じとじと しとしと 降り敷く雨が

​ごうごう ザワザワ 叫び出し

​

ドーンと夜を打ち砕く雷鳴

​

リンリン しんしん 

冷気は凍てつき

​沈黙だけが しん と残る

​

ひとりぼっちを憐れむように

​ふわふわの毛布に 
ノソノソ 忍び込み

​ぽかぽか 甘く包まれて

​

時計が ぐるとら ごろごろ 
針を刻んでいる

​

うとうと まどろむ隙間に

​ふわり 不思議な異界が開く

​

心は ジリジリ ざらついて

​不快な音が きりきり つんつん 

脳を刺す

​

いずれわたしは

​サラサラ サラリと

​

一粒の細砂(すな)になり果てよう

​

しっちゃかめっちゃか 

とっちらかった

​

それが 愛おしいわたしです