今朝の新聞で写真家の長野重一さんがお亡くなりになったことを知りました。
1 月30日午前4時6分、慢性腎不全のため死去、93歳。葬儀は近親者で済ませたとのことです。
長野重一さんとの思い出は、1999年の写真新世紀 第20回で、ゲスト審査員をされた長野さんに佳作に選んで頂きました。
その後、蒼穹舎の大田通貴さんが長野さんの写真集をよく編集されていたので、蒼穹舎でお会いすることがありました。
いつも穏やかに笑みを浮かべていて、若輩者の私にも優しくして頂きました。
余談ですが、蒼穹舎の大田さんに「里美ちゃんの写真は長野さんに似ているね。」と言われたことがあります。
スウェーデンに行った時にストックホルムのギャラリーで長野重一さんの写真が展示されていたのを見つけて、ここで長野さんの作品に出会えるなんてと感動したことがありました。
私にとって1999年は初めて写真が評価された時期で、長野さんに写真新世紀で佳作を頂いたことで、写真を続けることに勇気を頂きました。感謝しています。ありがとうございました。
長い写真家人生お疲れ様でした。ご冥福をお祈りいたします。
戦後の広島 原爆ドーム
写真集 「長野重一 hysteric Fourteen」から
出版 ヒステリックグラマー 2005年
編集 綿谷修 大田通貴 櫛引万紀
出版記念の展示案内状とサイン
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SATOMI OBARAオフィシャルサイト
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小原里美 出版物
「Ahe'hee」
発売 2010年
発行 beetle
編集 大田通貴
デザイン 原 耕一
sold out
「SWEDEN」
発売 2013年5月27日
発行 蒼穹舎
編集者 大田通貴
デザイン 原 耕一
B5変型 112ページ 3.600+税
「東京は雪」
発行日 2018年2月16日
著者・編集・デザイン・発行者・印刷製本・装丁 小原里美
A5変型 120ページ、写真118点。
2.000円 限定100部
蒼穹舎でご購入できます。