まず、急性白血病と診断されてる前の経緯までを書こう
物語は、11月の初めから始まる
たしかに最近かなり疲れていて、週末でも疲れが抜けない日々が続いてた。
まあ、仕事が忙しく、月、火曜から東京へ出張して金曜の最終で帰ってくる生活が5ヶ月くらい続いていたので、そのせいだと思っていた。
日曜も打合せで、休みは土曜しかない生活がつづいていた。
しかし、風邪の兆候やその他の兆候がないのに熱が出るようになった。
38.5度くらいの熱が出て、解熱剤を飲めば治るということが、11月8日に起こった。
この件で9日に病院に行ったが、今、熱が出ていないと「ニンニク注射とかしかないね」と言われ、血液検査もしないで返された。
ここでニンニク注射を打ったのだが、その次の日に、今までなったことのなかった、注射の跡が、青タンになるという現象が起こった。
今、思えば、これがもう血小板が足りない現象だったのだろう。
この週は、そのまま東京へ火曜から木曜まで出張。
金曜にやはり体調がよくないので、病院へ行ってから出社した。
その時も点滴は打ったが、血液検査をしなかった。
これは、俺のミスだろう。
この時点で、今までとは違うかなりの違和感を漠然と持っていたので、自分から血液検査を申し込むべきだった!
まあ、当たった医者が、大学から来ていた若い医者だったのも不運だった。
当然だが、この時の点滴跡も青タンになった。
そうそう、忘れていた。
熱の話より重要な話があったんだった
11月のはじめ頃より、歯茎から血が大量に出血するという症状が出ていた!
これは、歯槽膿漏とかのレベルではなく、常に出血していて、口の中で血がペースト状に固まって、唾を吐くと、真っ赤の血しか出てこない状況であった。
さすがにこれは、参った。
最初は、本当に歯槽膿漏がメチャ悪くなった症状かと思っていたので、2週間も止まらないとさすがに気持ち悪くなってきた。
この症状を抱えながら、17日からまた東京に出張した。
この週は、最悪だった。
なぜなら、毎日、熱が出ていて、解熱剤飲みながら、営業をしていた。
さらに、地下鉄の階段を上に登っただけで、息切れが出るほどだった。
後でわかったが、赤血球が足りなかったようだ。
さすがに、ダウン寸前で、20日、点滴を打った病院へ再び行って、今度は、血液検査をして欲しいと言ってしてもらった。
たぶん、言わなかったら、しなかっただろうなあの医者。
血液検査の結果!
白血球、赤血球、ヘモグロビンが、正常値の約3分の1以下。
血小板に至っては、12万~20万ある値が、なんと2000!
100分の1くらいですわ!
さすがにこれでは、血は、止まんないわ~
この結果をもって、最悪、白血病ですといわれる。
詳しくは、血液内科のある病院でないと見れないといわれて、現在の病院に速攻、行きました。
現在の病院で診察されて、入院するまでの経緯は、また次回!