居酒屋に行くと
取り合いずビールみたいに
小児科や耳鼻科に行くと
取り合いず“抗生物質“と揶揄
される位、抗生物質は乱用されていますが
世界的に耐性菌が問題となってます
我々の皮膚や鼻腔の中などにいる
常在菌の黄色ブドウ球菌は普段はなんの
悪さをしませんが、日和見的で免疫が
弱った時に猛威を振います
1950年代にペニシリン耐性の菌種が
出来てその後に、メチシリンと言う
耐性菌用の抗生剤が開発されたのですが
2年後にはこのメチシリンにも耐性が獲得されました
世に言うメチシリン耐性黄色ブドウ球菌
“MRSA“の発現です
MRSAは2年もしないうちに世界を席巻
してしまい
一般的な生物は親から子への垂直に
形質は遺伝されますが
細菌はプラスミッドと言う物で
細菌同士で水平に遺伝情報を
受け渡しできますので、耐性の
遺伝形質はあっという間に広がります
実際、薬剤耐性菌で年間100万人以上が
亡くなっています
今後は手術は成功したけれど
術後感染症で死亡などのケースが
急増する可能性が高いので
冒頭の様に、診療での乱用などは
注意が必要です。


