先日の運用考察記事に対するご指摘を頂きましたので、今回は追記記事となります。
目次
1、運用方法
2、編成例
前回の記事では、マシュのバフとアステリオスのデバフを組み合わせた運用についての説明となりましたが、今回はバーサーカークラスの強みの一つである、『被ダメによる高水準のNP獲得』を利用しての宝具運用について周知頂ければ幸いです。
Q、そもそもNPの獲得量はどういう式でなりたっているの?
NP獲得量の計算式には2つの公式が存在しています。
①、味方がエネミーに対して攻撃する際に獲得できる与ダメ型NP計算式
②、エネミーから攻撃を受けることによって獲得できる被ダメ型NP計算式
先ず与ダメ型NP計算式は※様々な要因が計算式に組み込まれているため、特定のサーヴァントを活躍させたい単騎縛りプレイや、極小ターン攻略を目指すようなプレイ以外では計算していられないというのが私の所見です。(※個々のサーヴァント基礎値・1stボーナス・敵のクラス・オーバーキルボーナス・etc...)
それに対して被ダメ型NP計算式は簡単な要因のみの計算式となります。
分かりやすく考えればバフ・デバフさえ付与されていなければ殴られた回数分だけクラス基礎値とほぼ同等のNPを獲得できるという事です。
①味方クラス基礎値
味方の各クラスに応じて設定された基礎値。
・セイバー … 3
・ランサー … 4
・アーチャー … 3
・キャスター … 3
・アサシン … 4
・ライダー …3
・バーサーカー … 5
・シールダー … 3
・ルーラー … 3
・アヴェンジャー … 5
・アルターエゴ … 4
・ムーンキャンサー … 3
・フォーリナー … 3
・アストルフォ(騎) … 1 ※注意
①敵クラス基礎値
敵の各クラスに応じて設定された基礎値。
・セイバー … 1
・ランサー … 1
・アーチャー … 1
・キャスター … 1.2
・アサシン … 0.9
・ライダー …1.1
・バーサーカー … 0.8
・ルーラー … 1
・アヴェンジャー … 1
・アルターエゴ … 1
・ムーンキャンサー … 1.2
・フォーリナー … 1
・ビースト … 1
③攻撃hit回数
各サーヴァントのカードに応じた攻撃回数。
④NP獲得量
スキル・クラススキル・宝具効果・概念礼装により付与される。
この被ダメNP獲得量を利用する事でアステリオスの宝具を連続使用する運用方法がアステリオスのもう一つの強みです。但し、どの相手に対しても運用出来るものではありません。
→運用可能な条件
・攻撃hit回数が多い
当然の事ですが攻撃hit回数が多ければ多いほど獲得出来るNP量には大きな差が出てきます。
・弱体無効・解除、弱体耐性アップのスキル・クラススキルを有しない。
アステリオスは丸裸の状態では非常に脆いです。なので、付与したデバフを解除されたり、デバフ付与を弾かれると途端にやられてしまう危険が跳ね上がってしまいます。
クラススキルにも『対魔力』や『女神の神核』などの常時弱体耐性を有しているサーヴァントが存在するので注意です。
・攻撃力アップ付与・防御力ダウン付与を行わない
実はFGOのシステム上、デバフによる攻撃力ダウンは99.99999...%以上はどれだけデバフを付与しても上昇することはありません。
その為、相手が攻撃力アップを付与したり防御ダウンを付与してくると、その倍率に応じたダメージを受けてしまいます。
因みにダメージ計算式は攻撃力を基点としての乗算となるため、カード性能アップや宝具威力アップなどのバフのみであれば迷宮デバフの運用には問題ありません。
6章のゴルゴーンは全体攻撃で必ずアステリオスに攻撃が向けられる上に、
攻撃hit回数も多いので、アステリオスの迷宮デバフ地獄には最適の相手で有名です。
その他にも、単騎運用をする事でターゲットをアステリオスに集中させ運用する事も可能ですので、運用適正が高そうな相手であれば試してみるのもいいでしょう。
(条件はやや厳しめではありますが、2部1章のアナスタシア戦の動画を参考とします。コマンドコードが実装されていれば完封できたかもしれませんね…)
③、美遊・エーデルフェルト
・宝具効果により味方全体にマーリン以上の毎ターンNPチャージが可能。加えてデメリットは
あるもののリジェネ効果も有している。
・スキル効果によりアーツ性能を向上させ、NP獲得性能を増強できる。
・安定のAカードを3枚持ちで、アーツチェインを組みやすい。
④、アスクレピオス
・スキル効果により全体のNPチャージ、NP獲得量アップを有している。
・宝具効果で全体の弱体解除が可能。序盤に消耗した体力もとリジェネ効果と
スキルによる回復でカバー。保険の為のガッツ付与も有している。
・あと1ターン足りないといった時に嬉しい全体宝具封印も嬉しい。
・やっぱりAカード3枚持ち。