わたしがわたしであるための。 -2ページ目
じとじと しとしと 降り敷く雨が
ごうごう ザワザワ 叫び出し
ドーンと夜を打ち砕く雷鳴
リンリン しんしん
冷気は凍てつき
沈黙だけが しん と残る
ひとりぼっちを憐れむように
ふわふわの毛布に
ノソノソ 忍び込み
ぽかぽか 甘く包まれて
時計が ぐるとら ごろごろ
針を刻んでいる
うとうと まどろむ隙間に
ふわり 不思議な異界が開く
心は ジリジリ ざらついて
不快な音が きりきり つんつん
脳を刺す
いずれわたしは
サラサラ サラリと
一粒の細砂(すな)になり果てよう
しっちゃかめっちゃか
とっちらかった
それが 愛おしいわたしです


