9月13日(19)
  羊水と流れ出て八十年目の秋   鈴木 鷹夫

                                         長浜  勤
 「詩と俳」の融合を唱えた鷹夫。第一句集『渚通り』は詩性が強い句集であり、「鶴」時代の俳句を捨て「沖」掲載の句でまとめた。第二句集『大津絵』は俳諧味。この変化は話題になった。俳人協会賞の受賞は第五句集『千年』。掲句は最後の句集掲載である。作品としての価値は作者の名前つきでのものだが、羊水という措辞が鷹夫らしい。本日は先生の誕生日。
                    『カチカチ山』所収 季語【秋】

今月から始まった蕨句会。帯の初心者句会に位置づけています。これから句会の名前もつけてスタート。市内の方からの問い合わせもあり、参加したいとのこと。蕨の方を優先しますが、市外の方でも近くなら歓迎します。


日高、飯能は麗の会、埼玉県、千葉県、東京の方は川口中央句会にどうぞ。

まともに句会ができない状況が続いています。コロナ禍にくわえて今年の熱中症はかなり厳しいです。蕨の「あいの会」は高齢の方が多く、コロナを乗り越えてきたのに体調をしている会員がでています。しばらく休会になることでしょう。熱心な会員ばかりだったので、なんとか投句だけでも続けて欲しいと希望しています。

 

蕨に初心者句会が発足しました。もちろんベテランの方でも歓迎です。7~9名規模の句会を開催していく予定です。コロナが終息すると定員の規制もなくなるのでしょうね。ただし、潜在意識にコロナへの恐怖があって満席とするのも少し早いと思っています。今後、会場の条件が気にかかります。

 

9月26日の中央例会は本来40人が定員ですが、20人が今の定員です。今回は実施しますので、ご自身の体調によって参加の判断をしてください。