そもそも1巻が出たのが結構前だったんで
割とどんな話だったか忘れてはいたけれど、
一言で表せば驚きの第2巻、だった。


この漫画とにかく作者の画力がすごい。
美しい人物、多彩な表情、緻密な描き込み。
トルコ?アラブっぽい?雰囲気もとても魅力的。

でも、すっげーわかりにくい。
アクションのコマは誰の体がどう動いてその画面に至ったか全然わかんないし、
1人のキャラの中で髪の毛がツヤベタもトーンも白抜きもあるからコマごとにそれが誰か考えないといけないし、
なんで主人公が自称殺し屋姉妹に狙われたのかわかんないし、
ここから大きく話が展開するのかと思ったら、最終回だし…

そうか、そりゃ打ち切りなるわな…


まぁとにかく画力はすごいので絵だけは上手いので、
いい原作者が付くといいですね、って。
なるべくアクション要素の無い、女の子たくさん出る感じの。
あ、でも男性キャラもちゃんと描けるよ。

画力は素晴らしいのだから。
さてフクイタクミ先生の「ケルベロス」7巻です。

個人的には今一番面白い少年漫画だと思っており。

前巻からまぁ冬子先生のエロ可愛さが大変なので、
なんかこっちが真ヒロインだとか言われてそうだなぁと。
裏表紙でも姫抱っこされてるしw

あっ裏表紙めくったとこのホリポン可愛いなヤバいなっ

しかしようやく、正ヒロインであるところの友恵が巻き込まれたなぁ。
主人公の事情を知らず一方的に守られてるっての、
少年漫画だとなかなか人気出ないパターンだからなぁ。
まぁ友恵だし、これからの巻き返しには期待できるよきっと。

…あぁでもそう言えば、こないだ本誌で掲載位置だけ確認してみたけど、
かなり後ろの方に行ってたみたいなんだよな…
チャンピオンだから即行打ち切りにはならないとは思うけど、心配だなぁ…


以上、感想でした。
今日はもりしげ先生の「フダンシフル!」1巻感想です。

前作「フダンシズム」が中学生編で、これは高校生編。
タイトル変えた意味あんのかな?
まぁ数くんはイズム(主義)ってほど腐男子でもないしなー
てんみこに萌えてるわけでなくて、てんみこで繋がる人間関係が大事なわけで。

で、その大事な人間関係の最もキモな部分。
数くんが密かに想いを寄せるヒロイン・のぞみん。
「ズム」でも割とそうだったけど、「フル」では輪をかけて空気!とんでもなく空気ヒロイン!
そりゃ「ズム」を読んでること前提ではあるし、掲載誌が変わったわけでもないけど、
新シリーズになってタイトルも変わったのに、のぞみんがヒロインだとはっきりわかる描写が無いじゃない。

メイン回が無い。そもそも出番が少なすぎる。さらに数くんと新キャラのキス(未遂?)の件。
なんというかもう、作者もヒロイン変更したいんじゃないかって気がしてくるわ。
人気、出番、もしかしたら作者の愛も六徳さんがダントツだろうしな。

とは言え主人公であるところの数くんの気持ちがそうコロコロ他の女の子に向くとは思えないので、
ヒロインらしい活躍や心情描写は無くても一応名ばかりはヒロインであり続けられはするのかも。

好きなだけ六徳さんやらなんやら描きまくって、連載終わる時が来たら数くんとのぞみんくっつけりゃいいんだもんな。
これだから、そもそも主人公とヒロイン1対1のラブコメに後からライバル女子増やすパターン嫌いなんだよ。
最初っからハーレムものなら気にならないんだけどな。


以上、感想でした。