手裏剣「摩利支天の隠形印」

 

スターシードの写真家 小原里美です。

いつもご覧いただきありがとうございます。

 

摩利支天↓

摩利支天の神写を紹介した日。

何を祀っているのかわからない小さな神社を見つけました。

帰宅後に検索すると神仏分離前は摩利支天を祀っていたとありました。

シンクロです。

こうして答えを教えてくれます。

 

摩利支天の時、忍者が姿を消すときに結んだ印は、摩利支天の隠形印(おんぎょうのいん)ということだけを書きました。

今回は忍者の姿の消し方を詳しく紹介します。

 

摩利支天の隠形印は宝瓶の印(ほうびょうのいん)とも呼ばれ、瓶の中に隠れる意味があります。

相手は目が眩み、印を結んだ者の姿が見えなくなるそうです。

 

神写©小原里美

私の忍者の式神

 

突然ですが、手遊び「ちゃちゃつぼ」を知っている方はしてみてください。

ちゃちゃつぼ ちゃつぼ

ちゃつぼにゃ ふたがない

そこをとって ふたにしよ

最後「ふたにしよ」の形と摩利支天の隠形印はほぼ同じです。

 

摩利支天の隠形印(宝瓶の印)

左手の親指を上にした状態で軽く握る。

左手が摩利支天の宝瓶で、右手でフタをする感じです。

左手と右手を間違わないように。

 

摩利支天の隠形印を結び、宝瓶の中に自分が入りフタをして隠れるのを念じながら、

摩利支天の隠形呪「オン・アニチヤ・マリシエイ・ソワカ」を108回唱える。

 

摩利支天の真言「オン・マリシエイ・ソワカ」と間違わないように。

窮地の時に隠形呪を108回唱えるのは難しいので、事前に107回唱え、いざという時に108回目を唱えたようです。

 

時代劇や漫画などで忍者が姿を消す時に結ぶ印とは違いますね。

元は行者が悪人などから身を守る時に使ったそうです。

 

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