そうだね。
先日、知人が「本当に凄い人ってわざわざ自分が凄いことを言わないし、とても謙虚ですね。」と話していました。
その人は写真と全く違う世界の人ですが、何処の世界でも本当に凄い人って謙虚で威張ったり、自分は凄いんだと自慢したりしないものだと共感しました。
今、この文を書いていて思い出したのですが、私の恩師の森山大道さんに昔、「どうしたら写真家になれますか?」と質問したことがあります。
森山さんの答えは「人との出会い。人が自分を写真家にしてくれた。」でした。
どんなに写真が上手くても、どんなに行動力やコミュニケーション能力があっても、自分の力だけではなれないということです。
どんな人(編集者、キュレーターなど)に出会えるかが大きく写真家としての仕事に影響すること。今までの人生を振り返って、その人に出会たことに感謝しているようでした。
自分の力ではどうにもできない事があることを身に染みてわかっているから出る言葉です。