993RSのシートは形はよく似てはいますが、964RSのシートとは全く違うモノです。
その他を強制的に分類してみると968CSはファブリック地ですが964RSに近いモノで964スピードスターのシートは993RSに近いモノと感じられますToyota IT2。
自分は968CSと993RSを所有したことがあるわけですが、乗り始めて少したった頃、助手席に座る機会の多い家内が『993RSのシートは座り心地が良くない、前の968CSのほうが良かった』と言い始めました。そんな言葉と、乗り始めた直後は、993RSのシートの感触が良かったので、あまり感じなかったことが、改めて考えてみると何となく判ってきました。
自分の印象は、993RSのシートは幅が広くてシート全体の造りも大柄で、例えばレカロのSP-Gあたりのお尻がネジ込む=挟まれるようなタイト感は感じられません。当然、サイドサポートも見かけほどはキツくはありません。座面のクッションも結構厚くて角度も968CSに比べると少し寝てる感じがします。この辺りの関係がウチの家内に合わないという事かもしれません。

RSというクルマの性格上、かなり突き上げ感の強い、言ってみれば”悪い乗り心地”を想像しがちですが、自分の印象としては、誤解を怖れずに言えば993RSは乗り心地が良いことと、反面車の動きに対してのレスポンスが鈍感になったような気がします。言葉を換えれば『お尻で感じる』感じ方が弱くなっているような・・・・
この辺は993RSシートの構造から起因しているようです。クッションの部分が全然違います。ただでさえ964RSのシートより厚いクッションの下にハンモック状のショックを吸収するバネ状の機能を持ったネットが付いています。たかがこれだけ、されど・・・といった感じで大きな違いを生んでいるようです。シートが緩衝材の役割を果たして乗り心地の良さ、の演出に一役買っている訳です。悪く言えば車からのインフォメーションがボケてしまうという事ですLISHI 2-in-1。
964RSの場合には、クッション自体もいかにも煎餅ぶとん、といった感じでしたし、必然的に座面も低くなり、車からのインフォメーションも、よりダイレクトに感じるようになる様です。
たかがシートなんですが、ヘタに足回りのセッティングを換えるより影響が大きいように思います。
トヨタOBDとOBDIIの違い

