今日もまた 増えていく


21.音
るりらるりら 音がする
誰も知らない 音がする
僕も知らない この音は
きっと今でも 響いてる
何億光年 響く音
何も知らない この音は
ずっと人びと 傷つける
終焉見えぬ 旅人よ
この音抗い 生きて行け


22.童話
涙ながらに語るのは
皆が悲しき物語
一人の姫が囚われて
皆が亡くなる物語
かなしくなった乙女には
ただ一人すら側に居ず
心寂しき彼の人よ
かなしくなった骸たち
越え行け進め姫が為
悲しき姫を救うべし


23.痼
私のせいなの
なんて聞けなくて
ただ罪悪感の中起きる
貴方の言葉は届いても
私の心は溶けなくて
凝り固まった痼は
日に日に大きくなり続ける
申し訳なさの中の悲しさは
貴方の元に届きますか
私の心は優しさを拒絶して
今日も笑いながら哭き続ける


24.心音
静かな音が流れる時
扉はゆっくり開かれる
消えそうなほど微かな音楽は
君の胸にも響いてる
音が消えないように
そっと僕らは閉じ込める
音が消えた時
僕らは忘れられる


25.書きたい
わからないの
どうしたいか
わからないの
なにしたいか
ずっとずっとやってたのに
どうしたらいいかわからないの
ねえ どうしてわからないの
ねえ なんでわからないの
つらいよ くるしいよ
まだ つづけていたいの


26.言葉と言うなの武器を
手に取ったものをすぐ置いた
手にした武器は今はナマクラ
もう何年も持ちすぎて
刃が折れた武器たちは
それでも持てと言ってくる
鈍った感覚で戦うのは
それしか今は出来ないからか
それしか自分に出来ないからか
何一つ分からない


27.いたい
くるしいの くるしいの
むねがね むねがね
くるしいの
わたしのことをつぶそうと
むねがね ずっと くるしいの
ただみをまかせるしか できないのに
いまもまた せめたてるの
くるしいの くるしいの
なきそうなほど くるしいの


28.
確かに辛いはずなのに
表に出てきてくれなくて
今になって現れる
今更駄目になったって
誰も信じちゃくれないよ
大丈夫でしょ
まだ出来るよね
お前に何が分かるんだ
私の何も知らないで
勝手なことを話すなよ
大丈夫もまだ出来るも
全部私が決めるから
だから勝手に決めつけるな


29.詩とは
楽しいことのはずなのに
汚したくないのに
止められないの
これしかないから
止められないの
私のただ1つの感情を
乗せ続けたものたちが
君を汚した気がするの
やめたいのにやめられないの
私のただ1つの表現を
奪ってよ 奪わないでよ


30.家族
ただ置いてかれてる気がしたの
前に3人歩いてて
早くしろって私に言うの
手なんて握ってくれなくて
たった1人で歩いてるの
当たり前だと思ってた
周りを羨むことすら
罪悪感が湧いたんだ
たまに甘えては また と言われて
私をしっかり見ちゃくれないの
寂しいを仕舞い込んだ
はずだった


31.
甘えちゃ駄目だって
子どもながらに刻み込んだ
今は大変だから
今は忙しそうだから
押し付けられた理想に
答えることは出来なくて
それでも私を許してくれた
出来損ないだって知ってても
見捨てないではくれていた
二の次にされたって
大丈夫だと信じ込んだ


32.
助けてあげなきゃいけないの
子どもながらに感じた事
何かあったら助けないといけないの
子どもながらに思った事
私は後から背負う役目
今は二人が背負う役目
投げ捨てて逃げ出したかった
でも好きだから
今日も何も言えなくて
ただ笑ってキミを見るの


33.朝
朝起きて ひどい顔をみた
笑っちゃうぐらい情けなくて
少し泣きそうになった
昨日の言葉はまだ胸に残ってて
少し気が楽なんだ
幼い頃からの癖は
すぐ治らないけど
こんなにも綺麗な空をみたら
頑張れる気がしたんだ
大丈夫 は治らなくても
心から人に弱さを見せられる
そう思えたんだ


34.
背中を押してくれる言葉に踏ん張った
一歩進むのが怖くて
その一歩はきっと私の全てを変えるから
進むのが先か 壊れるのが先か
背中を押して手を引いてくれる人がいる
信じられない事で 認められなくて
困らせた
それでもいいよって言われて
少し変わってみたいと思えたんだ


35.
胸が苦しくて 張り裂けそうで
まるで自分じゃないみたいで
いつもは素晴らしい世界が
今はつまらなく思えるんだ
恐怖と不安で潰れてしまいそうで
逃げ出したいんだ
けど 出来ないから
頑張るって決めたから
進めなくても 戻らないって決めたから
だから 今日も前を向く


36.
紙はなくなり
言は消えた
何一つ変わらない
日常で
私だけがなくなって
他に何が出来るのか
言のない世界
色のない世界
どうしたらいいかわからない


37.スランプ
なにも出てこない絶望を
なにも出来ない絶望を
感じて 感じて 苦しくて
どうしたらいいかわからなくて
それでもなにかを出そうって
中身のない頭で考える
消えた 消えた 苦しい
ずっと側にいたものたちは
今私をおいていく


38.外
すてきなものをみてみたいの
きれいなおそらに
いろがたくさんのおはなばたけ
たくさんたくさん みてみたいの
このおそとのみえないおへやをでてね
いろんなところにいきたいの
どうしておへやはまっくらなの
どうしておへやからでれないの
もっとおそとをみてみたい


39.野菜ジュース
甘くなって 美味しくなってる
そんな君は素晴らしい
君さえいればなにも要らない
必要なものは大体あって
そんな君は素晴らしい
君の素晴らしさを知ってから
僕は君の虜なんだ


40.夢
目を閉じると浮かぶのは
自分だけが取り残された光景で
一人が怖くて 寝れないの
忘れられるが 見捨てられるのが
怖くて 寝れないの
起きたら一人で
今までが夢なんじゃないかって
そう思っちゃうの
幸せすぎて 怖いの
寝たいのに 寝れないの
夢が覚めてしまうのが
怖いの


41.臆病
臆病者だってわかってる
そんな人じゃないってわかってる
それでも怖くて信じられなくて
どこかで見捨てられるって思ってる
貴方が言ったあの言葉も
あの子が書いたあの文字も
心には届いているんだ
なのに受け止められないの
臆病者には出来ないの


42.
痛む頭は無視をして
今も貴女に笑うんだ
心配なんてかけたくない
やっと言えた台詞は届いてますか
限界が来るまで我慢して
限界が来たら泣きつくの
それに気づいていましたか
私のことをわかってましたか
私だって貴女をみてるのです


43.
辛そうに体を擦る姿をみて
幼ながらに駄目だって思ったの
心配かけちゃ駄目だって
泣きながら話す姿をみて
どんどん本音を 弱音を言えなくなったの
それでいいって思ってた
私はそれでも大丈夫だって思ってた
だけど違ったみたいなの
ガタがきて初めて気づいたの
私をちゃんと見て欲しいって


44.
きっと愛に飢えてるんだよ
そう昔言われたの
意味がわからなくて
ずっと悩んでた
愛だって一つじゃない
どの愛に飢えてるのかわからなかった
でもね わかったよ
私は貴女達からの
私だけへの愛が欲しい
頭を撫でられたときに
そう 気づいたんだ


45.
久しぶりに労るように触られて
涙が溢れてきたの
そっと手を乗せられただけだけど
布越しに感じたその感覚に
すごく嬉しく思えたの
大好きな貴女達から
やっと触ってもらえたの
愛されてるってやっとわかったの
おまけなんかじゃないって
やっと実感出来たんだ


46.
目を開けて
まず安心した
誰もいないけど
ちゃんと寝れたって
久々にとった休息は
少し胸を締め付けるけど
それでも体は
喜んだ
やっと休めたね
もう一人の私が
どこかで笑う


47.
いつもはしないことをしてみる
飲んだことのないジンジャーティー
移動して開くパソコン
寂しくないように移動する
誰もいない部屋に
私と暖房とパソコン
その音しか響かない
言い様のない寒さは
どこから来るのだろう
わからない わからない


48.荒畑先生
ついには人間にもなれなくなった僕
どうしてって呟いた
滲む視界に赤色の
汚い華が見えたんだ
どうして僕の邪魔するの
呟く声は闇夜に消えた


49.
明るい日差しに目が眩む
外の景色は変わらない
色が戻った世界では
今日も人は動くだろう
その一部になるために
足を進めていざ行こう


50.夢(瞬哉side)
夢を見たんだ
見知った顔が旅する夢
僕らは上から見てるだけ
必死な姿を眺めてた
ふと目を開けたその時に
目の前には厚い本
首をかしげた僕に
君は笑うんだ
見知った顔は今日も元気で
ああ 夢なんだと実感した


51.寒い
冷たい部屋
冷えた空気
点いたはずの空調は
私の元に届かない
凍えた手で
凍えた足で
なにができる
なにをする
寒さで墜ちる瞼は
決して抗うことをやめない
上がらぬ体温は
なにのせいなのだろうか


52.
動じるもの
動じないもの
それは様々 多種多様
同じものでも
皆違う
主観と客観
なぜあるか
皆々違い
知るためよ


53.ダイス
からんころん
おとがする
なにをいみするの
からんころん
おとがする
ひとをいみするの
ひとつころがし
ひとわらい
ふたつころがし
ひとがしぬ
からんころん
からんころん
きょうもきこえる
からんころん


54.
笑って大丈夫って言えば
みんな信じてくれたんだ
笑いながら話せば
みんな騙されてくれたんだ
誰も気がつかなかったの
ずっと気がつかなかったの
なのにね 違ったの
今回は違ったの
私が言ったからかな
笑っても騙されてくれなかったの
なんでかな どうしてかな
ダメな私が出てくるの


55.スカイプ
光は繋ぐ
私は繋がる
夜の帳を
引き裂いて
悲しき夜に
寂しき夜に
温もりを
私の声は
届いてますか
貴方の声は
届いてますよ
眠れぬ夜に
繋がりを


56.
寒さで冷える体を
この手で抱き締める
冷たい風は身に染みて
私の心を凍らせる
差し込む光はもう遅く
私の心は溶かされない
輝いた太陽は
分厚い氷は崩れない
私には分からない温度は
今日も世界に降り注ぐ


57.
信じたものはなくなって
私の心は崩れ去る
なにも変わらない日常で
私だけが消え去った
枠しかない存在を
今日も私と思い込む
人の認識 人の心
私の涙は無くなった


58.
かいぬるかいぬる
どこへいく
かいぬるかいぬる
うみへいく
なにおもとめる
かいぬるかいぬる
せいをもとめる
かいぬるかいぬる


59.
たゆらんたゆらん
そこまでさ
たゆらんたゆらん
ここまでさ
たゆらんたゆらん
つかまえた
たゆらんたゆらん
なにもない
たゆらんたゆらん
どこもない


60.
かるらがるな
なんのおと
かるらがるな
きみのおと
なにをあらわす
かるらがるな
なにをさけぶ
かるらがるな


61.
増えていく 増えていく
僕らの約束
増えていく 増えていく
僕らの腐心
凍えた足を叱咤して
気丈に歩くその様よ
増えていく 増えていく
心の氷は 増えていく


62.
噛み合った世界
孔のない世界
何一つ欠けてない
そんな世界
探して 探して 探し続けた
僕のことを認めてよ
私のことを見つけてよ
そんな嘆きをなくそうよ
欠落のない世界は
きっと 美しいはずだ


63.冬
みんな僕を嫌うんだ
どっか行けって怒るんだ
僕だって好きで苦しめてないのに
みんなの僕を嫌がるんだ
なんでって思うけど
仕方がないのかな
暖かいのどかなあの子よりも
輝く愛されたあの子よりも
涼しい綺麗なあの子よりも
僕はずっと嫌われる


64.体調悪いだけ
心地よい日差しは
今は要らなくて
不機嫌な君は
治ってはくれない
そっと歩みだす足取りは
崩れ落ちそうで
今日も頭は
動かない
ああ なんて日だ
そう呟いてまた歩く


65.ハクセキレイ
夏は二つ
冬は一つ
白黒模様身に宿し
今日も今日とて
空翔る
周りの気配は
不穏気で
声をあげて
威嚇する
君と僕との
逃避行
涼しげな川を
豊かな田んぼを
見下ろして
僕らは生きる
これからも


66.冬薔薇に捧ぐ
散る華は深紅か
枯れる華は琥珀か
凍る華は純白か
それを導け
全てを暴け
手に入れるは
探しだすは
瑠璃色の華
何が悪で
何が善か
その目で見て
心を示せ
その先に
望む未来が
あるだろう


67.
くすんだ紫の色
冷たいそれは異常で
予測せざるものがある
黄色いような白
何者も寄せ付けないほどで
希望できぬ現実がある
なにもかも繋がって
全てに捧げて
手にとって
異常と異常の
円舞曲
周りのことは
置いといて
踊るは二人
永遠に


68.飴
広がる味
甘いようで冷たい
口に含んで一息
安心する


69.
無くなるのが怖くて
でも止められなくて
また口に含む
一度覚えてしまった味は
簡単には忘れられない


70.遅延電車
狂った時間
止まった時間
何もかもを捨てて
静止する
周りを気にせず
私は一人
ただ止まる
叫ぶ声 嘆く声
なにも聞かずに
ただ止まる
叫び声は消えて
嘆く声も消えて
暗闇の中に
私は一人
ただただ止まる


71.天気
見たとき
君は眩しかった
それでも
君は暖かくなかった
見たとき
君は暗かった
それでも
君は寒くなかった
天の邪鬼な君
色だけじゃ
明るさだけじゃ
分からない君
ああ 僕は今日も
君に弄ばれる


72.感情
臆病だなって思うんだ
進むことを拒んで
知ることを嫌がって
まるで子供みたいだ
それでもさ
進んだら 知ってしまったら
もう僕じゃない
そう思えてしまうんだ
だから今日も
僕は自分の心を拒絶する


73.
目に見えてるかな
いろんな人がそう言うの
私は隠して 隠してるのに
隠しきれてないみたいなの
それでも認めない私は滑稽で
醜く映ってしまうかな
知りたい思い
忘れたい思い
どちらもあるけど
今の私は知りたくない


74.電工掲示板
ぴかり ぴかり
魔法の呪文をうつすんだ
ながれていく呪文は
僕にはよめない
お母さんたちはよめて
僕にはよめない
どうしたらよめるかな
そうかんがえてると
大人になったら読めるよ
魔法使いの声がふってきた


75.冬薔薇
偽りの生は いつか真の死になる
偽りの身は いつか真の箱になる
そうなる前に 出してほしい
大人の僕が 嘆くんだ
僕の知らない僕が 嘆くんだ
求めるものは 瑠璃色で
しらべとなるは 純白で
誰も気づいちゃくれないのに
今日も僕は 嘆くんだ
大人の僕が 嘆くんだ


76.冬薔薇に捧ぐ(瞬哉side)
いない いない
君がいない
いつも側にいるのに
君がいない
なんで どうして
君がいない
いない いない
探さなきゃ
周りなんて知らない
君がいない
そんなの有り得ない
認めない
君は 僕の側にいてよ


77.恋煩い
会いたい 会いたい
貴女に 会いたい
僕の心は貴女の虜
貴女のことしか
考えられない
会いたい 会いたい
僕の 天使
僕の 小悪魔
会いたい 会いたい
貴女の 笑顔に
会いたい


78.梅ねり
ねりねり ねりねり
練られて 固まる
ねりねり ねりねり
すっぱいでしょ
ねりねり ねりねり
持ち上げられて
ねりねり ねりねり
お口の中
ねりねり ねりねり
あなたの一部へ


79.
響く声 眠くなる
聞き取れない声 聞こえない
意味があるのか 分からない
そんな部屋 そんな時間
うとうと うとうと
寝ちゃ駄目よ
うとうと うとうと
寝たいなあ


80.
胸の痛みは捨て置いた
私の小さな痼たち
大きいものは強すぎて
押し潰されそうなんだ
弱音なんか吐けないと
自分に言い聞かせた
根に持ちすぎだと
自分で自分を嘲笑って
泣きそうなのを我慢した
会話も顔も 好きなものさえ
思い出すと泣きそうで
弱い自分に 吐き気がする


81.
何ができる
何ができない
分からない
それでいい
なにだって
やって見せようか
好奇心の
向かうまま
歩を進めよう
それが僕ら
それが 世界


82.電車
ゆらり ゆらり
揺られて進む
何を考え
何を思うのか
ゆらり ゆらり
揺れて進む
何を表し
何を隠すのか
ゆらり ゆらり
ゆらり ゆらり
揺れて 揺れて
また進む


83.
痛む頭も
苦しい胸も
全てを忘れて
貴方を諭す
無理を辞めて欲しくて
必死で言葉を紡ぐんだ
なにも出来ないから
せめて口先だけでも
貴方の力になりたくて
貴方を支える一部となりたくて
貴方が駄目になったら
きっと全てが終わるから
それだけは阻止したくて
私は貴方に冷たくするの


84.
泣きそうなんだ
辛くて
こんなこと言いたくなくて
甘すぎるってのは分かってる
それでも胸が痛むんだ
厳しいことは言いたくなくて
それでも心配だから
文字の上なら強くなれる
そう信じてるんだ
今顔を会わせたら
きっと謝ってしまうけど
会わせなければ
まだ 言える
そう 信じてる


85.
奏でたリズム
貴方の音
全てを信じ
感じた心
美しき全ての
旋律を
貴方の元に
届く感情
表された
円舞曲
今も昔も
これからも
皆々胸に
押し当てる


86.
頭から離れなくて
気が付いたら考えてるの
こんな感覚初めてで
どうしたらいいかわからない
認めたくなんかなくて
必死に振り払おうとするのに
何故か離れてくれない
ああ これだから
嫌いなんだよ


87.楽園
狂い咲く花
噎せ返る香
痛いほどの色
毒にしかならない
儘ならなくなっていく意思
汚染されゆく思考
融けて歪む視界
その先に
悲しそうに笑うキミ
臨まぬ未来を歩み続けた
その末路を
ボクは知ることはない


88.
苦悩を聞くことしか出来なくて
力になれないもどかしさ
どんな声をかけたらいいか
それすらもわからない
なにも出来ないとまた一度
もう一度認識した
こんな自分を変えたいのに
変えられない自分がいる
人の役に立ちたいのに
役に立てない自分が
もどかしくて仕方がない


89.寒い
寒い 寒い
何が 寒い
心が 寒い
何で 寒い
辛く 寒い
寒い 寒い
こんな 寒さ
いらない


90.水
透明なキミは
慈雨となる
いつか巡って
慈雨となる
例えどんなに厳しくとも
慈雨となる
そう作られて
生まれてきた
慈雨となるために
さあ 世界に慈雨を


91.水
ふわふわ浮いて
ぱちんと弾ける
生きてる証
命の印
混ざらない
汚されない
美しさ
素晴らしさに
泣きたくなった


92.頭いたい
いたい いたい
なんで いたい
わからない
なのに いたい
どうして いたい
わからない
いたい いたい
いたい つらい


2015/12/5 22:57
1.ひだまり
陽が暖かく差し込むベランダ。そこに丸まっている君はまるで猫のよう。ああ幸せだ、と今日も僕は思うんだ。


2.秘密基地
さあさあさあ
集え集え
溢れようとこの場所
ここで集えばいいだろう
省かれた人々の
忘れ去られた人々の
そんな隠れない秘密基地


3.許し
いいの、いやなの
はっきりしないのはいつもで
それでも許してくれるあなたがいる
だから私は甘えちゃうの
ねぇ
許してくれなてもいいんだよ?


4.
悲しい衝撃に潰れぬよう
私はそっと蓋をする
すべてを忘れて飛び立とう
それがきっと運命なのです



5.がらくた
部屋の隅に追いやられて
私は今日も一人
私を見てくれる人が来るまで
ずっとずっと待ち続ける


6.ごみ
下げられた価値は戻らなくて
あったはずの価値はもうなくて
部屋の隅に投げ捨てられた僕たちは
もう光を浴びることはない
だから精一杯歌うんだ
気づいてもらうために
振り向いてもらうために


7.さみしがり屋
桜の木はもう寂しい
銀杏の木はそろそろ寂しい
寂しがり屋は集まろう
そうすれば寂しくないからね
みんなで集まって暖まろう


8.蝶
紡ぐ言葉は花のよう
進む足は羽のよう

持て囃されて付け上がって
そしてそこまで落とされる

そんな世界に救いの手を


9.博物館
反射して眩しい箱
宝箱を覗き込む
あの日見た感動は
私の心で輝き続ける


10.仲間
寂しい夜を乗り越えて
仲間と手を取り走り出す

独りじゃないよ

やさしい君の声がした


11.惰性
透明な輝きも
純白な眩しさも
みんなみんな捨て去って
あなたと共にいれたら
なんて幸せなんだろう


12.天邪鬼
おはようって笑う君に
仏頂面で挨拶を

ごめんって言う君に
笑いながら礼を

ありがとうって微笑む君に
泣きながら謝罪を


13.存在
窮屈な日常を飛び出して
冒険へ出掛けよう

花咲く道も
星降る浜も
怖くない

これが僕らなんだと
叫び知らせよう


14.裏表
悲しきことに嬉しきこと
皆一様に大切で
悲しきことがないならば
嬉しきことはないはずだ


15.水とダイヤモンド
透明な輝きは硬くない
軟らかくてもいいだろう

透明な輝きは柔くない
固くてもいいだろう

同じ透明
価値はばらばら


16.展示物
薄暗いステージで
価値を競うモノ達は
己の心を捨てるのか

使われることのない美術品達は
今日も泣きながら愛でられる


17.人間
奥底の心を
今暴こうか

ひた隠しにした憎悪は
もう消えることはない

裁き裁かれ
恨み恨まれよ

それが人の理である


18.夢
遠い夢
懐かしき夢
皆んなまとめて放り投げ

近き夢
新たな夢
叶えるために歩き出す


19.号哭
唸り声
遠く響く

低き声
遠く響かず

我が叫びは闇夜に消える


20.集い
行く末はわからずとも
場で集うことは
なんとでもなるだろう

諦めるな
希望の星を掴むまで


21.幽霊船
幽霊船はゆっくり進む
幽霊達を取り残し

半透明な船達は
透明じゃないものを置いていく


22.りぼん

端っこの私は
捨てられる

そんな私に
光を浴びせ
素敵に変えて
くれますか


23.生き様
向こうの
月の影
綺麗に映る

由緒正しき
生きざまよ


24.楽園
遅らせたまえ
薔薇の花よ
楽園の花たちよ


25.めんま
メダカは死なない
きっと死なない
多分死なない

じゃあ、いつ死ぬのかな?


26.冒険
見つけられるかな
ラッキーなおまじない
化け物なんて知らないよ
決意を強くもって
次は君の番だから
そしたら向こうでまってるね


27.カラクリ
カラクリカラクリ
狂ったらオシマイ

カナシイカナシイ
捨てられバイバイ

ミンナミンナ
サヨウナラ?


28.愛
許してね
貴方の事を

許してね
私の事を

許さないでね
貴方を

許さないでね
私を

相思相愛
そうでしょう


29.猫
にゃんにゃんにゃん
なーごなーご

可愛い、可愛い子猫ちゃん

おいでおいで、こっちへおいで

みんな一緒に遊ぼうよ


30.まざる
黄色に赤色
混ざりきらないその色は
きっと今日も相反する


31.色々
オレンジかぼちゃ
イエローれもん
グリーンめろん
レッドいちご


32.いちご
いちご、苺、一期、一語
おいしい?
さびしい?
いっしょ?
わかんない


33.サイコロステーキ
コロコロサイコロ
可愛い可愛いな
食べたいぐらい
可愛いな
食べたらおいしい
きっとおいしい
ねえ
たべよ


34.超新星爆発
光る光りは目印さ
寂しい夜の目印さ
光らない光りはいらないの
だからみんなこわしたの


35.コミケ
夏祭り
冬祭り

楽しいかな楽しいかな
みんなで遊んで帰ろうか


36.枯れる
蔓、蔦
のびのび伸びて
緑に染まって
茶に戻る


37.対
食べたいな
食べないよ

飲みたいな
飲まないよ

我慢は大事
我慢は嫌い


38.星
キラキラキラ
輝く星よ
さようなら


39.ヤンデレ
ずっとみてるよ
いつでもみてるよ

いつでも貴女をみてるから
貴女をいつも追いかけてるから

貴女に嫌われようと
いつでもみてるよ

貴女は怖いと言うけれど
貴女を守ってるだけなんだよ

だからほら怖がらないで


40.雨
降り注ぐ涙
誰の涙

空の涙何て言うけれど
それじゃあつまらないね


41.道
明るい光はどこにもなくて
ただ一人歩いてる
この場所から先へ
きっと君なら行けるはず


42.先駆者
雑踏に埋もれて
自らを失う

先に埋もれた
先人達は
今日も僕らを
引きずり落とす


43.無情
考えるな
幾千の事を

感じるな
数多の事を

見ず聞かず言わず
そうしながら生きたならば
きっと未来は明るいだろう


44.梟
梟は今日も寝る
夜な夜な鳴きながら

梟は今日も寝る
その目を光らせて

梟は今日も寝る
決して泣き声をあげず


45.果物オークション
よく熟れて食べ頃です

何て言われて選別されて

ダメな子はぽいっ
いい子はおいでっ

おじさんたちの大合唱

僕は誰にも見つけられたくない


46.普通
独特だ
何て言われても
私たちには
これが普通なんです


47.御伽噺
雨降る夜なんて知らない
あるのはなんでもない今のみで
寝物語のような世界
憧れてもいきたくない


48.野獣
轟き轟けその声よ
我らが鼓動を震わせろ
雪の降る森の奥
あしきものども従えろ


49.りぼん(包装用)
切り取られ使われ捨てられる
そんな人生
もういやだ

再利用なんてしてくれない
そんな悪魔をじっと見た


50.愛情嫉妬
祝福の声は近くて遠く
憎悪の声は遠くて近く

愛された祝福と
愛された憎悪と

一身に受けたら
もうぼろ切れさ


51.砂漠
荒れ果てた土地は
畑を認めず

辰を下ろすことすら
吉としない


52.拘束

羽をもがれて
鎖で繋がれたなら
疑うことを忘れるな


53.苦渋
行くというのか
重苦の先にある道を

降り注ぐ痛みは
雪のごとく積もる


54.
明くる日はきっと素晴らしい
そう信じて進もうか
たとえ涙が降ろうとも
我らの足は止まらない
これぞ英雄への一歩なり
決して振り返らずに歩み続けよう


55.罪
無力とは罪なのか
力なきものは死に行くのみ

有力とは罪なのか
力あるものは殺されるのみ

どちらも罪なら皆いなくなる


56.愛情
愛し愛され
殺し殺されよ

殺し愛の行く末は
きっと誰もが行き着く先


57.エンゲージリング
輝いた箱はもう曇って
鈍い光りは錆び付いた

あぁ悲しき人生よ
人という物はそういうものだ


58.おと
からん ころん
おとがした

きれいなきれいなおとたちは
きょうもみりょくをふりまくの

からん ころん
おとがする

きれいなきれいなおとたちの
ささやかなさけびきいてくれ


59.雨
曇りないそんな目で
世界を照らしておくれ

大丈夫さ
君は沢山いるからね

今愚かなる者達に
生命の祝福を


60.移行
追憶は今日も駆ける
過去の僕を置いてって

何時もなんてなくて
新しいものしかなくて

それでもいいだろう
それがいいだろう


61.不死
幾時を過ごし生きてきた
そんな僕に死はなくて
移る時に取り残されて
それでも惨めに生きている
誰もそばにはいてくれなくて
泣きながら小さな声で歌うんだ


62.ひだまり
柔らかな暖かさを
その身に宿して
君は今日も
笑いかける

君の暖かさは
今日も僕らの心を
溶かすんだ


63.
おなかがすいたらなにたべる?
なにをたべてもおいしいね

おなかいっぱいでなにたべる?
なにをたべたらまずいかな?

まずいものはなにもない
だからたくさんたべよう?


64.深海
くらいくらい
ここはどこだろう

ひろいひろい
この空間で

小さなシャボン
天に昇って
弾けて消えない

くらいくらい
ひろいひろい

さびしい


65.ダメ人間
なにしよう
なにもしない

頑張ろう
諦めた

そんな人生
僕は正しい

間違ってなんかない


66.愛とは
愛ゆえに人は笑い
愛ゆえに人は泣く

愛ゆえに人は死に
愛ゆえに人は殺す

愛がなければ人ではない?


67.謀反
翻された旗は
正義とは言えなくて
翻す前の旗も
正義ではなくて

何が正しいのか
それは誰にも分からない


68.
小さく少なくやったことが
今日もまた大きくなる
ずっと手にしていたものを
示すときが来た


69.
消えるもの
消えないもの
皆集まって
進もうか
傍にいられる
喜びを


70.
妖精たちの楽園は
今なお枯れることはない
奇怪な言葉を囁き合い
訪れる人を閉じ込める


71.
君の冷たさに慣れたのに
急に暖かくなった

ころころ変わる
君の魅力に
僕はついていけない


72.猫
まん丸毛玉
転がって
君はまた
走り出す

天の邪鬼な君に
僕からの贈り物


73.
音は色づき世界に変える

透明から色へ
色から透明へ

移り変わらぬものはない


74.乗り物

多くの塊を乗せて
今日も彼は走り出す

彼らの波は連なって
やがて塊を消し飛ばす


75.
ゆずゆずゆずっこ
さんみとうまみ
おいしいゆずっこ
たべたいな


76.秘密基地
今日も集まる秘密基地
僕らだけの秘密の会議
大人なんて知らないよ
僕らの出会いを壊さないで


77.カード
薄い紙切れに込められた価値
どうやっても叶わなくて
今日も手を伸ばす

一攫千金なんて言うけれど
結局みんな同じになる


78.動物園
閉じこめられた意思達は
今日も檻で泣き叫ぶ

叫ぶ姿を眺めつつ
悪魔は今日も笑ってる


79.
千年先に何を残すか
朽ち果てることのないものを残すか

なにもないこの場所に何を残すか
形あるものを残すか

すべてが朽ち行く時のなか
何を残して進もうか


80.水晶
透明な輝きも桃色の輝きも
みんなみんな同じもの

沢山あって沢山割れる
そんな仲間と旅に出よう


81.わらび餅
もちもち
ふわふわ
やわらかい

おいしい
たべもの
たのしいな


82.
薄暗くて恐ろしい
そんな気配の元
僕らはなぜ生きるのか
幾時を越えて
今 証明して見せよう


83.海
悲しみに溺れる前に
私はきっと浮かぶでしょう

これが私である限り
それが貴方である限り

だんだん増えてく悲しみは
今日も溶けては溜まってく


84.
温かい
そんな温もりをください

凍えた私に温度は分からない
だから溶かして暖めて

忘れ去った温もりを
どうか私にもう一度


85.
一歩 二歩 三歩
歩いて歩いて
進んだ先に何がある
僕らの道は何処へ続く

歩いて休んでまた歩いて
そうして進む旅路には
きっと希望が待っている


86.秒針
ちくたくちくたく

ぼくらはすすむ

ごーんごーん

かねはなる

くっついてはなれてまたくっついて

そうしてぼくらはすすむんだ


87.いつも
普通の素晴らしさを
いつもの有り難さを
今になって思い知った

それらを忘れぬよう
生きていこう


88.
口に含んで
噛んで
飲み込んで

空腹
満腹
ごちそうさま

沢山食べて
沢山寝て
また明日


89.色は色々
無色と有色
どちらがいいのか

色が無ければわからず
色が多ければ騒がしい

中途半端な中間を
望めばいいと気づかない


90.
今日も旅立つその世界
仲間とあって旅をする
悲しみを背負うこともあるけれど
一人じゃなければ大丈夫


91.草原
そよ風の音がする
草の音が小さく聞こえた
心地好い陽の光が降り注ぐ
ああ この時間よ
止まってくれ


92.睡眠
眠れる森へ
誘われ
僕は今日も
忘れ去る

笑った顔を
泣きじゃくる姿を
すべてを忘れて
明日を待つ


93.
何一つ
変わらない光景は
あの日々を
思い出させる

共に笑い
共に泣き
共に歩んだ道よ

決して
閉ざされるな


94.
からん ころん
広がっていく

からん ころん
きれいな色たち

かわいい きれいな 色たち
今日も たくさん 消えていく


95.
臭くて
嫌われる
それは
今日も
人に
優しい


96.
いつもの日々
いつもの挨拶
それが当たり前に出来ること
その事に感謝して
今日も生きる


97.
新しい事をしよう
新しいものを見よう
全ての発見を
全ての驚きを
探し 見つけ 語ろうか


98.切符
手にした紙は
夢への切符
コピー用紙に込められた
輝かしい夢
その切符を握り締め
さぁ、進もう


99.
ふわふわ
美味しそう
ふかふか
気持ちいいかな

近づいたら消えちゃうのに
近づいたら痛いのに
角度が変わると
よく見える


100.
豪雪の絵
何人たりとも近づけぬ
そう表しているようで
それを眺めながら
一人 本を読みながら
温かい紅茶を飲もうか


101.蜂蜜
あまいの
すっぱいの
なめらかなの
くどいの

みんなちがうこせいがあって
みんなちがうこせいがすき

どんなものでもいっしょだね


102.チョコレート
小さく小さく切り取られ
溶かして固めて削られて
一瞬の命のために
時間をかけて作り出す
儚いからこそ美しい
儚くあれと願うのみ


103.
キラキラキラ
揺れる遠くの光
人工的な蜃気楼
決して勝てぬその光は
今日も人を惑わし誘惑す


104.童謡
秘密の言葉を紡ごうか
旋律に乗せた小さな欠片
雪を待ったり ものを助けたり
そんな不思議でよくある物語
今は天が泣いている
さあ 空を励まそう


105.虹
鳥籠から飛び出して
昨日の自分を変えに行こう
空は私を祝福し
天からの贈り物を授ける
すぐに消えてしまっても
今の私には十分さ


106. 時計
ピッピッ

一定リズムで刻まれる音
感情のない音
抑揚のない音

気が狂いそうになるほど
聞き続けたその音は
今日も私を蝕むの

ピッピッ ピッピッ ピッ


107. りんご 森 かつら
赤い果実を手に取って
緑の中で一息を

ため息一つそのあとに
黒いものが落ちてきた


108.二進数と十進数
あなたとわたし
言葉はないの
伝わらないの

わかり会いたいのに
通じ会いたいのに
わからないの

同じ言葉を表すのに
どうしてなにもわからないの

話したいの
笑いたいの
一緒に歩きたいの

109.言葉
伝えたいことがある
表したいことがある

うまく言えないことがある
うまく表せないことがある

なんでかな
どうしてかな

自分でもわからない文字の羅列
周りがわかるはずないね

110.ツンデレヤンデレきえろ
愛じゃない

なんて言わないから

せめてお互いが幸せな

そんな普通の愛をください

111.リュック
ぶら下がって並べられ
貴方に取られて出ていくの

いつも一緒に出かけてね
貴女をそっと見つめるの

なんでもいってね
期待に応えて見せるから

112.ドア
開いて閉じて
開けて閉めて

反対なのに同じ
同じことなのに違う

不思議でわけがわからない

113.ロード
長いな永いな
ずっと待ってる
なにもできない
つらいなぁ

115.LINEでおやすみ
聞こえない声で挨拶を
声のない挨拶だって伝わるさ
ここみたいな場所だって
声がなくても話せるから

116. ぽかぽか
ぽかぽか
ちょっと眠いね
ぽかぽか
暖かいね
ぽかぽか
心が落ち着くの
ぽかぽか
ほら 一緒にいよう

117.二次元
愛に形はないって言うけれど
声に形はないって言うけれど

貴方には伝わらないの
貴女に伝えたいの

声も愛も伝わらない
どうしてこんなに悲しいの

118. 朝日
金色の光は僕の目に突き刺さり
僕を現へと誘う

抗うことも出来ず
ただ僕は身を任せる

ああ この時がなくなればいいのに


119.偽り
偽りを言われて
なにも否定できなくて
追い込まれてく現象に
すべて投げ出したくなった
今更止めないでよ
もう いいでしょ


120. 釈迦
生まれて
崇められて
褒め称えられる
そんな人生
そんな人

なってみたいと思うかな
羨ましいって思うかな

常に人のためにあり
人を導き生きていく

そんな人生つまらない
そんな人生楽しくない

だからねほらね
こっちにおいで


121.釈迦(たて読み)
白樺の木よ
闇夜に浮かべ
彼らを照らす光となれ


122. 布団
暖かい
くるまれ丸まる
僕の意思

離してください
逃げれない


123. 衛星
今日も眺める青いもの
君より少し速く回るの

くるくるくるくる

いつになったら違う顔が見られるかな


124. 逃げ水
歩いても
辿り着かない
楽園は
今日も僕を
惑わすの


125. 茄子
つるつる
ちくちく
いたいいたい

君は好きではないけれど
君を好く人いるからね


126. 話
話し合って
求めあって
そうして僕らは生きていく

これでいいと言い聞かせた
そんな日々はもうこない


127.折り畳み傘
小さく小さくなって
脆くてすぐに捨てられる
そんな僕らの一生は
容易いものではありません


128. 実験
あとになってわかること
なにをされたかわかること

なにもそのときわからない
だからりようされるのです

わたしのいしはないのです


129. 水蒸気
ふわふわ
あつあつ
もくもく

楽しいの
触れないの
触りたいの

なんでかな


130. 太陽
きらきら
眩しいね
さんさん
暖かいね

ずっと僕らを見守ってる
そんな存在
僕らを暖めてくれる
そんな存在

今日も僕らは彼を見上げる


131. 子ども
小さな体に夢を詰め
今日も走り出す
何があるかわからない
そんな毎日
冒険だ


132. 風
凍える風は
まだ早い
言葉の風は
吹き荒れる
寒いようで
暖かい
そんな風は
今日も吹く


133. 朝(瞬哉side)
気だるい朝。目を開ければ君がいて。心から安心するんだ。まだ、私は一人じゃない。


134.恐怖(あきside)
目を開けて 君がいない

そんな恐怖 要らなくて

君がいない そんな日常

つまらなくて 寂しくて

君に飽きる そんなこと

考えたくなくて 目を閉じて

今日も笑って 挨拶を

今日も僕は 依存する


135.道
過ぎ去る道は
過去の道

進む道は
未来の道

進んだ先の
世界では

きっと空が
綺麗でしょう


136.イタズラ(瞬哉side)
ふらり ふらり
廊下を歩く
冷たい石に
乗せられた絨毯
その感覚が嫌で
石の上を歩く
君が来るまであと10分
ただ石の上を歩こうか


137.安堵(瞬哉side)
私を追いかけて来てくれる
その安心感が私を包む
焦った顔の君が手を掴む
その顔にひどく安堵を覚えた
私の行動に君が一喜一憂する
それを見て今日も密かな感情は育つ
もっともっと君を困らせたい
そして私を安心させて


138.一緒(瞬哉side)
君を知って
君と話して
君と出掛けた
たったそれだけ
それの繰り返し
それでも私は
君の隣にいたい

139.依存(瞬哉side)
君がいなくなるのが怖くて
君の側に居たくて
今日も君の言葉を聞く
君が言ったことを
叶えたくて
君のためなら
なんだってしてみせる
だからお願い
消えないで


140.人(瞬哉side)
周りなんてただの騒音で
煩いだけのものだった
なのに君だけ違ったの
君はちゃんと 人 だった
私の中の人は君だけだから
君がいないと私はもう
この騒音を歩けない


141.評価(瞬哉side)
騒音たちの評価は
興味がなくて
ただ一人
君から貰える言葉が
評価が
私の生きる意味なんだ


142.試み(瞬哉side)
周囲なんか興味なくて
ずっと一人でいいと思ってた
人なんていないんだって思ってた
でもそれは違くて
君を喜ばせたいのに
私の中に渦巻く情報は
君を喜ばせられなくて
それが悔しくて
少し本を手に取ったんだ


143.嫌い(瞬哉side)
思い詰めた様な顔
私の嫌いな君の顔
その顔をしてるとき
君は良くないことを考えてる
だからその顔を変えたくて
また私は調べるんだ
君を笑顔にするために


144.必要(瞬哉side)
何かしなくちゃって思うんだ
君に捨てられないように
だってそれ以外わからないから
尽くす以外にどうしたら
一緒にいてくれるの
どうして何も答えてくれないの
ねえ 教えてよ
私を必要としてよ


145.冒険(瞬哉side)
君の手を取って走り出すんだ
君のために用意した銀の翼へ
突き刺さる太陽の下がいいかな
暗い暗い穴の中がいいかな
どこへだって連れていくよ
それが私にできることだから


146.調査(瞬哉side)
薄暗い山の中
一人でただただ登る
昔なら楽しかった
なのに今は楽しくない
少しも楽しくないかと言われたら
嘘になるけど
君がいないだけで
世界はこんなにも色褪せるんだ
ああ 早く帰って君に会いたい
君にあってただいまって言うんだ

2015/11/21 までの
なにもない世界が愛おしくて
ものの溢れた世界が疎ましくて

ものがあると言うことは嘘が生まれると言うことで
ものがないと言うことは嘘がないと言うことで

なにもないと言うことは素晴らしいこと

何故その素晴らしき世界を神は壊してしまったのだろうか

私が神であるならばきっと何も生まなかっただろう

なにもない素晴らしい世界できっと一人生きただろう



偽りに偽りを重ねる世界

終わりにしよう

なにもない素晴らしき世界に戻そう

さあ、終幕だ


偽りのない世界に戻すために











偽りをなくしてしまおう



















偽りは要らないのだろうか













偽りがあるからわかること
偽りがなければわからないこと

偽があるから真がある
偽がなければ真はない

あるからこそないがある

あるがなければないはない

からこそ美しい世界

あるがあるからこそ素晴らしい



対でできた世界

続けよう

偽りの中に真実をおく世界を

さあ、開幕だ


偽りすら美しい世界のために

こんにちはっ
桜美林大学 文芸サークル カキ☆コミ です!

主に私たちは、小説や詩を書く活動をしています。
また、11月ごろには、学際にて部員の作品をまとめた文芸誌の販売もします。
さらに課外活動として、古本屋巡りや博物館見学なども行っています。


今のところいる部員は

伊花秌樹(いばな あき)
橄欖瞬哉(かんらん しゅんや)
荒畑辰吉(あらはた たつよし)
行重降雪(いくえ こうせつ)
羽鎖擬(うさぎ)

以上の五人です。
今後は週一で各部員が小説や詩を連載していきます。
また、Twitterも頻繁していきますので、どちらもよろしくお願いします!