1月17日阪神淡路大震災が発生した日が近づいてきました。
もうあの日から27年が経つのですね。
その16年後には東日本大震災という未曾有の震災も発生しました。
あの痛ましい災害はいつまでも記憶から離れません。
でも過去にはもっと凄まじい天災があったのを知っていますか?
色々有るのですが例えば北海道で支笏湖が生まれた支笏火山。
支笏火山は凡そ4万年前に噴火しましたが、もし今同じ場所で同じ規模の噴火が起きたとしたらどうなるでしょう?
それを調べてみるには当時の痕跡が石狩平野に今も残されているのでそれを観察するとわかります。 石狩平野は火砕流によって運ばれてくる火山灰で覆われており、札幌から苫小牧にかけては5m近い火山灰が堆積しています。
つまり今同じ規模の噴火が起きたなら石狩平野は全滅です。
その時発生する被害の大きさは東日本大震災を遥かに凌ぐでしょう。
この時流れてくる火砕流の温度は約500℃位なので巻き込まれた場合どうすれば良いのか。 答えは一つです。 諦めるしかありません。
でもこれでもまだ中ぐらいの天災です。
では過去に起きた生物史上最大の天災は何でしょう?
それもまた巨大噴火です。 ただ支笏火山とは噴火のメカニズムが違います。
マントル下部から巨大な高温のマグマ(スーパープリュームと呼びます)が浮上してきて地殻を破って地上に噴出するのです。
この時大量の玄武岩質マグマが噴出するので洪水玄武岩と呼ばれています。
凡そ2億5000万年前のペルム紀末期に、ロシアのシベリアで巨大噴火の中でも最大の噴火が起きました。
その時は地球上の全生物種の90%以上が絶滅してしまいました。
また現在に一番近い時期で巨大噴火が起きたのは6600万年前の白亜紀末期にインドで起きた噴火です。
この時は巨大隕石の衝突と相まって全生物種の70%以上が絶滅したと言われています。
この噴火と隕石の衝突によって恐竜もアンモナイトも絶滅してしまいました。
ではこれらの巨大噴火が起きた時何故生物は大量絶滅してしまうのでしょう?
それは一言で言うとこの噴火に伴う大量の火山ガスによって地球が酸性化してしまうからです。
もし今この規模の噴火が起きたら人類が生存できる可能性は?
答えは0です。