こんばんは〜

名古屋でビーガン弁当

vegefirstをやってるヒロシです

 

醤油によく脱脂大豆と書いてますよね、それはなんでしょうか?

サラダ油で割合の多いのは、大豆油です、大豆の15〜20%は脂質で、おからの様にただ圧力をかけただけでは、絞りきれませんので、有機溶媒のヘキサンが使われます、

昔、寒いときに使い捨てカイロがない頃、燃料にベンジンを入れて燃焼させていました、

そのベンジンの主成分がヘキサンです、発ガン性があるので、油を絞った後は揮発させ、除去する事が、義務付けされています、しかし科学的に100%除去は困難だと思われます、

もし、今の銀行定期預金の金利ぐらい残ったとしても、危ないですよね、

99.99ん%除去してますと言われてもね〜🤔・・・・毎日取るんだし

 

で、油の話はここまでで、その絞ったカス?はどうすんだべ?

 

実はそれを、脱脂大豆として、醤油などの原料として使うんです、

スーパーで醤油、醤油買ったとき、あまり高く無い醤油の裏側みてください、

脱脂大豆、小麦、食塩、アルコールとか書いてますので、丸大豆は比較的、高い物になります、

 

醤油には、大豆をそのまま使った丸大豆のと、上記の脱脂大豆の2タイプがあります、

脱脂大豆を使用した方が、コストも安く、製品になるまでの熟成期間を短くもできます、

丸大豆を使用したものは、発酵に時間がかかり、油を除去してないので、これが、熟成中に脂肪酸とグリセリンに分かれて、醤油、本来の風味と甘みを作ります、

そして、余った油を除去します、油の浮いた醤油って見た事ないですよね、

 ちなみに全生産の80%以上は脱脂大豆を使ってます、オーガニックの国産丸大豆使った醤油は絶滅危惧種です、

 

醤油は本来の製法をしたものですと、微生物が人間に有用な生理活性物質を作り、

主な作用は

各器官の機能を正常にコントロールする
・エネルギーを作り出す
・体の細胞を作る
・免疫力を支える
・抗酸化作用により、体の老化を防ぐ
・酵素やホルモンの働きを助ける

などです、また醤油には、健康や病気、美容、老化、寿命などと深く関わっている“酸化”に対抗する抗酸化作用が、赤ワインやビタミンCなどをはるかに上回る、赤ワインの約10倍、ビタミンCの150倍あることも発見されています。

 

ただ、あくまでも本来の醸造でですので、速醸タイプやアミノ酸添加タイプなどは、ちょっと疑問です、それと脱脂大豆は上記の様に品質の安全性に疑問が残ります、

(あくまで完全にヘキサンは除去してるらしい)

 

醤油は日本古来の天然のサプリと言われいます、野菜など食材にこだわって、調味料が醤油を始め、まがい物では、本末転倒なので、今一つ醤油などの調味料を再認識してくださいませ、

 

醤油の国内消費量は減少してますが、海外の日本食ブームで使用国、海外消費量が伸びています、我々、日本人は、和食と言う世界に冠たる食文化がある事を再度、認識しなければならないのでは,と思います、

 

醤油始め大豆製品を取りますと、大豆は炭酸同化しますので、二酸化炭素を減らし、

コメは炭酸同化はもちろん、水田の保水力で水害も減らしますので、その両方が食べれる、和食,素晴らしいじゃないですか、地球環境も腸内環境もよくなるし、ね〜、

 

vegefirstは天然醸造の醤油を使ってます。