脂肪肉腫との戦い

脂肪肉腫との戦い

2015年8月14日に腹腔内の巨大脂肪肉腫の摘出手術を受けました。
その後、2016年9月、2017年11月、2019年9月、2020年9月、2021年6月、2021年10月、再発手術を受けました。
私にとってまさに戦いです。
これまでの経過を綴っています。

先週火曜日の8月27日にハラヴェン投与してきました。
22クール目、通算44回目です。
投与後5日経ち、副作用の微熱、倦怠感などはかなりなくなってきました。
最近気になることは手のしびれです。
日常生活に支障はないレベルですが、指先のしびれがやや強くなった気がしています。
薬剤師さんから「冷たいものを持つと痛みませんか?」と質問されることがあり、酷くなるとしびれから痛みも伴うものなのかと心配しています。
まあ、あまり気にしても仕方がありませんね。


ところで8月中旬、3年振りに軽いイレウスになり三泊四日で病院に入院しました。注意はしていたものの、咀嚼が不十分でかつ量がやや多かったため、流れが一時滞ってしまったようです。

痛みが酷く、夜10時に病院で検査を受け、即入院となりました。
幸いにも絶食絶飲だけで済み、翌朝、滞っていたガスと便が排出されました。


その時、単純CTを撮り2か月前と比較した画像で腫瘍の状況も確認できたのでアップします。

(左が今回の画像。胃の中に未消化の内容物が残っているのが分かります。)

 

赤い矢印のところが元腫瘍部分です。中身は液体なので腫瘍の抜け殻みたいになっています。抜け殻と言っても相当大きいです。長いところで12cm、短い7cmくらいあり、計算すると体積は約400mlに相当します。
今年の2月に吸引しましたが、今も大きさは変わりません。腫瘍ではないので増殖することありませんが、非常に邪魔な存在です。
私見ですが、おそらく腹腔内で薄い膜に包まれた一つの構造体ができていて、内容物が吸収されずにそのまま残っているのではないかと思われます。
今度、主治医と相談して再度吸引術を試みてみようかと考えています。
 

こちらは胃の裏に位置していて、やや小ぶりで4cmくらい。

色から判断すると肉腫の状態でなく、溶けている状態であるとの説明が主治医からありました。

その他、まだ肉腫の状態のものも複数あります。

今後も粘り強くハラヴェンを継続していきます。


イレウスの影響で、52キロだった体重が50キロまで落ちました。

身長173センチなので、ガリガリがさらにガリガリになってしまいましたが、イレウスに注意しながら体重を増やして体力増強していきます!